20世紀美術の神髄が、今ここに。【国立西洋美術館】「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」内覧会レポート(~2023/1/22)

国立西洋美術館

ピカソをはじめとした比類のないコレクションを誇るベルリン国立ベルクグリューン美術館。

ベルクグリューン美術館の改修を機に実現した本展では、日本初公開76点を含む97点ものコレクションが来日を果した。

今回は、開催に先立って行われた報道内覧会の様子をお伝えする。

展示会場入口

ピカソ、クレー、マティス、ジャコメッティ・・・20世紀4人の巨匠を中心とする個性的なコレクションを誇るベルリン国立ベルクグリューン美術館。その基盤を築いたのは近代美術の収集家ハインツ・ベルクグリューンで、一流の目利きであったベルクグリューンの選び抜いた作品群は、その質の高さゆえに珠玉のコレクションとして世界的に知られている。

本展覧会は、同館のコレクションから精選された97点の作品に、日本の国立美術館の所蔵・寄託作品11点を加えた計108点で構成。日本初公開の76点を含め、ベルクグリューン美術館の主要作品を館外で一堂に展示する機会としてはこれが初となる。

日本初公開作品は76点!

1章展示風景より、左はポール・セザンヌ《セザンヌ夫人の肖像》(1885-86頃)
2章展示風景より。左からパブロ・ピカソ《ジャウメ・サバルテスの肖像》(1904)と《座るアルルカン》(1905)

本展の主軸となるのは、ピカソの「青の時代」から晩年までの各時代を代表する作品群だ。ベルクグリューン美術館が誇るピカソの名作の数々により彼の画業の足跡をたどることができ、さらに、バウハウスを中心とするクレーの絵画34点、マティスの晩年の境地を示す切り絵、ジャコメッティの円熟期の人間像などが加わり、創造性にあふれた20世紀の美術のエッセンスを堪能できる。

序章に続く1章「セザンヌ──近代芸術家たちの師」では、セザンヌの《セザンヌ夫人の肖像》などの肖像画や、ベルクグリューンがオークションで取得して以来愛蔵した《庭師ヴァリエの肖像》などを紹介。

2章「ピカソとブラック──新しい造形言語の創造」では、ピカソの「青の時代」の後期に描かれた《ジャウメ・サバルテスの肖像》をはじめ、1910年代後半〜20年代前半の静物画などを展観。さらにジョルジュ・ブラックの絵画3点をともに紹介することで、2人の緊密な共同作業によってすすめられたキュビスムの展開をたどっている。

3章展示風景より
4章展示風景より

本展出品作のうち、日本初公開35点を含む約半数がピカソの作品。この充実したボリュームによって、ピカソの画業の各時代を代表する名品をじっくり堪能できるのが本展最大の特徴だ。

3章「両大戦間のピカソ―古典主義とその破壊」、4章「両大戦間のピカソ―女性のイメージ」では本展のハイライト作品とも言える《大きな横たわる裸婦》などさまざまなピカソ作品を贅沢に展示。

特にピカソ作品の女性の扱いについては抗議運動が巻き起こるなど紛糾することもあるが、果たしてピカソは彼女たちを男性的な目線で一方的に描いているのだろうか?
これは個人的な感想だが、直に作品と対峙してみると、そこには温かさや優しさといった眼差しも確かに感じ取れる。ぜひ、4章に展示された女性像に込められたピカソの感情の機微をじっくり味わってほしいと思う。

5章展示風景より。左からパウル・クレー《夜明けの詩》(1938)、パウル・クレー《子どもの遊び》(1939)
6章展示風景より

終盤の5章「クレーの宇宙」6章「マティス──安息と活力」ではベルクグリューンのコレクションの中でピカソに次ぐ重要性を与えられるクレーとマティスの作品をそれぞれに展観。

最終章では、第二次世界大戦後の時代に20世紀の二大巨匠としての評価を確立したピカソとマティス、そしてこの時代に円熟期を迎えたジャコメッティの作品によって構成される。ベルクグリューンが直接交流を持ったというこの三人の偉大な芸術家の作品がひとつの空間で響き合うさまは、まさに圧巻だ。

「ヨーロッパの近代芸術は大きく日本からの影響を受けています。それがなければ、ヨーロッパの近代アートが発展することはなかったでしょう。今回の展覧会は日本とヨーロッパの交流をさらに前進させるものでもあり、日本で最初に展示することは非常に大きな意味があると思います」

同館のコレクションを日本で紹介することを強く希望していたというヨアヒム・イェーガー博士(ベルリン国立新ナショナルギャラリー副館長)はそのように語り、本展の開催意義を強調した。

今私たちはウクライナ戦争に象徴されるような騒乱の時代を生きているが、大きな戦争を経験しながら創作を続けた芸術家たちの作品は、私たちに大きな示唆と、この時代を生き抜く生命力を与えてくれるのかもしれない。

