【国立科学博物館】企画展「貝類展:人はなぜ貝に魅せられるのか」開催のお知らせ

国立科学博物館
企画展「貝類展:人はなぜ貝に魅せられるのか」ポスター

国立科学博物館は、2024(令和6)年11月26日(火)から2025(令和7)年3月2日(日)までの期間、下記のとおり、企画展「貝類展:人はなぜ貝に魅せられるのか」を開催いたします。
【詳細URL:https://www.kahaku.go.jp/event/2024/11shells/

貝類は食料としてだけではなく、装飾品などの素材として、人類の生活を支えてきました。そして現代においても、さまざまな形で人々の生活や文化を彩り続けています。貝類の持つ生物学的な特性や多様性は、古代より私たちを魅了してきたのです。本展では、その奥深いシェル・ワールドのエッセンスを紹介します。

 

・開催概要

企画展「貝類展:人はなぜ貝に魅せられるのか」

【開 催 場 所】国立科学博物館(東京・上野公園) 日本館1階 企画展示室及び中央ホール

【開 催 期 間】2024(令和6)年11月26日(火)~2025(令和7)年3月2日(日)

【開 館 時 間】9時~17時 ※入館は閉館時刻の30分前まで

【休 館 日】月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)、12月28日(土)~1月1日(水・祝)
※ただし12月23日(月)、2月17日(月)は開館

【入 館 料】一般・大学生:630円(団体510円)、高校生以下および65歳以上:無料
※本展は常設展示入館料のみでご覧いただけます ※団体は20名以上
※入館方法の詳細等については、当館ホームページをご覧ください
https://www.kahaku.go.jp/

【主   催】国立科学博物館

【協   力】赤星直忠博士文化財資料館、浦河町立郷土博物館、鹿児島県立埋蔵文化財センター、きしわだ自然資料館、東京大学総合研究博物館、鳥羽市立海の博物館、豊橋市自然史博物館、萩博物館、目黒寄生虫館、横須賀市自然・人文博物館

 

・展示紹介

序章 貝類の世界
貝類とは、無脊椎動物の一群である軟体動物の中で、炭酸カルシウムの殻をもったものを指すことが一般的ですが、広い意味では貝殻をもたないものも含みます。地球上に繫栄する貝類は、どのように誕生し、発展してきたのか。ここではまず貝類の進化の道筋をみていくとともに、その驚くべきサイズの多様性についても紹介します。

ミジンワダチガイ(所蔵:国立科学博物館)
Pelecyogyra fezouataensis(所蔵:国立科学博物館)

第1章 貝類の多様性の成り立ち
地球上に10 万種以上存在するといわれる軟体動物は、体のおおまかなつくり(体制)だけでなく、生息環境や生態、貝殻の形態など、さまざまな面で著しく多様性に富んでいます。貝殻を失う方向に進化した貝類もあります。ここでは、まず軟体動物の全体像を示し、そしてさまざまな角度から多様性とその要因についてみていきます。

メオトヤドリニナ(写真:国立科学博物館)
マボロシハマグリ(画像:国立科学博物館)
ハリナガリンボウ(画像:国立科学博物館)

第2章 人類と貝類の長い関わりー先史時代~現代
人類と貝類の関わりは先史時代から今日に至るまで続いています。食料が乏しい時期には、貝類は人類の生活を支える安定した食料となっていました。一方、貝殻も利器、装飾品などの素材として利用されてきました。さらには神事や遊びなどの文化にも関わるようになるなど、単なる天然物を超えた存在となっています。

貝輪(ゴホウラ)(所蔵:国立科学博物館)
貝合わせ(ハマグリ)(所蔵:国立科学博物館)

第3章 人類と貝類の深い関わりー貝に魅せられた人たち
現代における究極の人類と貝類の関わりは、貝殻のコレクションといえるでしょう。標本化が容易で、長い年月にわたって保存が可能な貝類は、生物コレクションの代表的なものとして多くの人たちを惹きつけてきました。ある地域の種をすべて集めることを目指したり、特定の分類群に専念したり、関わり方はさまざまです。

アダンソンオキナエビス(画像:国立科学博物館)
ウミノサカエイモ(画像:国立科学博物館)

第4章 貝類とこれからも長く関わり続けるために
人類と貝類には長くて深い関わりがありました。そして現在、状況は大きく変わりつつあります。たくましく地球上で発展してきた貝類も、近年の環境の改変や地球規模の変動の影響を受けています。食をはじめとした人との関わりにも変化がみられます。ここでは、現在の状況を把握し、未来に思いを巡らせます。

ますほの小貝(チドリマスオ)(写真:国立科学博物館)

 

・本展監修者

動物研究部 海生無脊椎動物研究グループ 研究主幹
長谷川 和範(はせがわ かずのり)

専門分野は腹足類(巻貝)の分類学。物心ついた頃から、貝は私の心の中で大きな存在でした。その魅力を改めて見つめ直そうというのが、今回の企画展の出発点です。研究対象や食材としての魅力はわかりやすいものの、掌の中で貝を愛でる時の幸福感を説明するのはやはり困難です。生物の適応進化の産物が、なぜこれほど心をとらえるのか、その謎は深まるばかりです。

地学研究部 環境変動史研究グループ 研究主幹
芳賀 拓真(はが たくま)

専門分野は貝を用いた進化古生物学、軟体動物学。なぜ魅せられるのか。貝歴38年になっても未だわかりません。強いて言えば、想像を超えた形の多様さでしょうか。貝を見れば脊髄反射的?に手がでるし、夢の中で「煌びやかな夢の貝」を採集しています。でも、凄く惹かれるのはチシマガイやイジケガイ。あのなんとも言えない形に、求めている答えがありそうです。

人類研究部 人類史研究グループ 研究員
森田 航(もりた わたる)

専門分野は歯の人類学。人類学を研究する者にとって貝の大きな魅力の一つは、日本の酸性土壌から縄文人のような貴重な古人骨資料を守ってくれることです。後世の子孫に自身の姿や生活がタイムカプセルのように伝わることを期待していたわけでは無いかもしれませんが、貝に囲まれて死後埋葬されることを望むほどに縄文人も貝に魅了されていたのではと想像しています。

動物研究部 海生無脊椎動物研究グループ グループ長
齋藤 寛(さいとう ひろし)

専門分野は軟体動物(主に有棘類)の分類学。子供の頃、近所の路地の植木棚に、風雨にさらされて白っぽくなったサザエやアワビの貝殻が置かれていたことを覚えています。私の経験を基にするのは根拠薄弱ですが、そんなありふれた貝の、しかも色彩の乏しい貝殻を覚えているということを考えると、ひとを魅了する最大の要因はその形ではないかと思えてきます。

地学研究部 環境変動史研究グループ グループ長
重田 康成(しげた やすなり)

専門分野はアンモナイト学。大自然の中、地層をハンマーでたたくと、美しい螺旋をもつアンモナイトが顔をのぞかせます。タイムカプセルを開けた瞬間です。なかには虹色に輝くアンモナイトもあります。はるか昔に絶滅したアンモナイトは私に何を語ってくれるのか、そのワクワク感がたまらない。

 

【文化庁】プレスリリースより

記事提供:ココシル上野


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【国立科学博物館】国立科学博物館フルバーチャル企画展「高山植物」 開催!~バーチャル登山から保全まで~

国立科学博物館

独立行政法人国立科学博物館は、来る11月18日(月)より、オンライン上のバーチャルリアリティ(VR)空間で体験できるフルバーチャル企画展「高山植物」を開催いたします。
本展では、夏山を彩る美しい高山植物たちを、季節を問わず巡ることができるバーチャル体験により紹介します。舞台は北アルプス白馬岳。いつでも登ることのできる「バーチャル白馬岳」をVR空間に再現しました。登山者の視点で山の景観や地形を楽しみながら、標高や地形とともに変化する高山植物をVR空間上で体験できる初のコンテンツとなります。バーチャル白馬岳は、登山経験のない方でも気軽にお楽しみいただけます。また、高山生態系に迫る危機や、それを打開するための博物館の取り組みとして、高山植物を自生地の外で栽培し保全する活動を紹介するコンテンツも後日公開いたします。
本展は上野本館で開催した企画展「高山植物~高嶺の花たちの多様性と生命のつながり」ともテーマを共有し、高山植物について、展示室だけでなくオンライン上でも体験できる取組となっております。

 

