東京国立博物館 特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」

東京国立博物館


東京国立博物館 平成館では2018年10月2日(火)~12月9日(日) の期間、東京国立博物館・フィラデルフィア美術館交流企画特別展「マルセル・デュシャンと日本美術」を開催します。

マルセル・デュシャン(1887-1968)は、伝統的な西洋芸術の価値観を大きく揺るがし、20世紀の美術に衝撃的な影響を与えた作家です。
 
この展覧会は2部構成で、第1部「デュシャン 人と作品」では、フィラデルフィア美術館所蔵の世界に冠たるデュシャン・コレクションより、油彩画、レディ・メイド、関連資料・写真など、計150余点によって、彼の創作活動の足跡をご覧になれます。
 
第2部「デュシャンの向こうに日本がみえる。」展は、東京国立博物館の日本美術コレクションで構成、もともと西洋とは異なった社会環境のなかで作られた日本の美術の意味や、価値観を浮かび上がらせ、日本の美の楽しみ方を新たに提案しようとするものです。デュシャンの作品を日本美術と比べて展示するという、世界ではじめての試みです。

展覧会概要

 

展覧会名 東京国立博物館・フィラデルフィア美術館交流企画特別展 マルセル・デュシャンと日本美術

会 期 2018年10月2日(火)~12月9日(日)

会場 東京国立博物館(台東区上野公園13-9) 平成館 特別第1・2室

開館時間 9:30~17:00 ※ただし、金・土曜日、10月31日、11月1日は21:00まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日 月曜日 ※ただし10月8日(月・祝)は開館、翌9日(火)は休館
観覧料 一般1,200(1,000/900)円、大学生900(700/600)円、高校生700(500/400)円
中学生以下無料
※( )内は前売り/ 20名以上の団体料金
※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などを要提示。

TEL 03-5777-8600
公式HP http://www.duchamp2018.jp/

記事提供:ココシル上野
 
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【東京都美術館】「没後50年 藤田嗣治展」

東京都美術館


東京都美術館では、2018年7月31日(火)~10月8日(月・祝)の期間、「没後50年 藤田嗣治展」が開催されます。

明治半ばの日本で生まれ、人生の約半分をフランスで暮らし、晩年はフランス国籍を取得した画家、藤田嗣治(ふじた つぐはる、1886-1968)。2018年は没後50年にあたります。本展覧会では、藤田の代名詞ともいえる「乳白色の裸婦」を10点以上含む、精選された作品110点以上が一堂に展示されます。

開催概要

展覧会名 没後50年 藤田嗣治展
会 期 2018年7月31日(火)~10月8日(月・祝)
9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
※ただし7月27日(金)、8月3日(金)、10日(金)、17日(金)、24日(金)、31日(金)はサマーナイトミュージアムにより21:00まで
休室日 月曜日、9月18日(火)、25日(火) ※ただし、8月13日(月)、9月17日(月・祝)、24日(月・休)、10月1日(月)、8日(月・祝)は開室
会場 東京都美術館 企画展示室
観覧料 当日券 | 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円
団体券 | 一般 1,400円 / 大学生・専門学校生 1,100円 / 高校生 600円 / 65歳以上 800円
※団体割引の対象は20名以上
※中学生以下は無料
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
公式サイト http://foujita2018.jp/

情報提供:ココシル上野 https://home.ueno.kokosil.net/ja/

【東京国立博物館】親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館

東京国立博物館

東京国立博物館にて2018年7月24日(火)~9月9日(日)の期間、「親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館」が開催されます。

『びじゅチューン!』とは世界の「びじゅつ」を歌とアニメで紹介するNHK Eテレの番組です。
 
今回のなりきり日本美術館は『びじゅチューン!』で歌になったトーハク所蔵の美術作品をテーマにしたこの夏おすすめの美術館。複製や映像を使った5つの体験型展示では絵に登場する人物や、絵を描いた人になりきって作品の中で遊ぶことができます。

展覧会概要

 

