番外編①『江戸の音を観る・谷中編』

たくさんのお申込みありがとうございました。当落通知は10月下旬頃発送の予定です。

 

締切 10月4日(金)

日時 令和元年 11月10日(日)14:00開演 13:00開場
会場 ミレニアムホール(台東区生涯学習センター・台東区西浅草3丁目25-16)

第一部「谷中五重塔の話」
〇概要
寛永211644・正保元)年に建立された谷中五重塔は、大火によって焼失し寛政31791)年10月に再建されます。その事業をモデルに書かれたのが幸田露伴の小説「五重塔」でした。「谷中のランドマーク」とし親しまれつつも、昭和32年の心中事件により再び失われてしまった五重塔の歴史を紐解きます。
〇講師:浦井 正明 氏(寛永寺長臈)
昭和12年生まれ東京都台東区出身。慶應義塾大学文学部史学科卒業。東叡山寛永寺山内現龍院住職を経て、現在は同寺長臈。元台東区教育委員会委員長。台東区文化財保護審議委員、台東区文化政策懇談会委員、上野の山文化ゾーン連絡協議会顧問などを務める。平成29年10月に台東区文化功労栄誉誉章を受章。

第二部「語り『五重塔』(幸田露伴作より、平野啓子脚本)」
〇概要
谷中の感応寺で、五重塔建立にあたり、すでに本堂建立の実績がある棟梁の源太が請け負うことになった。そこへ日頃「のっそり」と揶揄される大工の十兵衛が、見事な五重塔の雛型を作り、塔の建立を自分に任せてほしいと懇願した。その腕の良さに驚いた住職は…。江戸の職人魂を「語り」でご堪能ください。
〇出演:平野 啓子 氏(語り部・かたりすと、元NHKキャスター)
早稲田大学卒業。東京都歴史文化財団を経てNHKキャスターに。大河ドラマの語り等多数出演。一方、名作・名文を暗誦する「語り」芸術家として国内外で公演。文化庁芸術祭大賞等受賞。平成26年度文化庁文化交流使として海外で日本文学を日本語のまま「語り」で伝え成功を収める。大阪芸術大学教授や武蔵野大学でも教鞭をとる。