江戸から学ぶ 番外編第2回『江戸の音を観る』奥浅草編(令和3年度)

たくさんのお申込みありがとうございました。

締切 令和3年9月5日(日)

<講演概要>
日時 令和3年10月3日(日)14:00開演(120分程度を予定)
会場 ミレニアムホール(台東区生涯学習センター・台東区西浅草3丁目25-16)

第一部「奥浅草における江戸文化の歩み」
〇概要
江戸時代、街道筋のこの地には、遊郭、芝居町、ちょっと変わった由来を持つ神社仏閣など個性的な場所が集まりました。なかでも遊廓は江戸の文化の一翼を担い、おもてなしの源泉でもありました。その歴史と生まれた文化が現在にどのように引き継がれたかをたどります。
〇講師:佐野 陽子 氏(慶應義塾大学名誉教授・嘉悦大学名誉学長)
慶應義塾大学経済学部1954年卒。同大学院を経て経済学博士。専攻は労働経済。慶應大学商学部教授。東京国際大学商学部教授。嘉悦大学学長を歴任。近年の著作に『ドバイのまちづくり』(慶應義塾大学出版会 2009)、『奥浅草 地図から消えた吉原と山谷』(共著 サノックス 2018)。台東区浅草田原町在住65年。

第二部「現在(いま)に息づく江戸の音」
〇概要
お祭、歌舞伎、落語などになくてはならない「囃子」を通して江戸文化のエッセンスを感じ、日本人の中に変わらず生き続けてきた江戸の響きを体感します。
〇出演:望月 太左衛 氏(重要無形文化財 長唄<総合認定>保持者)
東京藝術大学にて博士号(音楽)取得。伝統芸能教場・鼓樂庵代表。250 年前より続く歌舞伎囃子望月流宗家家元である父・十代目望月太左衛門に幼少より師事。台東区内「おはやしの会」はじめ国内及びアメリカ、ドイツ、オーストリア( 2019年台東区・ウィーン市第1区姉妹都市提携30周年記念事業参加)など海外における演奏、講演と普及活動に邁進している。

<留意事項>
・新型コロナウイルス感染症拡大等の理由により、内容の変更や中止となる可能性があります。
・参加の際は、新型コロナウイルス感染症対策のため、必ずマスクを着用し、私語は控えるようお願いします。

お知らせ

「江戸をたずねる」奥浅草ガイドツアー

「江戸の音を観る 奥浅草編」でとりあげる地域を、実際に巡るガイドツアーです。「江戸の音を観る 奥浅草編」とあわせてご参加いただくと、よりお楽しみいただけます。(イベントタイトルをクリックすると該当のページへ移行します)。

<概要>
<日時>
令和3年11月6日(土)
A班・13時00分開始/B班・13時30分開始
※班により集合時間が異なります。
※雨天決行(荒天時中止)
<講師>
待乳山聖天解説/平田 真純 氏(待乳山聖天本龍院住職)
ガイドツアー/日比谷 孟俊 氏(元慶應義塾大学教授・燈虹塾代表)
ガイドツアー/不破 利郎 氏(奥浅草観光協会専務理事・燈虹塾会員)

 

 

 

 

 

【国立科学博物館】企画展「メタセコイア -生きている化石は語る」 開催のお知らせ ≪2021年1月26日㈫~4月4日㈰まで≫

国立科学博物館
「メタセコイア ー生きている化石は語る」ポスター

 

独立行政法人 国立科学博物館(館長:林 良博)は、2021年1月26日(火)から2021年 4月4日(日)までの期間、企画展「メタセコイア -生きている化石は語る」を開催いたします。
【詳細URL: https://www.kahaku.go.jp/event/2021/01metasequoia/ 】

 

  • 企画展「メタセコイア -生きている化石は語る」開催概要

「生きている化石」と呼ばれるヒノキ科の針葉樹メタセコイアが三木茂博士(1901 年~1974 年)によって命名されてから 2021 年で80年を迎えます。
本展では、メタセコイアの発見や保護をめぐる研究者たちの努力を紹介するとともに、植物と地球環境の変化の関わりを解説します。また、その保護活動の紹介を通じて、現代の私たち人類が直面する環境問題などの課題にも向き合います。

メタセコイア樹幹化石 写真提供:筑波大学生命環境系

 

メタセコイア化石 所蔵:国立科学博物館

【会   場】国立科学博物館 日本館1階 企画展示室(東京都台東区上野公園 7-20)

【会   期】2021(令和 3)年1月26日(火)~4月4日(日)