展覧会名 親と子のギャラリー トーハク×びじゅチューン! なりきり日本美術館

会 期 2018年7月24日(火)~ 2018年9月9日(日)

会場 東京国立博物館(台東区上野公園13-9) 本館特別4室・特別5室

TEL 03-5777-8600(ハローダイヤル)

開館時間 9:30~17:00(金曜・土曜は~21:00、日曜は~18:00)※入館は閉館の30分前まで

休館日 月曜日※8月13日(月)は開館

観覧料 一般620円(520円)/ 大学生410円(310円)
総合文化展観覧料で観覧できます。
※()内は20名以上の団体。
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上はの方は無料。入館の際に年齢のわかるものを要提示。
※子ども(高校生以下および満18歳未満)と一緒に来館した方(子ども1名につき同伴者2名まで)は、団体料金。
※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などを要提示。
※平成館にて同時期に開催の特別展「縄文」(7月3日(火)~9月2日(日))は別料金。ただし中学生以下は無料。

東京国立博物館公式HP https://www.tnm.jp/

びじゅチューン!公式HP http://www.nhk.or.jp/bijutune/

情報提供:ココシル上野
https://home.ueno.kokosil.net/ja/

企画展「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」

東京都美術館


東京都美術館では、2018年7月21日(土)~10月8日(月・祝)まで、「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」を開催します。

行楽弁当から毎日のお昼ごはんまで、私たちの生活に深く根付いている、お弁当。そこには作る人と食べる人のつながりがあり、また一緒に食べる人たちとのつながりがあります。本展では「おべんとう」をコミュニケーション・デザインの視点から捉え、その魅力を来場者自身が体験しながら発見できる空間が作られます。

開催概要

会場 東京都美術館 ギャラリーA・B・C

休室日 月曜日、9月18日(火)、25日(火)
※ただし、8月13日(月)、9月17日(月・祝)、24日(月・休)、10月1日(月)、8日(月・祝)は開室

開室時間 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)

夜間開室 金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
※ただし、7月27日(金)、8月3日(金)、10日(金)、17日(金)、24日(金)、31日(金)は 9:30~21:00

観覧料 当日券 一般 800円 / 大学生・専門学校生 400円 / 65歳以上 500円
団体券  一般 600円
※団体割引の対象は20名以上
※高校生以下は無料
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
※いずれも証明できるものをご持参ください
※同時開催の「没後50年 藤田嗣治展」のチケット(半券可)提示にて一般当日料金から300円引(1枚につき1名1回限り)。「BENTO おべんとう展―食べる・集う・つながるデザイン」のチケット(半券可)を館内のチケットカウンターでご提示の方は、「没後50年 藤田嗣治展」の当日券が100円引き(1枚につき1名1回限り)
※7月27日(金)、8月3日(金)、10日(金)、17日(金)、24日(金)、31日(金)の17:00以降は、「サマーナイトミュージアム割引」により、一般 600円、大学生・専門学校生 無料(要証明)
※10月1日(月)は「都民の日」により、どなたでも無料

特設WEBサイト http://bento.tobikan.jp/

情報提供:ココシル上野
https://home.ueno.kokosil.net/

特別展「昆虫」

東京科学博物館


2018年7月13日(金)から10月8日(月)まで、東京科学博物館にて特別展「昆虫」が開催されています。

自然が生み出したものの不思議さや、命に対する敬意を感じさせてくれる、昆虫。特別展「昆虫」では、昆虫の体のしくみや能力、生態まで、国立科学博物館ならではの充実した昆虫標本に加え、CGや体感型など多角的な展示手法で紹介されます。

開催概要

展覧会名 特別展「昆虫」
会 期 2018年7月13日(金)- 10月8日(月・祝)
午前9時 – 午後5時(入館は各閉館時刻の30分前まで)
※金曜・土曜日は午後8時まで、8月12日(日)〜16日(木)、19日(日)は午後6時まで
※会館時間や休館日については変更する可能性があります
休館日 7月17日(火)、9月3日(月)、9月10日(月)、9月18日(月)、9月25日(月)
会場 国立科学博物館
観覧料 一般・大学生  1600円
小・中・高校生 600円※ 金曜・土曜限定ペア得ナイト券は2名1組2,000円(午後5時以降2名同時入場限定、男女問わず、当日会場販売のみ)
※ 未就学時は無料
※ 障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名様は無料
公式サイト http://www.konchuten.jp/