開催概要

会期 2022年10月8日(土)~2023年1月22日(日)
会場 国立西洋美術館
開館時間 9:30〜17:30
毎週金・土曜日:9:30〜20:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日、10月11日(火)、12月30日(金)
-2023年1月1日(日)、1月10日(火)
(ただし、10月10日(月・祝)、2023年1月2日(月・休)、1月9日(月・祝)は開館)
観覧料 一般2,100円、大学生1,500円、高校生1,100円
混雑緩和のため、本展覧会は日時指定を導入しています。
チケットの詳細・購入方法は、 展覧会公式サイトのチケット情報をご確認ください。
※中学生以下は無料。
※心身に障害のある方および付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳をご提示ください)。
展覧会公式サイト https://picasso-and-his-time.jp

記事提供:ココシル上野


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誰も観たことのない着物エンターテインメント! 『THEニッポンのおどりSHOWTIME』 11月12日・13日に上野飛行船シアターで開催!

誰も観たことのない着物エンターテインメント!『THEニッポンのおどりSHOWTIME』

世界で活躍中のパフォーマーが参戦!あの人気アイドルユニットも! 前代未聞のヤバすぎ着物エンタメショー

大友千里デザイン株式会社は、令和4年4月にオープンしたばかりの上野飛行船シアターで、令和4年11月12日(土)・13日(日)に『THEニッポンのおどりSHOWTIME』を開催いたします。

 

着物ファッションショー

 

(1)日本の踊り×着物ファッションショー!
これぞ日本のエンターテインメント!日本屈指のプロフェッショナルが集結しました。
世界で活躍するパフォーマーや、ファッションショーと神楽のコラボなど、誰も観たことの無いステージをご覧ください

 

270度プロジェクションマッピング

 

(2)270度プロジェクションマッピング!
今年4月にオープンした飛行船シアターの270度プロジェクションマッピングを駆使した演出は没入感が半端ない!
堅苦しいものと思われていた伝統芸能を刺激的なエンターテインメントに変えました

 

着付け体験!日本髪変身体験

 

(3)5,000円で着物&着付け!5分で日本髪変身体験!
自分の髪でたった5分で出来る日本髪体験が無料!固めないので取ればサラサラ元通り!
着付け体験も無料。5,000円で着物をゲットしてそのまま遊びに行くのもOK!
最強の変身映え写真が撮影できる

 

サカクラカツミ

 

■世界各国で活躍中のパフォーミングアーティスト「サカクラカツミ」が緊急参戦!
国内で生パフォーマンスが観れる貴重な機会です。
壇ノ浦から生き延びた平家が作った踊り「麦屋節」もサカクラカツミの演出により、270度プロジェクションマッピングを活用した迫力の演舞に仕上がっています。

 

仮面女子

 

■No.1地下アイドル「仮面女子」が芸者の踊りに挑戦!
日本髪のかつらに本格的なお引きずりの衣装で一緒に写真が撮れるのは最初で最後かも!
ダンスで鍛えた前代未聞のキレキレかっぽれをご覧あれ。
日本屈指のプロフェッショナルが集結した誰も観たことのない着物エンターテインメント!
この機会をお見逃しなく!!

 

【開催概要】
名称  : THEニッポンのおどりSHOWTIME
主催  : 大友千里デザイン株式会社
日時  : 11月12日(土) 14:00~16:00/18:00~20:00
     11月13日(日) 14:00~16:00
会場  : 飛行船シアター  台東区東上野4丁目24-11
入場  : チケット:5,000円 学生割引3,000円
    ※全席自由席 ※未就学児不可

チケット販売: 【Peatix】 https://odorishowtime.peatix.com

公式サイト: https://www.odorishowtime.com

YouTube  : https://youtu.be/hTnl8gtl8PA

 

【演目】
■オープニング
・サカクラカツミ

■第1章 神話の国
・神楽饗宴【石見神楽×相模里神楽】
・着物ファッションショー

■第2章 漆の国
・平家武士の踊り 麦屋節
・尺八
・津軽三味線
・安来節どじょうすくい
・米節

■第3章 和の輪の国
・江戸の粋な踊り かっぽれ
・藤娘
・深川さわぎ
・阿波踊り
・和太鼓
・みんなで盆踊り

【出演者】
・石見神楽東京社中
・相模里神楽垣澤社中
・関東富山県人五箇山会
・佐藤公基※12日
・瀧北榮山※13日
・椿正範
・橋本大輝※12日
・椿俊太郎※13日
・安藤龍正
・深川おどり
・ねのいろ
・細川千穂有佳(大友千里)
・$(ドル)
・灯連※12日
・華純連※13日
・和太鼓心動隊 動志

【体験コーナー】
・盆踊り(ステージコンテンツとして)
・和太鼓
・着物着付け
・日本髪体験

 

 

記事提供:ココシル上野


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いよいよ鉄道開業150年!文化創造イベント「超駅博 上野」 開催!