・バーチャル企画展の開催経緯

国立科学博物館では、近年発展しているデジタル技術を活用し、いつでもどこでも展示を観覧できる「おうちで体験!かはくVR」を2020年より公開しています。さらに2023年からは実空間の展示とは異なる「バーチャル展示室」をオンライン上に設置し、「たんけんひろば コンパスVR」や「電子楽器の創造展」などフルバーチャルコンテンツを公開してきました。

今回は、上野本館で本年開催した企画展「高山植物~高嶺の花たちの多様性と生命のつながり」とテーマを共有し、これまでのVR技術の蓄積を活かして、容易には見に行けないことも多い高山植物について、いつでもどこでも見て、楽しく学べる内容としました。実在する北アルプス白馬岳の主要地点をドローン空撮から3Dモデルで再現し、展示室内とは異なる登山者視点にて景観や地形を体験しながら、高山植物の多様な姿を楽しめます。標高や地形によって変化する高山植物の魅力だけでなく、その置かれた危機的状況についても紹介します。高山生態系に危機が迫っているからこそ、それを打開するための博物館の取り組みも存在します。特に、高山植物を自生地の外で栽培し保全する域外保全の活動について知っていただけます。小さく美しい植物たちを通して、生物多様性など、様々な環境問題を知っていただく端緒としていただければ幸いです。

 

・開催概要

【 主  催 】独立行政法人国立科学博物館
【 会  期 】令和6年11月18日(月)~以降常設

【公開スケジュール】
令和6年11月18日(月)    :「第1章 バーチャル白馬岳」の大雪渓上部(秋道)シーンを公開
令和6年11月29日(金)(予定):「第1章 バーチャル白馬岳」のお花畑、頂上宿舎~白馬山荘、白馬岳頂上、旭岳方面の4シーンを公開
令和6年12月(予定)    :「第2章 高山生態系の危機と保全」を公開

【 料  金 】無料
【 監  修 】村井良徳(国立科学博物館 植物研究部 多様性解析・保全グループ 研究主幹)
【 協  力 】市立大町山岳博物館、白馬五竜高山植物園、北海道大学植物園
【 展示場所 】国立科学博物館バーチャル展示室
https://www.kahaku.go.jp/3dmuseum/alpineplants/
【視聴可能機器】PC(ウェブブラウザ)、スマートフォン、タブレット、VRゴーグルなど

 

・展示構成

【第1章 バーチャル白馬岳】

高山植物の宝庫である北アルプス白馬岳を、ドローン映像や360度映像から作成した3DモデルによりVR空間に再現しました。冒頭、猿倉・白馬尻の映像から始まり、大雪渓上部(秋道)、お花畑、頂上宿舎~白馬山荘、白馬岳頂上、旭岳方面と5地点からなる「バーチャル白馬岳」を登りながら、標高や地形によって変化する高山植物の多様性を体験できます。

バーチャル白馬岳の大雪渓上部(秋道)シーン
高山植物解説

【第2章 高山生態系の危機と保全】

美しい高山植物は危機的状況にもあります。そして、保全の取り組みも進んでいます。自生地の外で保全されている高山植物や、高山植物と関連の深い動物を紹介し、高山植物を守ることが、植物の保全だけではなく、環境全体の多様性保全につながることを紹介します。そして、博物館がこうした生態系の保全へどのように貢献しているのか、保全と関連する「生きている標本」(リビングコレクション)についても焦点をあてて紹介します。

第2章の空間イメージ(開発中の画像)
第2章で紹介する絶滅危惧種のイメージ(開発中の画像)

・バーチャルガイドツアー

第1章 バーチャル白馬岳を会場として、本展監修者である村井良徳研究主幹によるバーチャルガイドツアーを開催予定です。本展をより深く楽しむことのできるツアーとして準備を進めており、詳細は決定次第改めてお知らせいたします。

 

【文化庁】プレスリリースより

記事提供:ココシル上野


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正倉院宝物の魅力を全く異なる新しいアプローチで「感じる」「楽しむ」『正倉院「THE SHOW」-感じる。いま、ここにある奇跡-』 大阪・東京にて開催決定!

上野の森美術館

❖大阪会場/大阪歴史博物館 2025年6月開幕予定
❖東京会場/上野の森美術館 2025年9月開幕予定

 

まったく新しい「正倉院体験」が幕を開ける

世界的に希少な品々が約1300年の時を経てなお良好な状態で伝えられている「正倉院」とその「宝物」の奇跡を、これまでとは全く異なる新しいアプローチで「感じる」「楽しむ」展覧会が、宮内庁正倉院事務所全面監修のもと、大阪・関西万博を機にスタートします。
最新のデジタル制御による映像・音楽・照明と、宮内庁正倉院事務所が研究・製作を進めてきた「再現模造」の数々(現代の名工達が宝物本来の姿を精巧に再現した作品群)のコラボレーションで、正倉院の世界の新たな感じ方・楽しみ方をご提案します。
また、“今”活躍する様々な分野のアーティストが正倉院の美や歴史をテーマに手掛ける新作もご紹介します。
会場内は、フォトスポットに限らず写真撮影およびSNS投稿が可能。気鋭のクリエーター陣による言葉・音楽・空間演出により、正倉院の世界に没入できる、まさにショーとしての華々しさに彩られた展示イベントです。

 

【本展のみどころ】
❖紡がれてきた「想い」に触れる
正倉院の宝物は約1300年の間、地上で、人々の手によって守り伝えられてきた、世界的にみても稀有な存在です。 これらを守ってきた人々の手には“残したい”という想いが込められており、その想いが時代を超えて紡がれてきたからこそ、正倉院という奇跡がいま在るといえます。本展では、光明皇后の想いから紡がれてきた様々な「想い」に触れていきます。

❖3Dデジタルデータで宝物の世界を深く味わう
正倉院事務所では、宝物の正確な情報を後世に残すため、最新のテクノロジーを用いて360度から宝物のスキャンを行い、高精細な3Dデジタルデータを取得する取り組みが行われています。 3Dデジタルデータに演出を施した展示により、宝物の細部や質感をよりリアルに紹介し、正倉院宝物の世界をこれまで以上に深く味わっていただきます。

❖再現模造×最新のデジタル技術で新たな鑑賞体験を
細心の注意を払って管理をしていても、文化財は時間の経過と共に劣化します。そこで、宮内庁正倉院事務所では、宝物の素材・構造・技法を忠実に再現して本来の姿を甦らせることを目的に、再現模造の製作を行っています。再現模造からは、宝物が高度な技術を駆使し、精緻に作られていることがよくわかります。本展では最新のデジタル制御による映像・音楽・照明との組み合わせで再現模造を展示することにより、新たな鑑賞体験を提供します。

❖現代アーティストとのコラボレーション
現代でも⾊褪せることのない正倉院宝物の美が、アーティストとのコラボレーションにより、新たな魅力を創出します。幅広いジャンルで活躍する現代アーティストが、正倉院にインスピレーションを受けて作品を制作・展示。詳細は、順次公開してまいります。

 

【ごあいさつ】
この度、<正倉院「THE SHOW」>が開催の運びとなりました。奈良、東大寺旧境内にある正倉院は、9000件もの宝物を1300年近く地上で守り伝えた、まさに“奇跡の宝庫”です。毎年秋には正倉院展が開かれていますが、今回は、この実物の観覧とは異なるアプローチ、すなわち最新のデジタル技術を駆使した手法で、皆様が体験したことのない、宝物の楽しみ方を提案させていただきます。宝物の価値をより深く味わい、皇室のかけがえのなさや伝来を支えた人々の想いなどにも触れていただく機会になれば幸いです。 (宮内庁正倉院事務所長 飯田剛彦)

 

【開催概要】
展覧会名:正倉院「THE SHOW」-感じる。いま、ここにある奇跡-
会期・会場:大阪会場/大阪歴史博物館 2025年6月開幕予定
東京会場/上野の森美術館 2025年9月開幕予定
主催:正倉院「THE SHOW」実行委員会
監修:宮内庁正倉院事務所
公式ウェブサイト: https://shosoin-the-show.jp
※詳細は2025年4月頃公式ウェブサイト等にてお知らせいたします。

 

【正倉院「THE SHOW」広報事務局】プレスリリースより

記事提供:ココシル上野


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【東京都美術館】上野アーティストプロジェクト2024「ノスタルジア―記憶のなかの景色」2024年11月16日(土)より開催!

