蔦重めぐり~ 台東区×東武鉄道×東京メトロ 手ぬぐいスタンプラリー ~

2025年10月31日(金)から2025年11月25日(火)まで開催

東京地下鉄株式会社(以下「東京メトロ」)は、当社線をご利用いただきながら東京の魅力ある街を訪れていただくことを目的に台東区・東武鉄道株式会社と共催で、「蔦重めぐり~台東区×東武鉄道×東京メトロ 手ぬぐいスタンプラリー~」を2025年10月31日(金)から11月25日(火)まで開催いたします。

本スタンプラリーは、江戸の出版文化を支えた蔦屋重三郎ゆかりの地を巡りながら、オリジナルの「手ぬぐい」を完成させる企画です。台東区内にある「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」をスタート地点とし、浅草エリアを中心とする観光名所を散策しながら、各所に設置されたスタンプを手ぬぐいに押していただきます。

スタンプラリーへの参加には「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」への入館(有料)が必要です。ご入館のうえ、スタンプラリーに参加を大河ドラマ館受付にてお申し出ください。「手ぬぐい」と「散策マップ」をお渡しいたします。
散策マップを片手に蔦屋重三郎ゆかりの地を巡り、スタンプを押すことで、世界に一つだけのオリジナル手ぬぐいが完成します。

本企画を通じて、お客様には蔦屋重三郎が生きた江戸の歴史や文化に触れていただくとともに、台東区の新たな魅力をお楽しみいただけます。

東京メトロは、今後も東京の都市内観光「City Tourism」を推進し、沿線地域のにぎわい創出に貢献してまいります。
詳細は以下をご覧ください。

 

「蔦重めぐり~台東区×東武鉄道×東京メトロ手ぬぐいスタンプラリー~」詳細

1 実施期間
2025年10月31日(金)から2025年11月25日(火)まで

2 参加方法
(1) 「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」(台東区民会館9階)の入館時、スタッフに「蔦重めぐり 手ぬぐいスタンプラリー」の参加意向をお伝えください。
  ※入館時には入館料が必要です。
(2) 手ぬぐいと散策マップを受け取ったら5 手ぬぐいスタンプ設置場所や観光地をめぐり、台東区の観光をお楽しみください。
(3) 4か所に設置された5 手ぬぐいスタンプ設置場所で、手ぬぐいのお好きな場所にスタンプを押してください。

3 手ぬぐい引換・スタンプ設置期間
2025年10月31日(金)から2025年11月25日(火)まで
  ※スタンプ設置時間は各施設により異なります。

4 手ぬぐい引換場所
「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」(台東区民会館9階)
(1) 開館時間  : 9時00分から17時00分まで(最終入館16時30分)
(2) 休館日  : 毎月第2月曜日(第2月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始等
(3) 入館料  : 大人(中学生以上)800円/小人(小学生)400円 ※未就学児は無料
(4) URL   : https://taito-tsutaju.jp/features/exhibition

5 手ぬぐいスタンプ設置場所
(1) 東京メトロ/上野駅  日比谷線エレベーター専用改札付近
   設置時間:9時00分から20時00分まで
(2) 東武鉄道/浅草駅 正面改札口付近
   設置時間:始発から終列車まで
(3) 江戸新吉原耕書堂 店舗内
   ア 設置時間:10時00分から17時00分まで
   イ 休館日  :毎月第2月曜日(第2月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始等
   ウ URL   :https://taito-tsutaju.jp/features/know-satellite
(4)正法寺 境内
   ア 設置時間:10時00分から17時00分まで
   イ URL   :https://temple.nichiren.or.jp/0041045-shoboji/