〇かつて「東北・信越の玄関口」と呼ばれた上野駅の壮大な駅空間を舞台に、鉄道開業150年の歴史と共に、地域の文化と未来を体感できる文化創造イベント 『超駅博 上野』 を、2022年10月14日(金)~30日(日)に開催します。

〇駅を“つながる”くらしのプラットフォームへと転換する「Beyond Stations構想」の一環として、150年の文化・歴史・まちと“つながる”イベント、地方・暮らしと“つながる”舞台や食の提供、駅や車両などの鉄道資産を活用した新しい価値を創造します。

〇また、現代の最先端技術を駅空間において展開し、未来と“つながる”今までにない新しい体験創造に実験的に取り組みます。

 

「超駅博 上野 ~停車場から文化創造Stationへ~」
コンセプト:文化とは、カタチなく伝承されてきた軌跡。150年を超えろ。
概要:上野駅は、文化創造ハブ(拠点)として、新しい駅や旅の姿を提案します。
2022年対象地域は「新潟・佐渡」。鉄道開業150年の歴史を振り返りながら、伝統芸能や食などを最先端技術と共に楽しみ、文化を体感し、創造するイベントです。

 

 

1 文化・歴史・まちとつながる ~タイムトリップ150年~
(1)現実を超える旅「AR車両フォトスポット」

〇日時:2022年10月14日(金)~16日(日)、28日(金)~30日(日)
 各日 11:00~16:00 (30分毎入替制) ※10/30(日)のみ15:00終了予定
〇会場:上野駅15、16番線ホーム前
〇内容:AR(拡張現実)技術を活用し、上野と上越、北陸を長年つないだEF64形電気機関車、新潟エリアで通勤車両としても活躍した115系電車の鉄道車両を展示します。
 ※AR技術の詳細は「参考1」参照

 

 

フォトスポットでは、2パターンのAR車両の並び方を選択できます。
①115系電車 2編成 (湘南色・新潟色)
②115系電車とEF64形電気機関車
お好きなパターンを選んでいただき、AR車両とお客さまの記念撮影ができます。

 

 

また、AR車両を上昇させ、通常は見られない車両下部の様子や、精巧に再現された115系電車のインテリアをご覧いただけます。その他、115系電車を思い起こさせる車両動作音BGMがお楽しみいただけるほか、前照灯が点灯したり、サボ(行先表示器)が変化したりと、AR車両ならではのさまざまなトリックをご体験いただけます。

※ご参加には、JRE MALLページ (https://www.jreastmall.com/shop/c/cI9xx/)より、「115系電車・EF64形電気機関車 ファイル&コースターセット(税込2,000円)」の購入が必要です。
(10月28日(金)~10月30日(日)の販売分については、10月4日(火) 14:00~発売開始)

 

 

注1:定員に達し次第、販売を終了させて頂きます。
注2:電子チケットのため、当日のイベント参加にはスマートフォンが必要です。
注3:電子チケット1枚につき1組(大人1名、子供2名まで(12歳以下) 1回まで参加可能です。商品はイベント当日に現地にてお渡しします。
注4:他駅から列車にご乗車のうえ、イベントにご参加の場合は、JR東日本 上野駅を区間に含んだ乗車券類をご購入下さい。改札外からイベントにご参加の場合は、JR東日本 上野駅を区間に含んだ乗車券類または入場券のお求め、もしくはIC入場サービス「タッチでエキナカ」で、ご入場ください。
 入場券、IC入場サービスのご利用時間は発券もしくは入場時刻から2時間以内となっております。2時間を超えた場合は、2時間ごとに入場料金が必要となります。

 

(2)上野「まち・えき」スタンプラリー 「150年をめぐる旅」
〇期間:2022年10月14日(金)~10月30日(日)
〇会場:上野駅~上野駅周辺~御徒町駅 10箇所
〇内容:上野エリアの150年の文化や歴史を体感していただきながら、上野駅や周辺地域をめぐるデジタルスタンプラリーを実施します。
〇協力:上野駅周辺全地区整備推進協議会、上野観光連盟、台東区
○参加方法
① ご自身のスマートフォン端末から「SpotTour」アプリをダウンロードしてください。
② 「SpotTour」アプリ内の検索画面からツアーコード「61500」を検索し、『上野まち・えき回遊スタンプラリー「150年をめぐる旅」』を選択し、「参加する」のボタンを押してください。
③ アプリのマップ上に表示されているスポットの近くまで移動すると、アプリ上にてそのスポットの過去の風景画像とキーワードが入手できます。
④ 10箇所全ての画像とキーワードを揃え、上野駅の「駅たびコンシェルジュ上野」までお越しいただけると、記念品(特製ポストカード)がもらえます。
 ※記念品受け渡しは、実施期間中「駅たびコンシェルジュ上野」の営業時間内に限ります。