東京都美術館
上野アーティストプロジェクト2024 ノスタルジア─記憶のなかの景色

8人の作家を通して、普遍的な原風景ーノスタルジアという複雑な感情が持っている意味と可能性を探ります。「懐かしさの系譜─大正から現代まで 東京都コレクションより」も同時開催


上野アーティストプロジェクト2024「ノスタルジア―記憶のなかの景色」
Ueno Artist Project 2024 Nostalgia ―Scenery in Memory
(同時開催)懐かしさの系譜─大正から現代まで 東京都コレクションより」
会期:2024年11月16日(土)-2025年1月8日(水)


東京都美術館では、11月から来年1月にかけて、上野アーティストプロジェクト2024「ノスタルジア―記憶のなかの景色」を開催します。

シリーズ第8回目となる本展では、懐かしい風景、そしてノスタルジア(nostalgia 英語で郷愁の意味)について考えたいと思います。「ノスタルジア」とは、もともとギリシャ語の「ノストス(家に帰ること)」と「アルゴス(痛み)」の合成語で、故郷へと帰りたいが、けっして戻れない心の痛みのことを意味します。元々は望郷の思い、いわゆるホームシックと同じような意味でしたが、現代では二度と戻ることができない過去の記憶を、現在の風景や情景に重ね合わせて味わう、切なくも複雑な感情のことをいいます。

このノスタルジアを強く感じさせる風景、人のいる情景、幻想絵画などを描いてきた個性的な8名の作家たちを紹介します。日常の街の風景を愛しむように描いている阿部達也と南澤愛美。子どもたちのいる光にあふれた情景を描き出す芝康弘と宮いつき。幻想も含めて、それぞれ独特の「記憶のなかの景色」を表現している入江一子、玉虫良次、近藤オリガ、そして久野和洋。彼らは、それぞれの異なった道を歩みながら、どこか時空を超えたような、普遍的な原風景(人の心の奥底にある原初の風景)を探し求めているように思えます。本展では、彼らの作品を通して、あらためて、ノスタルジアという複雑な感情が持っている意味と可能性を探っていきます。

※「上野アーティストプロジェクト」は、「公募展のふるさと」とも称される東京都美術館の歴史の継承と未来への発展を図るため、公募展に関わる作家を積極的に紹介する展覧会シリーズです。2017年より毎年異なるテーマを設けて開催しています。

 

【展覧会のみどころ】

(1)ノスタルジアの多様さを知る
本展は、大正生まれから平成生まれまで、様々な世代の、また幼いころに過ごした地域や環境がそれぞれ異なる、8人の「記憶のなかの景色」です。日常風景、子どものいる情景、そして異国の人々、幻想の都市など、個性的な表現による、多様なノスタルジアの世界をご覧ください。

(2)リラックス・スペースでくつろいでノスタルジアを味わう
高さが約12メートルある吹き抜け天井のギャラリーAの中央に、8畳大の休憩スペースを設け、その周囲を4人の作家の大きな絵画が取り囲みます。なかでも、玉虫良次が5年をかけて描き続けた連作《Epoch》10点による約16mの大パノラマは、本展会場にて初めて全体を連結した姿を鑑賞いただける機会となります。ノスタルジアとは、私たちに人生への振り返りを促すものであり、画家の作品のみならず、自分自身の内面を見直すきっかけにもなります。ぜひここでゆっくり鑑賞して、ノスタルジアを感じてください。

(3)「ノスタルジア展」で同時代作家の表現を、「懐かしさの系譜展」で近現代の歴史をたどる
ギャラリーBにて同時開催の「懐かしさの系譜―大正から現代まで 東京都コレクションより」では、大正期から現代に至る日本の風景をたどり、各時代の人々が見いだしてきた「懐かしさ」とはどのようなものであったのか、あらためて考えます。油彩画だけでなく、木版画、素描、写真、書籍、ポスター、写真集など、様々なメディア(媒体)による出品作で構成します。両展あわせて鑑賞することで、ノスタルジアの諸相をご体験いただけます。

 

【展示構成と出品作家紹介】(展示順)

第1章 街と風景 ―画家たちは、陽光によって変化する街の日常風景を、光、空気、水、色彩の微細な変化も含めて、丁寧に描き出しています。もしかしたら、未来にはなくなるかもしれないこの日常を慈しむ。それは、未来の視点から見た、かけがえのない現在へのノスタルジアともいえるでしょう。

■阿部達也 ABE Tatsuya
1974年東京都生まれ。1999年武蔵野美術大学油絵学科卒業。2004年から二紀展に出品を始め、以後毎年出品。2011年の東日本大震災の前後から、身近な川や海、郊外など、空間が広く深い景色を「できるだけ正確に」描く風景画を継続して制作している。現在、二紀会会員。

■南澤愛美 MINAMIZAWA Aimi
1999年東京都生まれ。2022年女子美術大学洋画専攻版画コース卒業。2022年日本版画協会第89回版画展日本版画協会賞受賞。川、釣り堀、そして銭湯などで動物が釣りを楽しんでいる情景を、光と波紋の表現に特色のあるカラー・リトグラフで制作している。

阿部達也 《多摩川 (東京都昭島市)》 2021年 油彩、カンヴァス 作家蔵
南澤愛美 《薄曇りの頃》 2022年 リトグラフ 作家蔵

 

第2章 子ども ―少年たちの遊ぶ姿、少女たちの静かで穏やかな憩いの様子など、過去の自分を現在の子どもたちに重ねて描く二人の作家の作品を紹介します。

■芝康弘 SHIBA Yasuhiro
1970年徳島県生まれ。1994年愛知県立芸術大学日本画科卒業。学生時代から、院展に出品を続ける。日本橋三越本店などで個展多数。愛知県立芸術大学非常勤講師。子どもたちが陽光にあふれた野外で無心に遊ぶ情景を、岩絵具を削りながら表現した繊細な日本画で一貫して描き続けている。現在、日本美術院特待。

■宮いつき MIYA Itsuki
1956年東京都生まれ。1978年東京藝術大学日本画科卒業。翌年から創画会に出品を続ける。1995年、文化庁海外派遣員としてアイルランド、イギリスに滞在。2007年より多摩美術大学教授(2023年に退任)。子どもや女性が、光あふれる部屋で思いにふける情景などを描く。物語や寓意を感じさせる知的、構成的、装飾的な絵画で高い評価を得ている。現在、創画会会員、多摩美術大学名誉教授。

芝康弘 《いつもの此の道》 2017年 紙本彩色 東京オペラシティ アートギャラリー蔵
宮いつき 《晩夏》 2003年 紙本彩色 個人蔵                                         

 

第3章 道 ―幻想も含めて、ノスタルジアを表現している多様な絵画を展示します。今は失われてしまった過去に強く恋焦がれる気持ちは、やがて現実を超えた幻想的な風景に至る道を見いだしていきます。

■入江一子 IRIE Kazuko
1916年日本統治時代の朝鮮の大邱(テグ)に生まれる。父親の実家は山口県萩市。1938年女子美術専門学校(現女子美術大学)師範学科西洋画部を卒業。同年独立展に出品、以後出品を続ける。1947年女流画家協会に創立会員として参画。1969年、シルクロードに写生旅行。以後、30か国以上を訪れ、同地の風景や人々の暮らしをテーマにした絵画がライフワークになる。2021年没(享年105)。

■玉虫良次 TAMAMUSHI Ryoji
1956年埼玉県生まれ。1979年武蔵野美術大学油絵学科卒業。同年一水会展に出品し、以後出品を続ける。1983年安井賞展(西武美術館)に出品。1997年昭和会賞展優秀賞。2015年武蔵野美術大学非常勤講師。懐かしい昭和の情景を再構成し、現代社会への違和感と重ねつつ独特の油彩画を確立している。現在、一水会運営委員。

■近藤オリガ KONDO Olga
1958年ベラルーシ生まれ。1983年ベラルーシ国立美術大学卒業。2007年に来日し、以降在住。新制作協会に出品を続け、2017年に会員となる。2013年第1回損保ジャパン美術賞展(FACE2013)で優秀賞。乳白色の階調と柔らかい光に包まれた深みのある空間のなかで、慣れ親しんだ家族、故国の自然、花、果物を現前させた絵画を制作している。現在、新制作協会会員。