6 注意事項
(1) 「べらぼう 江戸たいとう 大河ドラマ館」(主催:台東区大河ドラマ「べらぼう」活用推進協議会)の入館には入館料が必要です。
(2) 手ぬぐいのお渡しはお一人様につき一枚です。
(3) スタンプ設置場所の巡る順番は自由です。
(4) ラリーに必要な交通費等はお客様のご負担となります。
(5) 諸事情により、イベント内容の変更及び開催を中止する場合がございます。
(6) 参加中の怪我、事故等については責任を負いかねます。
(7) 手ぬぐいスタンプ用インクが手など意図しない場所に付着する事を防ぐ為、インクが完全に乾いた事をご確認下さい。
(8) 速乾性のあるインクを使用しておりますが、インクの乾燥時間はその日の温度や湿度等の環境により異なります。雨や洗濯等の水濡れにより、色落ちや色移りする場合がございますので十分にご注意下さい。
(9) 手ぬぐいの数に限りがありますので、早期に配布を終了する場合があります。

7 お問い合わせ先
東京メトロお問い合わせページ https://www.tokyometro.jp/support/index.html

 

【東京メトロ】プレスリリースより


その他の展覧会情報を見る

「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」”印象派の巨匠”ウィーク開催決定!

国立西洋美術館

アトレ上野とのコラボ企画、東京メトロオリジナル24時間券を販売

10月25日[土]に国立西洋美術館[東京・上野公園]にて「オルセー美術館所蔵 印象派—室内をめぐる物語」が開幕します。会期中の対象期間(平日)にご来場いただいた各日先着200名様に、オリジナルステッカー(非売品)をプレゼント! 本展にも多くの作品が展示される”印象派の巨匠”たち3人にちなみ、「モネ・ウィーク」「ドガ・ウィーク」「ルノワール・ウィーク」を開催します。週替わりで、本展に展示されるそれぞれの作品の絵柄をご用意しました。

そのほか展覧会公式図録、オリジナルグッズなどご紹介します。

◆モネ・ウィーク

期間:11月11日[火]~14日[金]
配布物:クロード・モネ《アパルトマンの一隅》オリジナルステッカー

◆ドガ・ウィーク

期間:11月18日[火]~21日[金]
配布物:エドガー・ドガ《家族の肖像(ベレッリ家)》オリジナルステッカー

◆ルノワール・ウィーク

期間:12月2日[火]~5日[金]
配布物:ピエール=オーギュスト・ルノワール《ピアノを弾く少女たち》オリジナルステッカー

◆対象:上記期間に本展にご来場のお客様、各日先着200名様 ※予定枚数に達し次第終了
◆配布場所:国立西洋美術館「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」企画展示室改札
※お1人様1枚。
※割引クーポンは付いておりません。

展覧会公式図録は表紙デザインが2種類!

販売価格:3,300円 (税込)
A4変形サイズ、252ページ、ハードカバー上製本
※作品情報等一部英文併記

本展の全出品作品97点のオールカラー画像に加え、国内外の専門家による論文・コラムを日本語・英語で収録。日本初公開作品のエドガー・ドガ《家族の肖像(ベレッリ家)》は見開きで大きく掲載し、作品の魅力を存分にご堪能いただけます。
表紙デザインはドガ《家族の肖像(ベレッリ家)》とピエール=オーギュスト・ルノワール《ピアノを弾く少女たち》の2種類をご用意。
「印象派と室内」をめぐる芸術家たちの挑戦をより深く理解できる、充実した一冊となっています!

※在庫状況により、表紙の種類をお選びいただけない場合がございます。

発行:国立西洋美術館、読売新聞社
監修:袴田紘代(国立西洋美術館主任研究員)、アンヌ・ロビンス(オルセー美術館絵画学芸員)
執筆:袴田紘代、アンヌ・ロビンス、シルヴィ・パトリ(シニア・キュレーター、オルセー美術館・オランジュリー美術館創立記念行事責任者)、天野知香(お茶の水女子大学名誉教授)、シリル・シアマ(ジヴェルニー印象派美術館館長)、アナイス・アルシュス(オルセー美術館装飾芸術学芸員)ほか