 



 
(3) ジャイアントパンダ来日50周年記念ワークショップ
〇日程:2022年10月29日(土)
〇会場:上野駅3階公園口改札脇連絡通路
〇内容:ジャイアントパンダ来日50周年を記念し、下絵のついたトートバッグに色を重ねていくお子さま向けのワークショップを開催します。
 ※実際はトートバッグの生地の質を活かした、水彩テイストの仕上げになります。
〇協力:アーティスト NiJi$uKe(土居 虹亮)
〇参加方法:JRE MALLより事前にご購入ください。
 ①販売期間   2022年10月4日(火) ~ 2022年10月29日(土)
 ②販売ページ  https://www.jreastmall.com/shop/c/cI9xx/
 ③販売価格   3,300円(税込)

 

 

2 地方・暮らしとつながる ~新潟・佐渡地域の文化を多様な視点・手法で発信~
(1)伝統芸能五感体験・地域の多様な魅力発信・創造

○期間:2022年10月14日(金)~10月16日(日)
○会場:上野駅 中央改札外グランドコンコース
○内容:佐渡を知る・体験する・行きたくなる3日間。55インチの3面特大パネルなどによる佐渡文化紹介のほか、伝統芸能の実演、専用ディフューザーによる香りなど、各種イベントを実施します。
〇主なイベント:伝統芸能「鬼太鼓」・民謡「佐渡おけさ・相川音頭・両津甚句」実演
 佐渡出身Youtuberによる「佐渡おけさ」動画配信
 Slow Neighborhood※ 発表会「20歳が仕込む佐渡学校蔵の酒」
 ※地方・都市を身近に感じ、楽しむJR東日本の新しい取組み
 ※詳細は、公式HP(https://www.jreast.co.jp/tokyomovinground/exhibition/chouekihakuueno/)をご確認ください。

 

(2)五感体験型 新潟産直市
○日時:2022年10月25日(火)~10月30日(日)10:00~20:00予定
 ※最終日(30日)のみ18:00終了
○会場:上野駅 中央改札外グランドコンコース
○内容:55インチの3面特大パネルで、まるで現地を実際に訪れているかのような映像をご体験できます。また、指向性スピーカーや専用ディフューザーにより、現地の音や香りを表現。風景・音・香り・味・手触りを感じながら、各地の地産品などを販売します。 10/29(土)には等身大アバターによる新潟案内、10/30(日)には長岡・摂田屋地区とのライブ中継も予定しています。※五感体験装置は「参考2」参照
〇 参加方法:どなたでもご自由にご参加できます。(参加者多数の場合、入場制限あり)

 

(3)「拉麺STAND」 誕生!最新ラーメン自動調理販売機で新潟ラーメンを体験
○日時:2022年10月14日(金) 9:00 開業
○会場:上野駅 新幹線改札内コンコース地下3階 待合室前
 ※改札外からご入場される場合は、JR東日本 上野駅を区間に含んだ新幹線の乗車券類または上野駅入場券をお買い求めください。
 IC入場サービス「タッチでエキナカ」・在来線の乗車券類ではご入場いただけません。
○内容:上野駅地下3階新幹線コンコース待合室前に、地域の味と地域情報を提供する「拉麺STAND」が誕生。アメリカシリコンバレー発のスタートアップ企業「Yo-Kai Express Inc.」と共に、上野駅構内で地域のラーメンを再現。第一弾は、新潟燕三条エリアの「背脂ラーメン」を開発しました。
〇販売価格:980円(税込) ※Suicaなど交通系電子マネーの決済のみとなります。

 

 

3 未来とつながる ~『超駅博 上野』 で活用されているデジタル技術~
①今回実施する「AR車両フォトスポット」は、AR技術を用い、鉄道開業150年にふさわしい歴史的な鉄道車両を、実際に営業している屋内の駅空間に正確に配置する、鉄道業界では世界初の取り組みです。
②五感体験型産直市などでは、五感体験を提供する技術(三面特大パネル、指向性スピーカー、ディフューザーなど)により、風景・音・香りなどを感じながら、従来とは異なるコト体験の物産展をお楽しみいただけます。デジタル技術を活用して地域の文化や芸術を、より身体的にリアル体験いただけます。
③フードテックを活用し、お客さまに地方の豊かな「食」を提供するプラットフォームを構築します。
Yo-Kai Express Inc.が手掛ける「調理機能付き自動販売機」 が、最短90秒程度で調理します。

 

