現在では「江戸」と「浅草寺」は極めて親近感のある言葉だと感じる人が多いと思います。しかし、かたや都市・時代、かたや寺院の名称であることから、空間的にも時間的にも異なる位置にある言葉だと言うことができます。その「江戸」と「浅草寺」が、いかにして親近感を持つに至ったか。接近のプロセスを顧みることで、そこから学べることは何かを考えていきます。
日時 平成30年 7月1日(日)開演14:00 開場13:30
会場 浅草寺五重塔院(台東区浅草2-3-1)
講師 壬生 真康 氏(浅草寺教化部執事・勧学所長)
昭和26年生まれ。東京大学文学部卒業後、同大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。浅草寺泉蔵院住職を経て平成12 年に浅草寺寿命院住職に就任。同寺院において寺史編纂主任、こども図書館主任を務めるほか、丸の内マイプラザにて毎月開催される仏教文化講座の企画進行を担当する。