情報提供:ココシル上野
https://home.ueno.kokosil.net/

「江戸まち たいとう芸楽祭 」 オープニングイベント 取材しました

上野恩賜公園竹の台広場(噴水広場)

大衆芸能の発祥地・台東区。本区ではこれまでに先人によって培われてきた芸能・文化のさらなる発展を願い、2018年8月4日(土)から2019年2月16日(土)にかけ、「江戸まち たいとう芸楽祭」を開催します。
 
名誉顧問はこの台東の地で芸を磨いてきたビートたけしさん。
 
夏の陣・冬の陣と大きく二部に分けて様々なプログラムを通し、「肩の力を抜いて楽しめる芸能」を発信していきます。
 
今回、その芸楽祭の開催を祝して8月4日(土)に行われたオープニングイベントを取材しましたので、その様子をお届けします。

美聖&プッチャリンfeat.車寅一郎

16時に始まった本イベント。まだ日が高く、気温は34度ありましたがステージ周辺に人が集まってきます。
 
まず賑やかに登場したのは、「美聖&プッチャリンfeat.車寅一郎」。2011年より「美聖&プッチャリン☆浅草流し」として活動していますが、本日は寅さんのモノマネをする車寅一郎さんと共演しました。

 
艶やかな着物が目を引く、浅草出身のシンガーソングライター美聖(みきよ)さん。

力強く美空ひばりさんの「お祭りマンボ」やオリジナルソング「日本・茶チャチャ」を歌いあげます。「日本・茶チャチャ」は日本の応援歌。海外の方にも日本の良さを伝えたいという想いを込めて作られた曲です。お客さんの手拍子で会場が盛り上がります。
 
 
車寅一郎さん。映画から飛び出してきたかのように、寅さんそっくりです。

 
 
「大きな木になりたい」という曲に合わせてパントマイムを演じるプッチャリンさん。ユーモラスでありながらどこか哀愁を誘う表情で情感たっぷりに演じます。

 
 

「昭和歌謡で巡る東京観光 唄声バスツアー」唄声ガイドさん

次に登壇したのは、日ごろ「観光名所を巡りながら、その土地にちなんだ昭和の名曲を全員で大合唱」するという新感覚のツアーを提供するガイドさんたち。本日は特別にステージで歌謡曲ライブを披露してくれました。

 
 
この季節にぴったりなキャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」や、誰もが知る坂本九さんの名曲「上を向いて歩こう」などの郷愁を感じるメドレー。マイクを向けられたお客さんも一緒に歌います。

 
 
西城秀樹さんの「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」では、みんなが音楽に合わせて体を動かし会場が一体となりました。

 
 

ピヨピヨレボリューション

このころだいぶ日が落ちて涼しさを感じられるようになりました。ステージ前で足を止める方がさらに増え始めます。
 
ピヨピヨレボリューションは、「まるで音楽ライブを観ているかのようなノリで物語を楽しむことができる」歌とダンスとお芝居を組み合わせたパワフルなライブstyle演劇を体現する劇団。

 
 
本日は「即興ライブstyleエチュード」と称し、その場でお客さんから募ったキーワードをもとにお芝居を作り上げるという試みに挑戦しました。観ているこちらも一体どのようなストーリーになるのかドキドキします。本当に音楽ライブであるかのように、お客さんを巻き込んで展開してゆくお芝居でした。

 

​浅草安来節 大和家一座

安来節とはどじょうすくいでおなじみの島根県の民謡ですが、大正時代に浅草と大阪で大ブームになりました。その浅草でのブームを担ったのがこの大和家の初代八千代でした。

 
 