【開館時間】午前9時~午後5時

【休 館 日】毎週月曜日(ただし、3月29日(月)は開館)
※会期等は変更となることがあります。

【観覧料金】常設展示入館料のみでご覧いただけます。
(一般・大学生:税込630円、高校生以下および 65歳以上無料)

【入館方法】新型コロナウイルス感染拡大防止の対策を実施しています。
※入館にあたっては、当館ホームページでの事前予約が必要です。
※入館前に検温、体調等の確認をし、発熱等がある場合は入館をお断りします。
※入館方法の詳細等については、当館ホームページの予約サイトをご覧ください。
https://www.kahaku.go.jp/news/2020/reservation/index.html

【主  催】国立科学博物館

【協  力】アキシマエンシス(昭島市教育福祉総合センター)、一般財団法人日本緑化センター、大阪市立自然史博物館、大阪市立大学理学部附属植物園、神奈川県立生命の星・地球博物館、宮内庁、滋賀県立琵琶湖博物館、筑波大学生命環境系、東京大学大学院理学系研究科附属植物園、福井県立恐竜博物館、福島県立博物館

【詳細URL】https://www.kahaku.go.jp/event/2021/01metasequoia/

 

  • 展示内容

■メタセコイアってどんな植物?
メタセコイアは校庭や並木道など身近なところで見られる落葉樹です。その特徴やなぜ「生きている化石」と呼ばれるのかを紹介します。

メタセコイアの木

■世界が驚いたメタセコイアの発見
三木博士が名付けた化石のメタセコイアと、その後発見された現生種。2つの「発見」にまつわる物語を紹介します。

三木茂博士 写真提供:大阪市立自然史博物館

■メタセコイアが生きた時代とは?-日本の化石産地から-
東京と近畿で発見されたメタセコイアの化石林研究の成果をもとに、数百万年前の環境やそこに暮らした動植物を紹介します。

古琵琶湖周辺の景観図 画:ブライアン・ウィリアム 所蔵:滋賀県立琵琶湖博物館

■メタセコイアはなぜ日本から絶滅した?
北極圏にまで広がっていたメタセコイアがなぜアジアの一部地域だけに残り、日本から姿を消してしまったのか、そのミステリーに迫ります。

国内最古のメタセコイア化石 所蔵:福島県立博物館

■メタセコイアの現在・未来
現生種発見のあと、研究者たちの努力でメタセコイアは再び世界に広がりました。自生地や日本での保全活動を紹介します。

メタセコイア自生地(中国・湖北省) 写真提供:塚腰実、厚井聡

■メタセコイアから何を学ぶ?
絶滅をのがれたメタセコイアは、いま再び環境問題に直面しています。「生きている化石」を通じて、私たちは何を学んだらよいのでしょうか?

三木博士が研究したメタセコイア標本 所蔵:大阪市立自然史博物館

 

  • 国立科学博物館

※現在、入館には事前予約が必要です。ご来館前に必ず公式ホームページをご覧ください。
【開館時間】9:00 ~17:00
【休 館 日】毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
【入 館 料】 一般・大学生 税込630円、高校生(高等専門学校生含む)以下および65歳以上 無料
【所 在 地】〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
【問い合わせ】050-5541-8600(ハローダイヤル)
【公式ホームページ】https://www.kahaku.go.jp/

 

記事提供:ココシル上野


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【東京都美術館】アーカイブズ資料展示「旧館を知る」を開催

東京都美術館

 

事前予約不要 ・ 観覧無料

 

Archives Exhibition 2020 Remembering the Tokyo Metropolitan Art Museum’s Original Building

 

東京都美術館は、北九州出身の実業家、佐藤慶太郎が100万円(現在の約32億円相当)を寄付したことにより建設され、1926(大正15)年5月1日に開館しました。

 

当時「東京府美術館」と呼ばれたその建物は、岡田信一郎による設計のもと、近代クラシック様式により建設されました。『美の殿堂』にふさわしく、列柱を構えた堂々たる建物は、数多の展覧会の舞台となり、人々の創作活動と交流の場となりました。

旧館外観 1960年撮影

 

今回の展示では、当館が所蔵するアーカイブズ資料を通して、旧館の建設から、1975年の新館(現在の東京都美術館)建設を機にその役目を終えるまでの歩みをたどり、上野の地に生まれた日本最初の公立美術館のたたずまいに思いを馳せる機会にしたいと思います。

旧館建設風景 1924-26年撮影

 

会期:2020年10月6日(火)~12月6日(日) 事前予約不要 ・ 観覧無料
会場:東京都美術館 佐藤慶太郎記念 アートラウンジ(中央棟 1階)
休館日:第1・第3月曜日
開館時間:9:30~17:30
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館

 

 

記事提供:ココシル上野


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【東京都美術館】特別展「没後70年 吉田博展」開催決定!