■「超駅博 上野」 公式HP
https://www.jreast.co.jp/tokyomovinground/exhibition/chouekihakuueno/


 

参考1>AR(拡張現実)技術について
1.鉄道車両3Dモデリングにおける採用技術

半世紀近く走り抜いた、長い歴史を持つ115系電車とEF64形電気機関車を、「あたかも本物の車両」としてARで出現させるため、さまざまな方向から撮影した大量の写真を合成して3DCGを生成する、「フォトグラメトリ」技術を採用しました。CG表現においては、車両の経年変化、傷、補修跡なども再現し、車両本体の鋼材や塗装の質感、車両内は座席モケットから網棚、つり革に至るまで、忠実に表現しています。この、過去に例をみないハイクオリティな鉄道車両3Dモデリングは、SoVeC株式会社の撮影・開発技術によりKDDI株式会社が提供しています。

 

 

2.AR表示におけるVPS技術 (画像から正確な位置測定を行う技術)
ハイクオリティな車両モデルを、上野駅の線路にARとして正確に表示し、プラットホームや駅構内の柱といった構造を認識して車両の立体感や奥行、構造の影に隠れる表現を行うなど、リアリティを徹底的に追及しています。
今回のコンテンツはSoVeC株式会社、KDDI株式会社が共同開発した「XR CHANNEL」アプリで実現しています。また、駅舎内で正確にARを表示するため、ソニーグループ株式会社のVPS(Visual Positioning System)技術を採用しました。
駅構内の詳細な3次元地図データを作成し、正確で圧倒的なAR体験を実現しました。

 

 

3.上野駅15、16番線ホームに出現するAR車両表示イメージ
あたかも本物の車両が上野駅のホームに停車しているような、迫力満点のAR車両が出現します。

 

 

<参考2>五感体験装置および技術について
概要

2022年10月14日(金)から10月16日(日)、ならびに10月25日(火)から10月30日(日)までの間、3面特大パネル、指向性スピーカー、ディフューザー、光による床面案内によって、風景・音・香りなどを感じながら、新潟・佐渡地域の文化をお楽しみいただけます。この取り組みは、JR東日本が主催するモビリティ変革コンソーシアムのFuture Lifestyle WGの実証実験の一環です。

 


 

記事提供:ココシル上野


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【国立科学博物館】国立科学博物館×劇場アニメ「ぼくらのよあけ」コラボレーション決定!

国立科学博物館
国立科学博物館×ぼくらのよあけコラボビジュアル
Ⓒ今井哲也・講談社/2022「ぼくらのよあけ」製作委員会

国立科学博物館は、2022年10月21日(金)より全国公開する劇場アニメーション「ぼくらのよあけ」とのコラボ企画を実施します。

本企画では、常設展示・地球館2階「日本の宇宙開発」コーナーで一部展示物を映画のキャラクター達が解説するパネルを設置するほか、宇宙化学(隕石)を専門とする理工学研究部の米田成一部長によるコラムなども掲載したコラボMAPの配布や、映画のキービジュアルを使用したフォトパネルの設置を2022年9月27日(火)~11月13日(日)までの間で行います。

 

【会  場】国立科学博物館 上野本館 (東京都台東区上野公園7-20)
【開催期間】2022年9月27日(火)~11月13日(日)(予定)
【入 館 料】一般・大学生:630 円(団体510円)、高校生以下および 65歳以上無料
※本企画は上記常設展示入館料のみでご覧いただけます。
【休 館 日】毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
【入館方法】入館の際は、当館ホームページからの事前予約が必要です。
https://www.kahaku.go.jp/news/2020/reservation/index.html
【webサイト】http://bokuranoyoake.com/(アニメ公式HP)
【主  催】主催:独立行政法人国立科学博物館 / エイベックス・ピクチャーズ株式会社

 

・「ぼくらのよあけ」×国立科学博物館コラボレーション内容

(1)コラボMAPの配布
宇宙化学(隕石)を専門とする当館の研究者 理工学研究部長の米田成一によるコラムなども掲載したコラボMAPを配布します。

(2)フォトパネルの設置
映画のキービジュアルを使用したフォトパネルの設置します。

(3)映画のキャラクター達による常設展示の解説
常設展示・地球館2階「日本の宇宙開発」コーナーで一部展示物を映画のキャラクター達が解説するパネルを設置します。

 

▼コラボMAP

コラボMAP表面
コラボMAP中面

 

・「ぼくらのよあけ」とは

「ぼくらのよあけ」は「月刊アフタヌーン」(講談社刊)にて連載され、日本で最も長い歴史を誇るSF賞である星雲賞候補にもなった、今井哲也の傑作SFジュブナイル漫画。
阿佐ヶ谷団地に住む小学4年生の沢渡悠真(CV:杉咲花)と仲間たちが、ある日、沢渡家の人工知能搭載型家庭用オートボット・ナナコ(CV:悠木碧)をハッキングした未知の存在を宇宙に帰すために奮闘する、ひと夏のSF冒険物語です。