■久野和洋 KUNO Kazuhiro
1938年愛知県生まれ。1963年武蔵野美術学校西洋画科卒業。1973-76年同美術大学の派遣により滞欧、留学する。1982年立軌会同人。1991-92年文化庁派遣在外研修員としてイタリアに滞在。2002年武蔵野美術大学教授。ヨーロッパ古典絵画を研究し、重厚なマティエールに裏付けられた深い空間のある《地の風景》シリーズで高い評価を得ている。2022年没(享年83)。

入江一子 《イスタンブールの朝焼け》 1975年 油彩、カンヴァス 入江一子シルクロード記念館蔵
玉虫良次 《epoch》(部分) 2019-23年 油彩、カンヴァス 作家蔵
近藤オリガ 《月下のレモン》 2022年 油彩、カンヴァス 個人蔵                                                  
久野和洋 《地の風景・刻刻》 2004-05年 油彩、カンヴァス 名古屋画廊蔵

 

◆開催概要

■展覧会名:上野アーティストプロジェクト2024「ノスタルジア―記憶のなかの景色」
Ueno Artist Project 2024:Nostalgia ―Scenery in Memory
■会期:2024年11月16日(土)-2025年1月8日(水)
■会場:東京都美術館 ギャラリーA・C
■休室日:2024年11月18日(月)、12月2日(月)、16日(月)、21日(土)-2025年1月3日(金)、1月6日(月)
■開室時間:9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
■夜間開室:11月22日(金)、11月29日(金)は9:30-20:00(入室は閉室の30分前まで)
■観覧料:一般500円 65歳以上300円 学生以下無料
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料 *いずれも証明できるものをご提示ください
※都内の小学・中学・高校生ならびにこれらに準ずる者とその引率の教員が学校教育活動として観覧するときは無料(事前申請が必要)
※特別展「田中一村展」(~12月1日まで)のチケット提示にて入場無料
■主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
■展覧会ウェブサイト https://www.tobikan.jp/exhibition/2024_uenoartistproject.html
■問い合わせ先:東京都美術館 03-3823-6921


[同時開催]  懐かしさの系譜―大正から現代まで 東京都コレクションより
Tokyo Metropolitan Collection Exhibition:
Genealogy of Nostalgia ― From the Taisho Era to the Present

東京都が所蔵するコレクションの中から、昔日の情景をとらえた絵画などにくわえ、現代の都市郊外を映した写真を紹介します。大正期から現代にいたる日本の風景をたどることにより、人々がそれらの中に見出してきた「懐かしさ」とは何であるかについて、あらためて考えようとするものです。

川瀬巴水や土門拳が捉えた、近代化の中で消え去った大正・昭和戦前期の情景への「懐かしさ」、戦後一気に流入したアメリカ文化に対する「懐かしさ」、そして、高度経済成長を背景に均質化と変貌を繰り返す都市や郊外の街並みに向けられた「懐かしさ」。それぞれの「懐かしさ」は、時代も様相も全く異なるものであるにも関わらず、誰の心にも芽生え得る共通した情感なのかもしれません。懐かしさの多様性と不変性を考える本展が、激動の近代、現代社会を生きている私たち自身を振り返るきっかけになれば幸いです。

懐かしさの系譜─大正から現代まで 東京都コレクションより

◆主な出品作品

川瀬巴水 《雪に暮るる寺島村》 1920年 木版 東京都江戸東京博物館蔵                            
中原實 《ノスタルジア》 1924-25年 油彩、カンヴァス 東京都現代美術館蔵

【開催概要】
■展覧会名:懐かしさの系譜―大正から現代まで 東京都コレクションより
■会期:2024年11月16日(土)-2025年1月8日(水)
■会場:東京都美術館 ギャラリーB
■休室日:2024年11月18日(月)、12月2日(月)、16日(月)、21日(土)-2025年1月3日(金)、1月6日(月) ※一部展示替えを行います(前期:12月5日(木)まで)。
■開室時間:9:30-17:30(入室は閉室の30分前まで)
■夜間開室:11月22日(金)、11月29日(金)は9:30-20:00 (入室は閉室の30分前まで)
■観覧料:無料
■主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
■連携:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、東京都写真美術館、東京都現代美術館


◆関連事業

■トーク、レクチャー
会場:東京都美術館 講堂 定員:各回200名
※いずれも参加費無料、当日先着順 [手話通訳あり]

1 アーティストトーク「作家が語るノスタルジア1」
11月23日(土、祝) 14:00-15:30
阿部達也、玉虫良次

2 アーティストトーク「作家が語るノスタルジア2」
12月1日(日) 14:00-15:30
芝康弘、宮いつき

3 アーティストトーク「作家が語るノスタルジア3」
12月7日(土) 14:00-15:30
南澤愛美、近藤オリガ

4 担当学芸員によるレクチャー「ノスタルジアと作家たち」
12月14日(土) 14:00-15:30

*内容は変更する場合があります。
*詳細・最新情報はこちら→  https://www.tobikan.jp/exhibition/2024_uenoartistproject.html

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■ダンス・ウェル   【事前申込制】
「ダンス・ウェル」は、パーキンソン病と共に生きる方を主な対象に、こどもから大人まで誰でも参加できるダンス・プログラムです。展覧会を鑑賞し、そこから抱いた感覚やイメージを、からだ全体を使って表現してみませんか。

会場:東京都美術館ギャラリー、スタジオ
日時:
第1回2024年12月8日(日) 14:00-15:30
講師:酒井直之(ダンサー、映像作家、ダンス・ウェル講師)
第2回:2025年1月4日(土) 14:00-15:30
講師:東野祥子(振付家、演出家、ダンサー、ANTIBODIES Collective代表、ダンス・ウェル講師)
参加費:無料(ただし、「ノスタルジア」展当日券が必要)
定員:各回20名 事前申込制
※11月1日(金)より当館ウェブサイト申込フォームにて受付開始
※先着順で定員に達し次第申込締切
※手話通訳をご希望の方は各開催日1週間前までに、申込フォーム備考欄に必ず「手話通訳希望」と記入の上、お申し込みください。

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講師紹介

酒井直之
ダンサー、映像作家、ダンス・ウェル講師。東京藝術大学大学院修了。国内外で舞台公演多数出演のほか、MV、ミュージカル等への出演、振付提供等を行う。春日部市を拠点に芸術によるまちづくりを目指したイベント開催、映像配信を展開。令和5年度文化庁「新進芸術家海外研修制度」1年研修にてイタリアにてダンス・ウェルとそのまちづくりをリサーチ。

東野祥子 
振付家、演出家、ダンサー、多ジャンルのアーティストが在籍するパフォーマンスアートコレクティブ「ANTIBODIES Collective」主宰、トヨタアワード、横浜ダンスコレクションなど受賞多数。全日本ダンストラック芸術監督。 2016年イタリア、バッサーノ・デル・グラッパ市にてダンス・ウェルの講師を務める。2019年夏ダンス・ウェル・ティーチャーズコース修了。

 

■東京都美術館
展覧会ウェブサイト https://www.tobikan.jp/exhibition/2024_uenoartistproject.html
問い合わせ先: 03-3823-6921

【公益財団法人東京都歴史文化財団】プレスリリースより


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【国立西洋美術館】冬の美術館を楽しもう!「美術館でクリスマス」開催

国立西洋美術館

国立西洋美術館は、さまざまな企画を通して楽しんでいただける「美術館でクリスマス」を、2024年11月26日(火)から2024年12月25日(水)まで約1カ月にわたり開催いたします。

■開催趣旨
西洋ではクリスマスはイエス・キリストの降誕を祝う日ですが、日本では四季を彩る行事の一つとして多くの人に様々なかたちで親しまれています。その楽しみの一つに、〈美術館で過ごすクリスマス〉を加えてみてはいかがでしょうか。美術館でゆっくり絵を見て過ごしたり、家族や友達とプログラムに参加したり…。「どなたでも気軽に当館にお越しいただきたい」という想いから2007年にスタートした本企画は、キリスト教を題材とする作品群が豊富な当館の冬の風物詩です。
例年、主に12月の週末に実施してきた本企画を今年は約1カ月に期間を広げて開催します。お子様連れや美術館が初めての方から常連の方々まで、それぞれのスタイルで楽しめる企画をご用意いたしますので、ぜひこの機会にお越しください。