世界を魅了した画家 吉田博。名峰や日本の風景を繊細に描いた木版画作品を一挙紹介!

 

東京都美術館(東京・上野公園)では、「没後70年 吉田博展」を2021年1月26日(火)から3月28日(日)まで開催いたします。

 

 

福岡県久留米市に生まれた吉田博(1876-1950)は、若き日から洋画に取り組み、幾度もの海外体験を通じて東西の芸術に触れながら、独自の表現と技法を確立しました。

画家として才能を発揮した吉田は、画業後半期にはじめて木版画に挑戦し、新たな境地を切り開きます。深山幽谷に分け入り自ら体得した自然観と、欧米の専門家をも驚嘆させた高い技術をもって、水の流れや光の移ろいを繊細に描き出しました。

画家の没後70年という節目に開催する本展は、最初期から代表作の木版画を一堂に集めるとともに、版木や写生帖をあわせて展示し、西洋の写実的な表現と日本の伝統的な版画技法の統合を目指した吉田博の木版画の全容を紹介します。世界に挑み、ダイアナ妃やフロイトにも愛された画家、吉田博の作品をこの機会にぜひお楽しみください。

 

【主な出品作品】

《日本アルプス十二題 劔山の朝》 大正15(1926)年 木版、紙
《瀬戸内海集 帆船 朝》 大正15(1926)年 木版、紙

 

【開催概要】
展覧会名 : 没後70年 吉田博展
Yoshida Hiroshi: Commemorating the 70th Anniversary of His Death
会期 : 2021年1月26日(火)~ 3月28日(日)
会場 : 東京都美術館 企画展示室
休室日 : 月曜日
開室時間 : 9:30~17:30
観覧料 : 詳細は決まり次第、特設WEBサイト等でお知らせします。
主催 : 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、毎日新聞社、日本経済新聞社
協賛 : ニューカラー写真印刷
特設WEBサイト : https://yoshida-exhn.jp
お問い合わせ : 03-5777-8600(ハローダイヤル)

「講演会シリーズ『江戸から学ぶ』講演記録集 」を配付しています

<配付場所> 各配付場所ごとなくなり次第配付を終了します。
〇文化振興課(台東区役所9階4番窓口)
〇区政情報コーナー(台東区役所3階7番窓口)
〇生涯学習センター、中央図書館
〇浅草文化観光センター
〇江戸たいとう伝統工芸館

<記録集の郵送を希望の方>
文化振興課「江戸から学ぶ」担当宛てに、下記内容を記載・封入してご郵送ください。
〇郵便番号
〇住所
〇氏名
〇連絡先(日中つながりやすい電話番号)
〇送付希望の講演記録集の内訳
<記載例1> 講演記録集 壱:1 計1冊
<記載例2> 講演記録集 壱:1/講演記録集 弐:1 計2冊
<記載例3> 講演記録集 壱:1/講演記録集 弐:1/講演記録集 参:1  計3冊
〇送料分の切手等(記録集1冊約200g)
<例1>普通郵便の場合
1冊:250円分の切手を封入
2冊:390円分の切手を封入
3冊:580円分の切手を封入
<例2>レターパックの場合
お届け先欄にご住所、お名前、お電話番号を記載したレターパックを封入
1枚のレターパック(370円)で3冊送付できます。
※上記以外の方法で送付を希望の方(書留・速達等)は、希望の送付方法を記載し、送付料分の切手を封入ください

<規格> A4、48ページ(表紙4ページ 本文44ページ)

東京藝術大学大学美術館 特別展「あるがままのアート -人知れず表現し続ける者たち-」 国内外で注目を集める出品作家たちをご紹介!