 

・作品情報

■作品タイトル:「ぼくらのよあけ」
■公開日:10月21日(金)全国公開
■本編尺:約120分
■上映劇場:https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=QbVJp6m0
■主題歌:三浦大知「いつしか」

【CAST】
杉咲 花(沢渡悠真役)
悠木 碧(ナナコ役)
藤原夏海(岸 真悟役)
岡本信彦(田所銀之介役)
水瀬いのり(河合花香役)
戸松 遥(岸 わこ役)
花澤香菜(沢渡はるか役)
細谷佳正(沢渡 遼役)
津田健次郎(河合義達役)
朴 璐美(二月の黎明号役)
横澤夏子(岸 みふゆ役)ほか

【STAFF】
原作:今井哲也「ぼくらのよあけ」(講談社「月刊アフタヌーン」刊)
監督:黒川智之
脚本:佐藤 大
アニメーションキャラクター原案・コンセプトデザイン:pomodorosa
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督:吉田隆彦
虹の根デザイン:みっちぇ
音楽:横山 克
アニメーション制作:ゼロジー
配給:ギャガ/エイベックス・ピクチャーズ
製作:2022「ぼくらのよあけ」製作委員会 ほか

■ムビチケ情報:インターネットで座席指定ができる前売券ムビチケカード好評発売中!
価格:¥1,500(税込)
特典:「ぼくらのよあけ」2049年カレンダー ※先着順、無くなり次第終了

<INTRODUCTION・STORY>
講談社「月刊アフタヌーン」で連載された傑作SFジュブナイル漫画「ぼくらのよあけ」(原作:今井哲也)が、この秋、ついに劇場アニメ化!
「頼みがある。私が宇宙に帰るのを手伝ってもらえないだろうか?」
西暦2049年、夏。阿佐ヶ谷団地に住んでいる小学4年生の沢渡悠真は、間もなく地球に大接近するという“SHⅢ・アールヴィル彗星”に夢中になっていた。そんな時、沢渡家の人工知能搭載型家庭用オートボット・ナナコが未知の存在にハッキングされた。「二月の黎明号」と名乗る宇宙から来たその存在は、2022年に地球に降下した際、大気圏突入時のトラブルで故障、悠真たちが住む団地の1棟に擬態して休眠していたという。
その夏、子どもたちの極秘ミッションが始まった―

【映像】
■本予告:https://youtu.be/9bUp95kxpqk
■特報第二弾:https://youtu.be/3SexCAZA4Oc
■特報第一弾:https://youtu.be/61TcYlnrm_c

【アニメ公式サイト】
■アニメ公式HP:http://bokuranoyoake.com/
■アニメ公式Twitter:@bokura_no_yoake(https://twitter.com/bokura_no_yoake

Ⓒ今井哲也・講談社/2022「ぼくらのよあけ」製作委員会
 

記事提供:ココシル上野


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【国立科学博物館】企画展「解き明かされる地球と生命の歴史 -化学層序と年代測定-」開催のお知らせ

国立科学博物館
企画展「解き明かされる地球と生命の歴史 -化学層序と年代測定-」ポスター

 

国立科学博物館は、2022(令和4)年9月27日(火)から12月4日(日)までの期間、企画展「解き明かされる地球と生命の歴史 -化学層序と年代測定-」を開催いたします。
【詳細URL:https://www.kahaku.go.jp/event/2022/09stratigraphy/

国立科学博物館は、2016年度から5年間、分野横断型の総合研究「化学層序と年代測定に基づく地球史・生命史の解析」を実施しました。この研究では、主に3台の質量分析装置を用いて、岩石や堆積物に含まれる酸素、炭素、ストロンチウムなどの同位体比を分析し、地層の年代や堆積時の環境を明らかにするとともに、曖昧だった化石種の出現や絶滅のタイミングを詳細に決定することができました。本展では、これら研究成果の一端をご紹介します。
 

・開催概要

企画展「解き明かされる地球と生命の歴史 -化学層序と年代測定-」
【会  場】国立科学博物館(東京・上野公園)地球館1階 オープンスペース
【会  期】2022(令和4)年9月27日(火)~12月4日(日)
【開館時間】午前9時~午後5時※入館は閉館時刻の30分前まで。
【休 館 日】毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)ただし10月3日(月)は開館
※会期等は変更となることがあります。
【入 館 料】一般・大学生:630円(団体510円)(税込)、高校生以下および65歳以上無料
※本展は常設展示入館料のみでご覧いただけます。団体は20名以上。
【入館方法】新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を実施しています。
※入館には、オンラインによる事前予約が必要です
※入館前に検温、体調等の確認をし、発熱等がある場合は入館をお断りします。
※入館方法の詳細等については、当館ホームページの予約サイトをご覧ください。
https://www.kahaku.go.jp/news/2020/reservation/index.html
【主  催】国立科学博物館
【協  力】九州大学総合研究博物館、筑波大学、三笠市立博物館、 むかわ町穂別博物館