*事前申込が必要なプログラムもあります。詳細は当館ウェブサイトをご覧ください。

■概要
①みんなのクリスマス・キャロル・コンサート 【事前申込】
クリスマスにちなんだ歌を集めたアカペラ・コンサートです。客席の照明は明るめのままにし、会場の出入りは自由にします。小さなお子様も、大人の方も、どなたでも安心してご参加いただけます。

昨年度開催の様子

演奏:岡田 愛(ソプラノ)、大澤桃佳(ソプラノ)、田口昌範(テノール)、関口直仁(バリトン)
日時:
2024年12月14日(土)15:00~15:40
2024年12月15日(日)11:00~11:40
定員:各回100名
対象:どなたでも
参加費:無料
会場:講堂(地下2階)
参加方法:要事前申込
※小さなお子様も歓迎します。お子様向けに座布団の貸し出しがあります。
※客席の照明を完全に暗くしません。
※申込者は入退出自由です。
※お席に戻りづらい場合や、一時的に席を移動したい場合などにご利用いただける「フリーエリア」があります。
※車いす席・車いす移乗席があります。
※補助犬同伴で入場できます。
※館内には授乳室・おむつ交換台・ベビーカー・車いすの貸し出しがあります。

 

②ギャラリートーク 【当日受付】
常設展に展示している作品から、キリスト教やクリスマスにちなんだ作品を数点取り上げ、当館ボランティア・スタッフが作品の見どころを解説します。

昨年度開催の様子

日時:
2024年12月14日(土)11:00~11:30 ※手話通訳付き:手話をお使いの方もそうでない方もどなたでもご参加いただけます。
2024年12月14日(土)13:00~13:30
2024年12月15日(日)11:00~11:30
2024年12月15日(日)13:00~13:30
定員:各回15名(先着順)
対象:どなたでも
参加費:無料(但し、常設展観覧券が必要です)
会場:常設展示室
受付場所:19世紀ホール(本館1階)
参加方法:当日受付(事前申込不要)

 

③ボランティアート ※手話通訳付き【当日受付】
当館ボランティア・スタッフが企画・運営する予約不要の立ち寄り制プログラムです。所蔵作品にちなんだ簡単な創作を楽しむなど、子どもから大人まで、気軽にご参加いただける企画を予定しています。テーマや詳細は、後日、当館ホームページに掲載します。
手話通訳者がいますので、手話をお使いの方も安心してご参加いただけます。

昨年度開催の様子

日時:
2024年12月14日(土)10:00~15:00
2024年12月15日(日)10:00~15:00
※各日、材料がなくなり次第、終了します。
参加費: 無料(但し、常設展観覧券が必要です)
対象:どなたでも
会場:ワークショップ室(新館2階 版画・素描室付近)
受付場所:同上
参加方法:当日受付(事前申込不要)

 

④冬季限定!音声ガイド「キュレーターズ・ボイス」

当館研究員による冬季限定の音声作品解説です。常設展で鑑賞いただける作品から、担当した展示や日頃の研究活動をベースに約10作品についてご案内します。研究員ならではの一歩踏み込んだ解説を無料でお楽しみいただけます。
インフォメーションにて2次元バーコードを読み取って音声ガイドのウェブアプリにアクセスいただきます。展示室でご利用の際は、スマートフォンとイヤホンをお持ち下さい。スクリプト付ですので文字情報もご提供しております。

 

⑤Kawasaki Free Sunday クイズラリー
毎月恒例の常設展無料観覧日Kawasaki Free Sundayでは、2024年12月8日(日)限定でクイズラリーを行います。全てのクイズに正解した方には、オリジナルグッズをプレゼントします。
※オリジナルグッズは数に限りがございますので、予めご了承下さい。

 

■クリスマス時期ならではの、常設展ミュージアムショップやレストランにもご注目!

● SHOP
当館オリジナルパッケージの雷おこしは、クリスマス時期にはリボンをかけたものをご用意しております(数量限定)。また、橋本コレクションの指輪を複製しました。指輪に刻まれた言葉は「私の真心は」(フープ外側)「すべてあなたのもの」(フープ内側)とロマンチックです。橋本コレクション「指輪」カタログと一緒にプレゼントにいかがでしょうか。

パウンドショコラ \2,400(税込)
雷おこし \864(税込)
レプリカリング(ポージーリング)9、13、15号  \15,800(税込)
橋本コレクション指輪カタログ \3,200(税込)

●CAFÉ すいれん
ローストビーフコースをはじめ、オリジナルクリスマスケーキもご用意しております。

ローストビーフコース \3,300(税込)

 

■美術館でクリスマス期間中開催の展覧会

・企画展「モネ 睡蓮のとき」
会期:2024年10月5日[土]-2025年2月11日[火・祝] 会場:企画展示室
・小企画展「オーガスタス・ジョンとその時代—松方コレクションから見た近代イギリス美術」
会期:2024年10月5日[土]-2025年2月11日[火・祝] 会場:版画素描展示室(常設展示室内)

 

国立西洋美術館について

館 名|国立西洋美術館
所在地|〒110-0007 東京都台東区上野公園 7-7
開館時間|9:30~17:30(モネ展会期中の金・土曜日は 21:00 まで)※入館は閉館の30分前まで
休 館 日|月曜日(祝休日の場合は開館し、翌平日休館)、年末年始(2024年12月28日~2025年1月1日)※開館時間・休館日の最新情報は国立西洋美術館公式サイトトップページ「お知らせ」をご確認ください。
常設展観覧料(税込)|一般500円、大学生250円 ※障害者手帳をお持ちの方と付き添い1名は無料 ※企画展は別料金
お 問 合 せ| 050-5541-8600(ハローダイヤル)
国立西洋美術館公式サイト| https://www.nmwa.go.jp/

 

【文化庁】プレスリリースより


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台東区パンダ橋利活用実証実験 第5弾『パンダバシピクニック2024 Autumn』

モリとマチとエキがつながるのんびり空間

株式会社JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニーは、JR上野駅入谷改札から上野のまちや上野公園を結ぶ東西自由通路「パンダ橋」において、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)と台東区が連携して開催する、地域の魅力を発信するイベント「パンダバシピクニック2024 Autumn」に参画します。

今回のテーマは「モリとマチとエキがつながるのんびり空間」。アルコールを含むドリンクやフードの提供、鉄道をテーマにしたワークショップなど大人もお子さまも一緒に楽しめるのんびり過ごせる空間を演出します。

 

パンダバシピクニック2024 Autumn イベント概要

■実施日時:
10月26日(土)・27日(日)
26日(土):12時~19時/27日(日):12時~18時
※雨天時は一部イベントのみ開催
※イベント中止の連絡は関係HPやSNSにて発表

■実施場所: JR上野駅入谷改札外 パンダ橋
■主  催: 東日本旅客鉄道株式会社(東京感動線)
■共  催: 台東区、株式会社JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー
■協  力:株式会社JR東日本スポーツ(ジェクサー フィットネス&スパ上野)、株式会社ジェイアール東日本都市開発、岩倉高等学校
■出店ショップ(運営:JR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー)

・noie…ナチュラルワイン、カレーパンの販売
・ひぐらし書房…近隣の本屋が集合。古書・本の販売
・CERA STORE…古着、古物、古書の販売
・TONTOKOBOY…クラフトビールの販売等
・VectorBrewing…クラフトビールの販売等
・スナックリンネ…ドリンク・フードの販売、ブローチ作りワークショップ
・グルグルジェラート…ジェラートの販売
・アサクサ車輛製作所…革切符ワークショップ、鉄道グッズ販売

 

のんびり空間を演出するショップが集合

上野恩賜公園と駅をつなぐパンダ橋で「モリとマチとエキがつながるのんびり空間」をテーマにしたショップや体験コーナーを展開します。

【出店ショップ一覧】

【noie】ナチュラルワイン、カレーパンの販売
【ひぐらし書房】近隣の本屋が集合。古書・本の販売
【CERA STORE】古着・古物・古書の販売
【TONTOKOBOY】クラフトビールの販売等
【VectorBrewing】クラフトビールの販売等
【スナックリンネ】ドリンク・フードの販売、ブローチ作りワークショップ
【グルグルジェラート】ジェラートの販売
【アサクサ車輛製作所】革切符ワークショップ、鉄道グッズ販売(10/27のみ)

 

多様なワークショップも開催

「モリとマチとエキがつながるのんびり空間」をテーマに様々なワークショップを開催!アートを楽しむもよし、鉄道の仕事に触れるのもよし、身体を動かすのもよし。それぞれの楽しみ方でのんびり過ごしてみてください。