東京藝術大学大学美術館


井村 ももか《みどりの玉》2014年

 

東京藝術大学・NHK・文化庁・独立行政法人日本芸術文化振興会は、東京藝術大学大学美術館(台東区・上野公園)にて『日本博』の一環として特別展「あるがままのアート -人知れず表現し続ける者たち-」[会期:2020 年7月23 日(木・祝)-9 月6 日(日)/令和2 年度 日本博主催・共催型プロジェクト]を開催します。

本展では、特定の文化や既存の美術、流行、専門教育などに影響されることなく、自身の芸術的な衝動に忠実に、ただひたすら自由に独自の世界を創造し続ける表現活動を行っているアーティストの作品にスポットを当てます。

日本国内には、独学のアーティストの独自の個性的な表現活動が多く見られ、その担い手の中には知的障害や精神障害のある方も多く、作品はなかなか世に出てきませんが、圧倒的な迫力に満ちています。
それらは私たちに人間の豊かさや心の自由を教えてくれると同時に、創造力を掻き立て、新たな人間像を考えるきっかけを提示しています。

近年国内外で注目を集めるアーティスト総勢25 名による約200 点の作品を通して、魅力的で多様性にあふれる「あるがままのアート」の世界と、その作品から垣間見えるアーティストたちの人生を、NHK のE テレやBS4K8K、国際放送で放送中の「no art, no life」、2017 年からETV 特集にて放送している「人知れず表現し続ける者たち」シリーズの映像とともに紹介します。

 

【『日本博』とは】

日本博は、「日本人と自然」を総合テーマに、縄文時代から現代まで続く「日本の美」を体感する美術展・舞台芸術公演、芸術祭などを、年間を通じ、全国各地で展開するプロジェクトです。
文化庁、日本芸術文化振興会、関係府省庁、全国の文化施設、地方自治体、民間企業・団体等が連携して、各地域が誇る様々な文化芸術の振興を図り、その多様かつ普遍的な魅力を国内外へ発信し、次世代に伝えることで、更なる未来の創生を目指します。
日本博公式ウェブサイト:https://japanculturalexpo.bunka.go.jp/

 

 

■本展みどころ

■パリで、ニューヨークで、アジアで、話題となった日本の「あるがまま」のアート作品が勢揃い!
■トゲトゲのオブジェ、落ち葉の折り紙、10 メートル!圧巻の現代絵巻など約200 点の作品を展示
■多様な表現が生まれる瞬間 アーティストたちの創作風景を4K 映像でも紹介
■人間の豊かさとはなにか、共に生きるとはなにか、心を揺さぶる総勢25 名の表現

【出品作家】
今村 花子/井村 ももか/大倉 史子/金崎 将司/川上 建次/記 富久/喜舎場 盛也/CANKTLE (キャンクト)
古久保 憲満/小森谷 章/坂元 郁代/澤井 玲衣子/澤田 真一/舛次 崇/杉浦 篤/魲 万里絵/高田 幸恵
長 恵/林田 嶺ー/福井 誠/藤岡 祐機/戸來 貴規/松本 寛庸/山際 正己/渡邊 義紘(五十音順)
※都合により、掲載している出品作家・作品が変更になる場合があります。

 

■作家紹介

 

澤田 真一(さわだ しんいち)

 

澤田は、架空の動物とも人間とも思えるシンボリックな陶芸オブジェを制作する。形態は奇怪だが、どことなくユーモラスにも見える不思議な生き物たちである。
表面を覆う無数の棘は、独特な世界を作り出し、作品は一度見たら忘れることのできない魅力を兼ね備えている。
棘のような突起物は、見ようによっては、世界を感受するセンサーのようなものにも見えるし、また、自らを保護する体毛が覆っているようにも見える。
当初は、手に乗るほどの小さな動物のようなオブジェの制作から始まったが、やがてサイズは大きくなり、原初的な人間や動物を想起する、空想的な形態の彫刻的な作品へと発展していった。

澤田は、滋賀県栗東市の山中の窯場で静かに制作を続けている。

 

澤田 真一《無題》制作年不詳

 

喜舎場 盛也(きしゃば もりや)

喜舎場盛也は、アルファベットや文字を紙一面に書き記した作品や、ベルや四角といった形を描き連ねる作品などの制作を経て、インクの滲みに着目した≪ドットシリーズ≫を制作している。
本シリーズは、必ず左下隅の青い丸を打つことから始まる。
この丸だけ他よりも少しだけ大きいのは、ペン先が紙に触れている時間が長いからである。
最初の斑点の後は、ドットの色選びを即興的に行っているようであるが、画面の中で色の偏りが見受けられないことから、独自の制作システムがあると思わずにはいられない。
色鉛筆で描かれた新作の≪ドットシリーズ≫では、 色彩のうねりが不思議な景色を作り出している。

喜舎場 盛也《ドットシリーズNo.10》2014年

 

井村 ももか(いむら ももか)