 

・展示紹介

【表面電離型質量分析装置】

 
【アメリカ合衆国ノースダコタ州のK-Pg境界層を含む地層】

 

【アンモナイトの化石(ディディモセラス)】

所蔵:国立科学博物館

 

【髭鯨類:シマジリクジラの頭骨化石(上:背側面、下:腹側面)と板鰓類:ホホジロザメの歯化石(中)】

所蔵:国立科学博物館

 

【北海道若松沢層の植物化石ウスリーナラ】

所蔵:国立科学博物館

 

【貝化石(ユキノカサ)】

所蔵:国立科学博物館

 

【南大東島の洞窟から産出したユビナガコウモリ類の化石】

所蔵:国立科学博物館

 

記事提供:ココシル上野


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スラム街に愛を。人類に花束を。【上野の森美術館】「長坂真護展 Still A “BLACK” STAR Supported by なんぼや」(~11/6)内覧会レポート

上野の森美術館

 

ガーナのスラム街・アグボグブロシーから生まれた、廃棄物を使ったアート作品の数々。
今、持続可能な資本主義を目指すアーティスト長坂真護の活動に世界中の注目が集まりつつある。
現在、上野の森美術館において、長坂自身初となる美術館での個展が開催中だ。

《​真実の湖Ⅱ》

ゲーム機、パソコンのキーボード・・・キャンバスに敷き詰められているのは私たちも見慣れた電子機器やその部品の数々。
長坂真護は先進国が廃棄した壊れた電子機器で独創的な作品を生み出すアーティストだ。
その作品のみならず、「サステナブル・キャピタリズム」の語に象徴される哲学や利益をスラム街に投資する手法が世界中の注目を浴び、2020年にはハリウッドで彼の活動を追ったドキュメンタリー映画『Still A Black Star』も制作された。

「長坂真護展 Still A “BLACK” STAR  Supported by なんぼや」は自身初となる美術館での個展開催であり、美術家・長坂真護がアートでサステナブルを目指す足跡とともに、世界平和への願いを込めた約200点の作品が展示されている。

ガーナのスラム街で出会った、世界の真実

展覧会場風景。ガーナのスラム街を再現した建物や、資本主義の歪みを表現した絵画などが並ぶ
展示風景より、左《Ben is plastics》右《Ben is seventeen years old》。 廃棄物処理の際に生じたガスの影響により、ガーナでは30代で世を去る人も多いという
内覧会では長坂自身による作品解説が行われた

「先進国の僕らだけが、幸福であっていいはずがない」

長坂氏は、集まった報道陣を前に真摯な眼差しで訴えた。そして、100億円集めてガーナのスラム街にリサイクル工場を建設するという自身のビジョンについて力強く語る。

路上の絵描きであった長坂氏は2017年6月に「世界の電子機器の墓場」と呼ばれるガーナのスラム街・アグボグブロシーを訪問。そこで先進国が捨てた電子機器を焼いてわずか1日500円の日当で生きる若者たちと出会い、衝撃を受けたという。

以来、長坂氏は「我々の豊かな生活は、このスラム街の人々の犠牲のもとに成り立っている」という現実を伝えるべく、アートの力を使って日々活動を続けている。

世界が美しくなければ、私たちも美しく人生を歩めない

アグボグブロシーの犠牲の上に成り立つわれわれの世界の不安定さを、三脚のテーブルで表現した《世界平和のワクチン》。支えている手を離せば、たちまち崩れ落ちるだろう
長坂氏が育成するスラム街の子供たちの作品《スーパースターズ》。会場で購入することもでき、売上は直接彼らの収入へとつながる
解説を行う長坂氏。画面右手の作品は世界が歪に一体化することへの危惧を表現した《質量保存の法則》。左手には各国の廃棄機器で作られた国旗が並ぶ

燃えかすの煙、青年、牛などが一体化した化け物のような造形の《質量保存の法則》に見られるように、長坂氏は現地の自然環境を無視した消費社会に痛烈な批判を浴びせている。
しかし、同時に長坂氏の言葉を借りれば私たちは生まれながらにして「資本主義のドラッガー(中毒者)」であり、資本主義をまったく無視した社会形態をただちに実現することはできない。

そこで彼が提案するのが、「文化」「経済」「社会貢献」の3つの歯車が持続的に回る形態、「サステナブル・キャピタリズム(持続可能な資本主義)」である。
たとえば彼のガーナ作品を所有すればするほど、現地のゴミが減り、経済に貢献し、文化性も高まる。そして同時に、世界中にこの問題のメッセージが広がる。資本主義の形態をうまく活用しながら、持続可能な好循環を生み出そうという試みだ。