展覧会オリジナルグッズ

【コラボグッズ】
PAPIER TIGRE ノート・メッシュポーチ・ボールペン
ノート:各3,300円 メッシュポーチ:各2,640円 ボールペン:1,980円

2012年にパリで設立したステーショナリーを中心にものづくりを行うプロダクトブランド「PAPIER TIGRE(パピエ ティグル」。「紙(パピエ)」の名を冠するブランドならではのこだわりアイテムのノートをはじめ、メッシュポーチ、ボールペンをご用意しました。本展限定デザインです。

 

ame ピアス・イヤリング
各6,820円

リサイクルプラスチックの美しさを追求する、ライフスタイルブランド「ame」とのコラボレーショングッズ。ドガ《家族の肖像(ベレッリ家)》、ルノワール《ピアノを弾く少女たち》の色遣いや光の表現から着想を得て、ピアスとイヤリングを作り上げました。
それぞれ6種で計12種展開。お好みのアクセサリーをお選びください。

そのほかオリジナルグッズも一部ご紹介します。

アクリルキーホルダー(ブラインド) 550円
シュシュ  各2,200円
豆皿 各1,650円
トートバッグ 各1,980円
ブランケット 3,520円

※料金はすべて税込です。
※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合があります。
※各商品の在庫には限りがあります。一部商品は購入個数制限を設けることがあります。
※転売目的でのご購入はご遠慮ください。

オルセー印象派展×アトレ上野 「アトレでひたる、オルセー印象派展のアートの余韻」を開催!

JR上野駅直結のショッピングセンター・アトレ上野(所在地:東京都台東区)とのコラボ企画が実現!
2025年10月25日[土]~11月30日[日]の期間、一部ショップでの限定ノベルティのプレゼントや、「The Arts Fusion by L’écrin」にてコラボメニューを展開。展覧会の世界観を反映した、ここだけの特別企画を提供します。

オリジナルビジュアル

 

【① コラボメニュー】

■The Arts Fusion by L’écrin(EAST 1F)
「印象派スペシャルコラボメニュー~食事を楽しむ物語~」4,800円(税込)
モネ、ルノワール、ドガなどの作品から、食材×世界観を融合させた前菜、魚、肉、デザートの計4品。展覧会とのコラボをぜひお楽しみください。
※ワインは料金に含まれません。

 

【② 限定ショッパー、オリジナルステッカープレゼント】
対象ショップにて税込2,000円以上お買い物されたお客様に、先着で限定のオリジナルショッパーと、割引クーポン付オリジナルステッカーを1枚ずつプレゼントします。

ショッパー
ステッカー

【配布期間】2025年10月25日(土)~なくなり次第終了
【対象ショップ】アトレ上野公式ホームページをご確認ください。
※お1人様それぞれ(各)1枚限りのお渡しとなります。

 

【③オリジナルコースタープレゼント】
一部レストラン・カフェにてドリンクをご注文されたお客様に、先着でオリジナルの割引クーポン付コースターを1枚プレゼントします。

【配布期間】2025年10月25日(土)~なくなり次第終了
【対象ショップ】アトレ上野公式ホームページをご確認ください。
※お1人様1枚限りのお渡しとなります。

詳細はアトレ上野公式ホームページをご覧ください。
https://www.atre.co.jp/ueno/news/5748/

 

東京メトロオリジナル24時間券を発売!

本展の開催を記念し東京メトロより、エドガー・ドガ《家族の肖像(ベレッリ家)》およびピエール=オーギュスト・ルノワール《ピアノを弾く少女たち》を券面デザインにしたオリジナル24時間券を発売します。

券面イメージ

販売金額:各700円(税込)
販売数量:各10,000枚(計20,000枚) ※なくなり次第終了
販売期間・販売箇所:
2025年10月25日[土]から2026年2月15日[日]まで
「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」特設ショップ
2025年10月27日[月]から2026年2月15日[日]まで
東京メトロ旅客案内所(表参道駅、池袋駅、新宿駅)
浅草文化観光センター
中央区観光情報センター
東京シティアイ 観光・ビジネス情報センター
TERMINAL GINZA 観光案内所

乗車券に関するお問い合わせ:東京メトロお客様センター
https://www.tokyometro.jp/support/index.html

スペシャルチケット好評販売中!