 

■トレインシミュレータ&車内きっぷ発券体験(10/26のみ)

日時  : 10月26日(土) 12時~16時30分(30分毎に実施)
所要時間: 45分程度
講師  : JR東日本社員
参加人数:各回1名×2コース
参加費 :【通常コース】3,000円(税込)
【グレードアップコース】4,000円(税込)※E217系で使用していた本物のマスコンでの体験となります。
参加方法 : JRE MALLにて事前予約
【予約ページ】
・通常コース
https://event.jreast.co.jp/activity/detail/a002/a002-097
・グレードアップコース(E217系マスコン使用)
https://event.jreast.co.jp/activity/detail/a002/a002-98

 

■オリジナル時計作りアートワークショップ(10/27のみ)

日時   : 10月27日(日) 12時、14時、16時
所要時間 : 1時間15分程度
講師   : NiJi$uKe(土居虹亮)氏
参加人数 : 各回12名
参加費  : 4,500円(税込)
参加方法 : 体験型イベントサイト(aini)にて事前予約
【予約ページ】
https://helloaini.com/travels/49375?prcd=rdX6

 

■JEXER FITNESS CLUBのインストラクターによるフィットネス

日時 :
・ZUMBA
10月26日(土)13時
・LESMILLS BODY ATTACK
10月26日(土)14時30分
・LESMILLS DANCE
10月27日(日)13時
・LESMILLS BODY COMBAT
10月27日(日)14時30分

所要時間 : 各回1時間程度
※LESMILLS DANCEのみ45分程度
講師   : JEXER FITNESS CLUBのインストラクター
参加人数 : 各回100名まで
参加費  : 2,500円(税込)
参加方法 : 体験型イベントサイト(aini)にて事前予約
【予約ページ】
・ZUMBA
https://helloaini.com/travels/49558?prcd=rdX6
・LESMILLS BODY ATTACK
https://helloaini.com/travels/49560?prcd=rdX6
・LESMILLS DANCE
https://helloaini.com/travels/49547?prcd=rdX6
・LESMILLS BODY COMBAT
https://helloaini.com/travels/49545?prcd=rdX6

【参加特典】
①ドリンク1本プレゼント
②「ジェクサー・フィットネス&スパ上野」のスパを当日利用可能
※ジェクサー・フィットネス&スパ上野https://www.jexer.jp/fitness/ueno/

 

■コルク人形とくるくるパンダブローチ

日時   :
10月26日(土) 12時~19時
10月27日(日) 12時~18時
所要時間 : 30分
講師   : 飯嶋千尋さん
参加人数 : 各回6名
参加費  :ワークショップ 1,000円(税込)
1ドリンクセット 1,500円(税込)
参加方法 :
【予約ページ】
https://snakrinne1026-27.peatix.com/
※当日枠は先着順です。

 

■JR上野駅パンダ橋で世界に一つのかわのきっぷ®︎を作ろう(10/27のみ)

日時   : 10月27日(日) 12時、13時、14時、15時、16時
所要時間 : 20分(1枚につき)
講師   : アサクサ車輌製作所
参加人数 : 各回8枚/1日40枚上限 ※1人で3枚まで
参加費  : 1,650円(税込)、柄のきっぷ+330円(税込)
参加方法 : 予約枠(20枚)+当日枠(20枚)
【予約ページ】 https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/02x0cahcz2141.html
※当日枠は先着順です。

 

その他のイベントもご紹介!

■岩倉高校ダンス部「Burst」によるダンスパフォーマンス(10/26のみ)

地元の岩倉高校ダンス部「Burst」1・2年生によるダンスパフォーマンスを実施。迫力あるダンスをお楽しみください!
日時   : 10月26日(土) 16時~17時
企画協力 : 岩倉高校
参加費  : 無料

 

JR上野駅 東西連絡通路「パンダ橋」 利活用実証実験

東日本旅客鉄道株式会社及び台東区では、上野地区まちづくりビジョンに基づき、上野の杜とまちの回遊性向上に向けた、みんなが活用したくなる新たな拠点づくりを進めています。パンダ橋では、令和4年12月より、居心地の良い空間活用を目指して、新たな過ごし方や使い方による実証実験を実施しています。安全性や快適性等の検証を重ねながら、” パンダ橋らしさ”を育んでいきます。

令和6年3月実施パンダ橋利活用実証実験第4弾「パンダバシピクニック」の様子

 

「東京感動線/TOKYO MOVING ROUND」について

〇JR東日本はグループ経営ビジョン「変革2027」において、「鉄道を起点としたサービス提供」から「ヒトを起点とした価値・サービスの創造」に転換し、地域の皆さまの「心豊かな生活」の実現を目指しています。

〇移動を含めた日常生活の利便性を高めるサービスに加え、多様なまちや人の個性を引き出し、駅と駅、駅とまち、人とまち、人と人のつながりを創り出すことで、心豊かな都市生活空間を創造していきます。

〇その一環として「東京感動線」はアートの取組みを手掛け、いつもの駅で、気軽にアートを愉しむ機会を提供しています。様々なキュレーターとともに“アートとつながる日常”をテーマに、エキナカ施等の一角にアートを展示し気軽にアートと触れ合える機会を提供するギャラリーを展開しています。

「東京感動線」 公式ウェブサイト・SNSアカウント
公式ウェブサイト https://www.jreast.co.jp/tokyomovinground/
X    https://twitter.com/tokyo_moving_o/
Instagram  https://www.instagram.com/tokyomovinground/
Facebook   https://www.facebook.com/tokyo.moving.round.jp/
ハッシュタグ #東京感動線 #TokyoMovingRound

 

※画像はイメージです。
※状況により内容が変更になる場合があります。
※価格はすべて税込です。

【JR-Cross】プレスリリースより

 

記事提供:ココシル上野


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上野・不忍池 映像アートインスタレーション×ライブ×食『Peace of Light(ピースオブライト)』10/26(土)10/27(日)開催

参加アーティスト:中山晃子(Akiko Nakayama)、澤渡英一(Eiichi Sawado) 他
J-WAVEのイベント「INSPIRE TOKYO」がプロデュースする、フードコートは10/25(金)から開催

一般社団法人上野観光連盟は都会のオアシス上野公園「不忍池」周辺にて、光のアート「Peace of Light(ピースオブライト)」を開催いたします。

不忍池畔のアートインスタレーション(10/26土曜、10/27日曜)と水上音楽堂野外ステージのライブパフォーマンス(10/26土曜)は、画家の中山晃子氏、音楽は澤渡英一氏が担当します。
10/25(金)から先行して開催する飲食エリアは、今回ラジオ局のJ-WAVE(81.3FM)が主催するイベント「INSPIRE TOKYO」がプロデュース。熱々ホットドッグやハンバーガー、ベトナム料理にパレスチナ料理、韓国料理など多国籍なフード、クラフトビール、淹れたてコーヒーにスイーツまで、バラエティ豊かなこだわりの美味しいフード&ドリンクが集います。 この秋は、上野公園不忍池のほとりでアートインスタレーション&音楽と食を是非満喫してください。

【開催日時・場所】
「Peace of Light(ピースオブライト)」

 

・アートインスタレーション 中山晃子と澤渡英一による、新作映像「融解の水景」
開催場所:上野公園不忍池(蓮見デッキ前)
2024年10月26日(土)10月27日(日)12:00~22:00開催(入場無料)

 

・ライブパフォーマンス
中山晃子の色彩と流動の持つエネルギーを用い、絶えず変容していく「Alive Painting」と
澤渡英一が奏でる音楽が融合!