NFTプロジェクト「MAGO Mint」について語る長坂氏
捨てられるはずの家電がユニークなデジタル作品となり、アーカイブスに残り続ける

そうしたサステナブル・キャピタリズムの活動の一環が、自身初のNFTプロジェクト「MAGO Mint」である。

その第一弾となるプロジェクト「Waste St. in NYC」では、日々ニューヨークの路上に捨てられる家電をキャンバスに見立て、限定300枚の写真作品からなる1点として同じ作品が存在しないユニーク・コレクションを制作した。
数日後になくなってしまうものが作家のエネルギーを得てデジタル上でアーカイブスとして生き続ける。まさにNFTならではの試みといえるだろう。

この「Waste St. in NYC」の一日の取引量は村上隆氏に次ぐほどの規模に達し、売上はスラム街のリサイクル工場設立のために投資されるという。

相対性理論に示された愛のカタチ

長坂氏の美術家人生で重要なモチーフとなっている「月」。世界平和の願いを込めた瞑想的な作風が印象的
宇宙空間に浮かぶ藁が生命の儚さと尊厳を浮かび上がらせる《藁の革命》。2億円で落札された。手前の人形はリサイクルプラスチックで作られた「ミリーちゃん」。
《相対性理論》は世界初の「お金を稼ぐアート」。キャンバス右手にコイン投入口がある。

本展覧会で展示されている作品は約200点に及ぶが、個人的に印象に残った作品のひとつが、会場終盤に展示された《相対性理論》だ。
これは先進・後進軸と貧富の軸で理想的な社会と愛のあり方を図式的に表現したもので、アインシュタインの
「熱いストーブの上に1分間手を置いてみると、1時間にも感じられるでしょう。かわいい女の子と1時間座っていると、1分ぐらいに感じるでしょう」
という有名な相対性理論の説明からインスピレーションを得た作品。

つまり、愛があれば時間の感覚は消失する。逆に言えば、私たちが「先進国」「後進国」と語る時、そこに愛はないのである。
キャンバスの中央に示されているのは、まさに時間が消失した状態。永遠平和であり、愛に満ちている。
それを実現するためには、私たち鑑賞者の参加が必要だ。キャンバス横にはコイン投入口が設けられ、投入されたコインはパイプを伝って「後進国」へと辿り着く。
まさに長坂氏のサステナブル・キャピタリズムの手法を具現化した作品だといえるだろう。

 

《Let’s Go Diversity》

他にも会場では、アンパンマンに影響を受けて作られた「ミリーちゃん」のアニメ化映像、オリーブ栽培のために訪れた瀬戸内海の投棄ゴミで作られたアート作品、そしてコロナ禍以前に描かれたにも関わらず2020年以降の感染症拡大による「ニューノーマル」を暗示していたかのような未来予想図《Let’s Go Diversity》などさまざまな作品を展示。

スラムに工場建設、そして世界平和へとー。
アートで世界を変えようとする長坂真護の試みは今、この瞬間も続いている。
ぜひ会場に足を運んで、あなたも「MAGOプロジェクト」に参加してみてはいかがだろうか。

 

NFT-「Non-Fungible Token(ノン・ファンジブル・トークン)」=非代替性トークン。非代替性とは、替えのきかないこと。トークンは、ブロックチェーン技術を用いた暗号資産。これまで、著作権などが乱用されコピーが容易だったインターネットなどで流通しているアートや音楽などの作品に、独自の固有データの識別サインをつけることで、所有が明確になるという画期的なシステム。

※本記事の内容は内覧会時点(2022年9月9日)のものです。最新の情報とは異なる可能性がありますので、詳細は展覧会HP等をご確認ください。

開催概要

会期 9月10日 (土) 〜 11月6日 (日)
会場 上野の森美術館
開館時間 10:00~17:00
※最終入館は閉館30分前まで
※会期中は休館日なし
観覧料 一般1,400円、高・大・専門学校生1,000円 、中・小学生600円

※未就学児は入場無料。
※小学生以下は、保護者同伴でのご入場をお願いします。
※学生券でご入場の場合は、学生証の提示をお願いいたします。(小学生は除く)
※障がい者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、愛の手帳、被爆者健康手帳)をお持ちの方は、ご本人と付き添いの方1名様まで入館無料となります。ご来館の際、会場入口スタッフへお声がけください。

主催 フジテレビジョン、上野の森美術館
問い合わせ先 050-5541-8600 (ハローダイヤル 全日9:00~20:00)
展覧会HP https://www.mago-exhibit.jp

 

記事提供:ココシル上野


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