現在どじょうすくいというと、男踊りを思い浮かべる方が多いかと思われますが、実はより歴史の長い女踊り。

 
 
細い筒の中に小銭の入った「銭太鼓」の演奏も披露。太鼓が宙に舞うたびにシャンシャンという涼し気な音が響きます。

 
 
そしておなじみ男踊り。お客さんのなかには海外からの観光客も目立ちましたが、興味深げに鑑賞していました。

 
 

服部征夫区長、河野純之佐議長挨拶

台東区長と台東区議会議長から、区を代表して挨拶がありました。
 
着流しで登場の服部征夫台東区長は「今年は江戸から東京に改称して150年。江戸ルネサンス元年として、様々な試みをもって粋で人情豊かな台東区ならではの文化を国内外に広く伝えたい」と語ります。

 
 
河野純之佐台東区議会議長からは「台東区は大衆芸能・文化の発祥地。今までに多くの芸能人・文化人がこの地で誕生しました。文化の中心地としてのさらなる発展のため、今回芸楽祭を開催しました。上野だけでなく浅草、谷中など台東区全体で盛り上げていきたい」とのお話がありました。

 
 

スペシャルゲスト登壇(岸本加世子さん、アル北郷さん)

いよいよ待ちに待ったスペシャルゲストの登場です。
 
本日イベントの最後に上映が予定される、芸楽祭名誉顧問・北野武監督の映画『菊次郎の夏』。
 
本作にちなんだゲストということで作品中で菊次郎の妻を演じた女優の岸本加世子さんと、長年ビートたけしさんの付き人を務めるアル北郷さんのお二人が登場しました。区長・区議会議長とともに記念撮影です。

『菊次郎の夏』は母親と離れ離れになった少年とビートたけしさん演ずる中年男の菊次郎が、一緒に母親探しの旅に出るロードムービーです。台東区・浅草がその旅の出発地ということもあり、今回オープニングイベントでの上映が決定されました。
 
バックミュージックとして、本作のメインテーマである久石譲さん作曲の『Summer』が流れるなか対談が進められました。夜のとばりが下りるころ、ひっそりと流れるノスタルジックな旋律が映画上映に向けて雰囲気を盛り上げます。
 
本作の公開は1999年ということもあり、主に前年ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した『HANA-BI』と比較して語られました。

 
 
岸本さんは「『HANA-BI』はバイオレンスな表現が多くてたけしさんの怖い面が出ているけれど、『菊次郎の夏』はたけしさんの優しい部分、弱い部分が見られる」と語ります。
 
浅草はたけしさんが芸人としての一歩を踏み出した地であり、たけし映画で浅草が舞台となっているものはこの1本のみ。「菊次郎」はたけしさんの実の父の名前ですし、岸本さん演じる菊次郎の妻にはたけしさんの実の母・さきさんを彷彿とさせるところがあるそう。そのようなエピソードから、本作はたけしさんにとって思い入れの深い作品なのではないかと感じました。
 
その他数々の裏話によりお客さんの作品への期待が最高潮に達したところで、上映開始です。広々とした屋外で夜風に当たりながら映画を堪能して、本日のイベントは終了です。


8月4日(土)よりスタートした江戸まちたいとう芸楽祭は台東区各地で芸能・映画・演劇の分野で様々なプログラムが開催されます。無料で参加できるものがほとんどですので、気軽に覗いてみてはいかがでしょうか。詳しくは、下記公式ホームページをご覧ください。
 

江戸まち たいとう芸楽祭概要

会 期 2018年8月4日(土)~2019年2月16日(土)

会場 ○上野地区 上野恩賜公園 噴水前・御徒町南口駅前広場・上野ストアハウス ほか
○谷中地区 防災広場「初音の森」ほか
○北部地区 山谷堀広場・奥浅草界隈 ほか
○南部地区 浅草橋区民館 ほか
○浅草地区 浅草公会堂浅草九劇・木馬亭・雷5656会館 ときわホール ほか

公式HP http://www.taitogeirakusai.com/

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