※イメージ                                     

開催場所:上野公園 水上音楽堂野外ステージ
2023年10月26日(土)のみ開催 17:00開場 17:30開演~20:00終演予定
※前売券(500円税込)はローソンチケットで一般発売中 https://l-tike.com/search/?keyword=70391
※当日券(500円税込)
※入場者には、特典としてサイリウムリストバンドを配布(終演後リストバンドを上野商店街の参加店舗で提示するとで10/26(土)限定で特典が受けられます。)
※入場料収益は日本赤十字社を通じてウクライナ人道危機救援金に寄付されます。
出演予定アーティスト:中山晃子、澤渡英一、style-3!(スタイルスリー)、Aoi MichellE(アオイ ミシェル)

 

■中山 晃子(Akiko Nakayama) プロフィール

液体から固体までさまざまな材料を相互に反応させて絵を描く「Alive Painting」というパフォーマンスを行う。
あらゆる現象や現れる色彩を、生物や関係性のメタファーとして作品の中に生き生きと描く。
様々なメディウムや色彩が渾然となり変化していく作品は、即興的な詩のようでもある。
近年では Ars Electronica festival(オーストリア リンツ)、MUTEK モントリオール、Tokyo 2020 オリンピック閉会式、大河ドラマ「光る君へ」オープニング映像等を手がける。
https://www.akikopainting.com

 

・「INSPIRE TOKYO」プロデュース飲食エリア(入場無料) 
 開催場所:上野公園不忍池(蓮見デッキ前)
2024年10月25日(金)10月26日(土)10月27日(日)12:00~21:00開催

※全て雨天決行、荒天中止

その他、10/26(土)水上音楽堂野外ステージ開催のライブパフォーマンスチケットがもらえるデジタルスタンプラリーも同時開催!
詳しくは公式サイトをcheck!

 

■主催:一般社団法人上野観光連盟 後援:台東区、J-WAVE
※詳しくは、Peace of Light 公式WEBサイトをご覧ください。
URL:https://ueno.or.jp/peaceoflight/

 

【株式会社第一通信社】プレスリリースより

記事提供:ココシル上野


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藝大アートプラザ企画展「Beautiful Foolishness~遊びをせんとや生まれけむ」開催! 10月26日(土) より

2024年10月26日(土)- 12月8日(日)上野・藝大アートプラザにて開催(入場無料)

小学館と東京藝術大学の協働事業である、東京藝術大学美術学部構内(台東区・上野)のギャラリー「藝大アートプラザ(https://artplaza.geidai.ac.jp/ )」にて、2024年10月26日(土)より企画展「Beautiful Foolishness~遊びをせんとや生まれけむ」を開催。本展では約10名の藝大関連アーティストによる作品を展示販売します。入場は無料、原則撮影OK。お子様連れも歓迎です。

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企画展開催告知ページ
https://artplaza.geidai.ac.jp/column/25475/
***********************************

2024年10月26日(土)開催 企画展「Beautiful Foolishness~遊びをせんとや生まれけむ」

東京藝術大学美術学部の前身である東京美術学校の校長を務めた岡倉天心は著書「The Book of Tea(茶の本)」の第一章をこんな言葉で終えています。

”Let us dream of evanescence, and linger in the beautiful foolishness of things”
(しばしの間はかなさを夢見ようではないか。そして物事の美しい愚かさに身をゆだねようではないか)

”foolishness”という言葉は通常否定的な意味でしか使われません。その言葉を”beautifull”と形容することによって、天心は功利的には役に立たないことやものに、あるいは、社会の文脈や関係性から解き放たれた一見無価値な存在に対して、最大の賛辞を送っているように見えます。

また、日本におけるポップの帝王ともいえる後白河法皇が編んだ「梁塵秘抄」には「遊びをせんとや生まれけむ戯れせんとや生まれけん」というその後の文学作品に大きな影響を与えた一節が収録されています。

今回藝大アートプラザは「美しき愚かさ」「遊びをせんとや生まれけむ」という二つの言葉に注目しました。もしかしてそんな存在のアートがあってもいいのでは?と思うからです。

藝大アーティストが織りなす「美しくて愚かな」そして「遊びをするために生まれた」作品の数々にしばしの間身をゆだねてください。

 

■ 企画展概要
企画展名:企画展「Beautiful Foolishness~遊びをせんとや生まれけむ」
会場:藝大アートプラザ(東京都台東区上野公園12-8 東京藝術大学美術学部構内)
会期:2024年10月26日(土)〜12月8日(日)
入場料:無料
営業時間:10:00-18:00
定休日:月曜
※営業日時が変更になる場合がございます。最新情報は公式Webサイト・SNSをご確認ください

■ 出展予定作家一覧
浅野井春奈 / 今井完眞 / 尾形凌 / 加藤健一 / 倉敷安耶 / 真田 将太朗 / 須田日菜子 / 松尾 ほなみ / 林樹里 / 林 奈緒子

 

藝大アートプラザとは

トップアーティストを数多く輩出する、東京藝術大学(以下、藝大)の教職員、学生、卒業生の作品を展示販売するギャラリー「藝大アートプラザ」。藝大上野キャンパス構内において、一般の方々が、年間を通して自由に入場・見学することができる、貴重な場所のひとつです。小学館と藝大の協働事業として、2018年から運営をスタートしました。

現在は、1,2カ月ごとに異なるテーマの展示を開催。企画展には毎回10〜50名のアーティストが参加し、油画、日本画、彫刻、工芸、デザイン等、藝大ならではの多様な技法とアプローチで表現された作品が、一堂に会します。

2024年8-10月開催の企画展「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者招待展〜藝大の星〜」展示風景
https://artplaza.geidai.ac.jp/column/25284/

店舗内には、器やアクセサリーなど生活に寄り添うアートを中心とした常設作品コーナー「LIFE WITH ART」、企画展と連動した書棚も設置。店舗の営業時間中は、屋外のキッチンカー「NoM cafe」のカフェドリンクで、一息つくこともできます。

藝大アートプラザは、入場無料。写真撮影やSNSでのシェアも原則大歓迎です。アートファンのみならず、どなたさまでも、気軽にアートに触れられる場所を目指しています。

常設コーナー「LIFE WITH ART」展示風景

 

藝大アートプラザ基本情報

■ アクセス
最寄駅:JR上野駅(公園口)、鶯谷駅 下車徒歩約10分
東京メトロ千代田線・根津駅 下車徒歩約10分
東京メトロ日比谷線・上野駅 下車徒歩約15分
京成電鉄 京成上野駅 下車徒歩約15分
都営バス上26系統(亀戸〜上野公園)谷中バス停 下車徒歩約3分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください


■ 公式SNSアカウント

Instagram:
https://www.instagram.com/geidai_art_plaza
X:
https://x.com/artplaza_geidai
Podcast(Spotify):
https://open.spotify.com/show/2FlkumYv9ScWy69UlBtqWy
Threads:
https://www.threads.net/@geidai_art_plaza

 

■ 2024年の展示

2024年1-3月
「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者展」
https://artplaza.geidai.ac.jp/column/22308/

2024年3-5月
「藝大動物園 Welcome to the art zoo!」
https://artplaza.geidai.ac.jp/column/22560/

2024年6-7月
「The Art of Tea」
https://artplaza.geidai.ac.jp/column/23855/

2024年8-10月
「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者招待展〜藝大の星〜」
https://artplaza.geidai.ac.jp/column/25284/

 

■ お問合せ
よくあるご質問はこちら
https://artplaza.geidai.ac.jp/qa/

 

【株式会社小学館】プレスリリースより

記事提供:ココシル上野


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上野駅PLATFORM13にて「上野発の名列車」をアート作品として放映します

○東日本旅客鉄道株式会社は、『Beyond Stations構想』のモデル駅である上野駅において、2024年8月1日に「PLATFORM13」を全体開業しました。

○上野駅は文化創造HUBをコンセプトに掲げ、様々な文化を発信しており、その取り組みの一環として、PLATFORM13にて、鉄道×アートコンテンツ「上野発の名列車」を8月30日から放映します。上野駅の歴史を彩ってきた名列車とデジタルグラフィック・書道アートと掛け合わせ、「鉄道」と「書道」という日本が世界に誇る文化をPLATFORM13のダイナミックな映像空間を通して体感いただけます。

○また鉄道グラフィックをモチーフに、生成AIによる鉄道画像と融合したQRコードを駅ホーム空間にプロジェクター投影する実証実験を、エプソン販売株式会社・株式会社Flybyと共に実施します。

 

1.鉄道×アートコンテンツ「上野駅発の名列車」の放映について
上野駅の長い歴史の中で、時代ごとの鉄道文化や物語を彩ってきた8つの名列車と、デジタルグラフィックという手法、書道という人の感性・リアルな手が生み出すアートを掛け合わせることで、新機軸の鉄道文化発信コンテンツとして展開いたします。
上野駅の歴史をたどるとともに、名列車の活躍した往年の姿を100mの壁面に投影し、現実に列車が進入・進出するかのようなダイナミックな演出と書道家が書き下ろした列車愛称の迫力ある書道アートが掛け合わさることで、懐かしさも感じさせる壮大なアートを体感いただけます。