●スペシャルチケット 印象派展×大絶滅展 上野おとなりセット券
販売価格 4,100円(税込)
販売期間 8月8日(金)10:00~2026年2月15日(日)16:30
販売場所 アソビュー!

特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」(11月1日~2026年2月23日、国立科学博物館)との、上野公園でおとなり同士の美術館・博物館で同時期に行われる展覧会のセット券!
両展の当日券を別々で購入いただくよりも計500円安い、お得な割引チケットです。

※「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」展の一般観覧券1枚と、「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」の一般・大学生観覧券1枚がセットになったチケットです。
※1組のお申込でQRチケットが1枚発券され、同一のQRコードで両展を各1回ずつ観覧できます。

 

●ポストカード付き券
販売価格 前売券・当日券とも通常料金+100円
販売期間 5月29日(木)10:00~2026年2月15日(日)16:30まで
販売場所 セブンチケット

本展キービジュアルの、どちらかお好きなデザイン1種のポストカードがついたチケット!
※画像はイメージです。実際の商品とは異なる場合があります。
※ポストカードは、セブンチケットにて「ポストカード付き券」をご購入いただくと、2種の中からお好きなデザインを1枚、セブン-イレブン店内マルチコピー機にて印刷できます。
※一部マルチコピー機が設置されていない店舗があります。

 

【展覧会概要】
本展は、「印象派の殿堂」ともいわれるパリ・オルセー美術館所蔵の傑作約70点を中心に、国内外の重要作品も加えたおよそ100点により、マネ、モネ、ドガ、ルノワール、セザンヌら印象派の画家たちの、室内というテーマに対する関心のありかや表現上の挑戦をたどります。
オルセー美術館の印象派コレクションがこの規模で来日するのはおよそ10年ぶりです。
「室内」という視点から、印象派の新たな魅力を実感できる貴重な機会となります。

 

【開催概要】
◆展覧会名:オルセー美術館所蔵 印象派—室内をめぐる物語
◆会期:2025年10月25日[土]~2026年2月15日[日]
◆会場:国立西洋美術館[東京・上野公園]
◆開館時間:午前9時30分~午後5時30分(金・土曜日は午後8時まで)
休館日:月曜日、11月4日[火]、11月25日[火]、12月28日[日]-2026年1月1日[木・祝]、1月13日[火](ただし、11月3日[月・祝]、11月24日[月・休]、1月12日[月・祝]、2月9日[月]は開館)

◆観覧料(税込):
一般:2,300円(2,100円) 大学生:1,400円(1,300円) 高校生:1,000円(900円)
※()内は前売り料金。
※中学生以下、心身に障害のある方及び付添者1名は無料。(学生証または年齢の確認できるもの、障害者手帳をご提示ください)
※大学生及び高校生の方は、入館の際に券売窓口にて学生証をご提示ください。
※国立美術館キャンパスメンバーズ加盟校の学生・教職員は、本展を学生1,200円、教職員2,100円でご覧いただけます。(学生証または教職員証をご提示のうえ会期中、ご来場当日に国立西洋美術館の券売窓口にてお求めください)
※12月12日[金]~12月26日[金]は高校生無料観覧日。 入館の際に券売窓口にて学生証をご提示ください。
※観覧当日に限り本展観覧券で常設展もご覧いただけます。
※前売券は5月29日[木]から10月24日[金]までの販売。(国立西洋美術館インフォメーションでの販売は10月22日[水]まで)
※チケット情報の詳細は、展覧会公式サイトをご確認ください。

◆主催:国立西洋美術館、オルセー美術館、読売新聞社、日本テレビ放送網
◆特別協賛:キヤノン、大和証券グループ
◆協賛:DNP大日本印刷
◆後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
◆協力:日本航空、日本貨物航空、ルフトハンザ カーゴ AG、ヤマト運輸、西洋美術振興財団

◆公式サイト:https://www.orsay2025.jp
◆お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)

 