(1)放映場所:上野駅 13番線 PLATFORM13
(2)放映期間:2024年8月30日(金)~2024年10月14日(月・祝)
(3)放映時間:8:00~21:30※
(4)登場列車:特急とき 特急あさま 寝台特急はくつる 特急ひたち
     寝台特急あけぼの 寝台特急北斗星 寝台特急カシオペア E5系新幹線はやぶさ

(※)・下記時間帯は放映を停止しております。
9月30日以降の月曜日4:00~11:30/木曜日16:00~19:00/土曜日4:00~11:30/日曜日16:00~19:00
・輸送障害時など、都合により13番線ホームへの立ち入りを規制する場合や事前の告知なく放映を停止する場合がございます。

 

〈放映イメージ〉

 

〈書道アートについて〉
スポーツ・音楽・ゲーム・ファッションなど様々なカルチャーシーンとのコラボレーション実績を持ち、ルーブル美術館での書道パフォーマンスや柔道グランドスラム大阪2019の題字揮毫など、国際的に活躍する書道家の真澪(SHIN-REI)氏を起用することで、「文化創造HUB」としての上野駅が世界に向けて文化価値発信を行う映像コンテンツにふさわしい書道アートを制作しました。

真澪氏

 

2.生成AIによる鉄道画像と融合したQRコード投影の実証実験について
鉄道×アートコンテンツ「上野駅の名列車」の放映とあわせて、エプソン販売株式会社・株式会社Flybyの協力のもと、プロジェクターの投影映像を活用した新技術の実証実験をPLATFORM13で行います。
生成AIによる、鉄道グラフィック画像と融合したQRコードが駅ホーム空間にプロジェクター投影されます。スマートフォンのカメラからこのQRコードを読み込むことで、JRE MALLサイトの8つの名列車のグッズ特集ページへとアクセスすることができます。

QRコード(イメージ)

 

【参考】真澪(SHIN-REI)氏
書道家 真澪
7歳から書道を始める。読売書法展や日本書芸院展などで数々の賞を受賞。書道パフォーマンスに関しては、日本のみならず、フランス・ルーヴル美術館での書道パフォーマンスなどヨーロッパ、アメリカ、アジアでのパフォーマンス、ワークショップ、個展等グローバルに活動している。世界初となった、書道家 真澪 × ウォーターライトグラフィティのコラボレーションを実施するなど書の新たな可能性や分野の開拓も積極的に行っている。

【参考】『Beyond Stations構想』が目指す姿
ヒトの生活における「豊かさ」を起点として、リアルの交流拠点である駅の強みを活かしながら駅空間の配置と機能を変革するとともに、JRE POINT生活圏の拡充を通じ、駅を「交通の拠点」から「暮らしのプラットフォーム」へと転換します。
モデル駅の上野駅では、今後もリアルとオンラインの融合サービスを拡大し、私たちだからこそ提供できる「心豊かな生活」を実現してまいります。

【参考】2024年7月29日プレスリリース 上野駅「PLATFORM13」が全体開業します
URL:https://www.jreast.co.jp/press/2024/20240729_ho03.pdf

 

【東日本旅客鉄道株式会社】プレスリリースより

記事提供:ココシル上野


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企画展「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者招待展〜藝大の星〜」開催

2024年8月17日(土) ~ 10月20日(日) 上野・藝大アートプラザにて開催(入場無料)

小学館と東京藝術大学の協働事業である、東京藝術大学美術学部構内(台東区・上野)のギャラリー「藝大アートプラザ(https://artplaza.geidai.ac.jp/ )」にて、2024年8月17日(土)より企画展「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者招待展〜藝大の星〜」を開催。本展では約30名の藝大関連アーティストによる作品を展示販売します。入場は無料、原則撮影OK。お子様連れも歓迎です。

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企画展開催告知ページ
https://artplaza.geidai.ac.jp/column/24936/
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2024年8月17日(土)開催 企画展「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者招待展」

藝大アートプラザ大賞は約20年続く、藝大の学生を対象とした年に1回のアートコンペです。本年からは藝大アートプラザ・アートアワードと名称を変え、「小学館賞」「JR東日本賞」を新設するとともに、デジタルアート部門を創設するなど新たな展開を迎えました。

これまでの美術部門受賞者の新作が一堂に会する「アートアワード受賞者招待展」を今年も開催いたします。これからの活躍が楽しみな現役の藝大生のものから、アーティストとして注目を浴びる卒業生の作品まで、幅広い年代・ジャンルがそろいます。それぞれのアーティストの「現在(いま)」を感じられる展覧会をぜひお楽しみください。

■ 企画展概要
企画展名:「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者招待展〜藝大の星〜」
会場:藝大アートプラザ(東京都台東区上野公園12-8 東京藝術大学美術学部構内)
会期:2024年8月17日(土)〜10月20日(日)
前期:2024年8月17日(土)〜9月15日(日)
後期:2024年9月21日(土)〜10月20日(日)
※9月16日(月)〜9月20日(金)は展示替えのため休業
入場料:無料
営業時間:10:00-18:00
定休日:月曜

※営業日時が変更になる場合がございます。最新情報は公式Webサイト・SNSをご確認ください

■ 出展予定作家一覧

前期
石田 菜々子/大野 直志/河崎 海斗/小林 真理子/鹿間 麻衣/鈴木 初音/先﨑 了輔/東條 明子/中村 弘峰/前田 恭兵/間瀨 春日/本村 綾

後期
大島 利佳/小倉 慎太郎/加藤 萌/齋藤 愛未/杉本 ひなた/地村 洋平/野村 絵梨/堀口 晴名/水代 達史/満田 晴穂/安河内 裕也/RO KIKO

 


藝大アートプラザとは

トップアーティストを数多く輩出する、東京藝術大学(以下、藝大)の教職員、学生、卒業生の作品を展示販売するギャラリー「藝大アートプラザ」。藝大上野キャンパス構内において、一般の方々が、年間を通して自由に入場・見学することができる、貴重な場所のひとつです。小学館と藝大の協働事業として、2018年から運営をスタートしました。

現在は、1,2カ月ごとに異なるテーマの展示を開催。企画展には毎回10〜50名のアーティストが参加し、油画、日本画、彫刻、工芸、デザイン等、藝大ならではの多様な技法とアプローチで表現された作品が、一堂に会します。

▼2024年6-7月開催の企画展「The Art of Tea」展示風景
https://artplaza.geidai.ac.jp/column/24666/

店舗内には、器やアクセサリーなど生活に寄り添うアートを中心とした常設作品コーナー「LIFE WITH ART」、企画展と連動した書棚も設置。店舗の営業時間中は、屋外のキッチンカー「NoM cafe」のカフェドリンクで、一息つくこともできます。

藝大アートプラザは、入場無料。写真撮影やSNSでのシェアも原則大歓迎です。アートファンのみならず、どなたさまでも、気軽にアートに触れられる場所を目指しています。

常設コーナー「LIFE WITH ART」展示風景

 

藝大アートプラザ基本情報

■ アクセス
最寄駅:JR上野駅(公園口)、鶯谷駅 下車徒歩約10分
東京メトロ千代田線・根津駅 下車徒歩約10分
東京メトロ日比谷線・上野駅 下車徒歩約15分
京成電鉄 京成上野駅 下車徒歩約15分
都営バス上26系統(亀戸〜上野公園)谷中バス停 下車徒歩約3分
※駐車場はございませんので、お車でのご来場はご遠慮ください

■ 公式SNSアカウント
Instagram:https://www.instagram.com/geidai_art_plaza
X:https://twitter.com/artplaza_geidai
Podcast(Spotify):https://open.spotify.com/show/2FlkumYv9ScWy69UlBtqWy
Threads:https://www.threads.net/@geidai_art_plaza

■ 2024年の展示
2024年1-3月「藝大アートプラザ・アートアワード受賞者展」
https://artplaza.geidai.ac.jp/column/22308/
2024年3-5月「藝大動物園 Welcome to the art zoo!」
https://artplaza.geidai.ac.jp/column/22560/
2024年6-7月「The Art of Tea」
https://artplaza.geidai.ac.jp/column/23855/

■ お問合せ
 よくあるご質問はこちら
https://artplaza.geidai.ac.jp/qa/

 

【株式会社小学館】プレスリリースより

記事提供:ココシル上野


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