【「オルセー美術館所蔵 印象派-室内をめぐる物語」広報事務局】プレスリリースより


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【国立科学博物館】企画展「量子の世紀」開催のお知らせ

国立科学博物館

国立科学博物館は、2025(令和7)年10月21日(火)から11月30日(日)までの期間、下記のとおり、企画展「量子の世紀」を開催いたします。

【詳細URL:https://www.kahaku.go.jp/event/2025/10quantumcentury/

企画展「量子の世紀」ポスタービジュアル

 

いまからおよそ100年前、物理学者たちによって作り上げられたとある理論が、自然についての人間の知識に、大きな変革をもたらしました。
その名は「量子力学」。現代のサイエンスの根幹を成すと同時に、その応用を通じて、われわれの生活や社会を変える原動力となっている理論です。
2025年は、量子力学の1世紀を記念する「国際量子科学技術年」(International Year of Quantum Science and Technology; IQY)。本展では、量子力学の理論のエッセンスを紹介するとともに、この理論のあゆみを、自然界の不可思議なメカニズムに魅せられた科学者たちの挑戦として描きます。
当館新規収蔵・初公開となるアインシュタイン直筆メッセージ入り肖像写真や、ハイゼンベルク、ディラックらの手紙のほか、量子のあゆみに関わった科学者の貴重資料を展示します(一部複製品を含む)。また、「シュレーディンガーの猫」や「量子もつれ」といった量子力学の概念を体験的に学べる物理現象・ハンズオン展示を設置します。

開催概要

企画展「量子の世紀」

【開 催 場 所】国立科学博物館(東京・上野公園)地球館2階 常設展示室内
【開 催 期 間】2025(令和7)年10月21日(火)~11月30日(日)
【開 館 時 間】9時~17時 ※入館は閉館時刻の30分前まで
【休 館 日】月曜日、月曜日が祝日の場合は火曜日
【入 館 料】一般・大学生:630円(団体510円)、高校生以下及び65歳以上:無料
    ※本展は常設展示入館料のみでご覧いただけます ※団体は20名以上
    ※入館方法の詳細等については、当館ホームページをご覧ください
https://www.kahaku.go.jp/
【主   催】国立科学博物館
【共   催】日本物理学会

展示紹介

第I部 量子力学の誕生

量子力学は、100年前に突如としてその全貌をあらわしたというわけではありません。19世紀から20世紀への転換期のころから、鍵となるアイデアが、徐々に積み重ねられていったのです。しかし1920年代の半ばの勢いはすさまじく、1925年からものの2年たらずで、おおよその理論の骨子が見出されました。ただしそれは、自然界の不思議な「謎」をめぐる探究の幕開けに過ぎませんでした。

ハイゼンベルク・ディラックの手紙
『物理学文献抄』

第II部 量子力学の挑戦

量子力学は、自然界におけるさまざまな階層の現象を極めてよく説明しました。その知見を応用した技術は、わたしたちの社会の基盤となっています。理論が示す自然界の不可思議な性質についても、その探究の一方、これを積極的に活用してかつてないテクノロジーを創出する試みが注目を集めています。量子力学の物語は、まだ始まったばかりなのかもしれません。

グラファイト磁気浮上 体験展示イメージ
スピン波 体験展示イメージ
量子ビット 体験展示イメージ

展覧会の見どころ

PICK UP1

科学者の貴重資料でたどる量子のあゆみ

PICK UP2

物理現象・ハンズオン展示で体感する量子のふしぎ

光の干渉縞(二重スリット実験)体験展示イメージ
シュレーディンガーの猫 体験展示イメージ

PICK UP3

実物資料で学ぶ量子テクノロジーの最先端

本展監修者

理学研究部 理化学グループ
研究員 河野 洋人(こうの ひろと)
専門は科学史、とくに近現代の物理科学史を研究しています。とりわけ明治期以降の日本の物理学史に関心があり、学説の分析や国際比較を通じて、学問形成のダイナミズムに着目した研究を行っています。近年は、日本における物性物理学の形成過程について調査しています。

 

【文化庁】プレスリリースより


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