布製の丸い形のオブジェを作り出す。手の上に乗るサイズから抱きかかえるとちょうどよいサイズまで大小がある。
具体的なイメージがあるわけではないが、どこか愛玩動物やぬいぐるみを彷彿とさせる。
始めから大きなものをつくるわけではなく、順次、オブジェを成長させていくように、小さなものから大きなものへと作り上げる。
ピンク色が好きで、工房に着くと、まずピンクのウイッグをかぶり、創作が終わるとウィッグを外して、帰るという日々は、まるでパフォーマンスでもしているかのよう。
ときに歌うように、踊るように、動きながら、作り上げる。

井村 ももか《みどりの玉》2014年

 

 

松本 寛庸(まつもと ひろのぶ)

3m を超える大きな作品からスケッチブックサイズのものまで大小様々な作品あるが、どれも色彩に富んでいて、明快なイメージによってディテールが構成され、隅々までそれらによって埋め尽くされて、ひとつの物語を構成している。作品に近づくと読み解く面白さを堪能できる。
扱う題材は宇宙や歴史上の合戦というスケールの大きなものから、霧や、細菌と白血球など微小なものまで幅が広いが、題材のスケールの大きさを問わず、いずれも一種の世界の成り立ちを、作品を介して紹介しているともいえるもので、どのような法則やルールによってその世界が成立し、系統づけられているのかといった“なぞ”への興味が通底した制作の動機になっている。

松本 寛庸《加藤清正と徳川家康の陣取り合戦》2009-2010年頃

 

 

■展覧会開催概要

 

特別展「あるがままのアート -人知れず表現し続ける者たち- 」

 

特定の文化や美術動向に影響されることなく、自身の芸術的な衝動に忠実に、ダイレクトに、表現活動を行っているアーティストの作品を紹介します。
世界的に注目を集める「あるがままのアート」の世界を、近年、国内外で注目を集めるアーティストたち総勢 25名、約 200点の作品を通して幅広い“人間観”を探っていき、“人間の豊かさ”とは何かについて考えていきます。

 

会場: 東京藝術大学大学美術館  〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8

会期: 2020年 7月23日(木・祝)~9月6日(日 )

休館日 :毎週月曜日、8月11日(火)
※ただし、 8月10日(月・祝)は開館10:00〜 17:00
※入館は閉館の 30分前まで

主催 :東京藝術大学、NHK、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会、令和2年度日本博主催・共催型プロジェクト

展覧会公式HP: https://www.nhk.or.jp/event/art2020/

展覧会公式 SNS
Instagram:  https://www.instagram.com/arumama20/
Facebook :    https://www.facebook.com/arumama20
twitter    :         https://twitter.com/arumama20

 

 

【展示室内の3密(密閉・密集・密接)を防止するため、 入場予約制の導入のご案内】

 

本展は入場無料ですが、すべてのお客様はオンラインによる事前予約が必要となります。(小学生未満のお子様 は予約不要)
・開館 時間は 10時から 17時 まで 、 30分毎の入場となります。 最終 予約受付時間 は 16時予約回(最終入場 16時 30分) です。
・予約サイト からのみ予約可能です。 ご来場希望日の 1週間前より受付開始します。 電話等ではお受けできません。
・ご来場当日は、日時指定券の画面、もしくは画面を印刷したものを、展示室入口の係員にご提示ください。提示がない場合はご入館できません。

予約ページのURL https://art as it is.jp/reservation/ [ 7月 16日(木)午前 10:00より受付開始]

 

 

記事提供:ココシル上野


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【上野の森美術館】上野の森美術館所蔵作品展 なんでもない日ばんざい!開催

上野の森美術館

「なんでもない、どこにでもある日常」をテーマに、 いま、こういう時期だからこそ見てみたい、
心に響く作品を上野の森美術館所蔵作品からピックアップ!

 

今年2 月に日本でも本格化した新型コロナウィルスの感染問題により、私たちの意識や社会が根本から変わりつつ あります。その後の緊急事態宣言下では、それまで考えてもいなかった行動制限̶できるだけ人と距離をとること、 会わないこと、集まらないこと、外出や遠出をしないことが求められ、家で過ごす時間が長くなり、だれもがいままで当たり前と思っていた日常生活をみつめ直すことになりました。

上野の森美術館では1983年からこれまで38回開催してきた上野の森美術館大賞展の受賞作品を多数所蔵しています。
今回、このなかから「 なんでもない、どこにでもある日常」 をテーマに、いま、こういう時期だからこそ見てみたい
と思う作品を約80点選びました。

明るく楽しい気持ちにさせてくれるもの、おだやかな日常の情景、いつも変わらずそこにある街や自然、そして身近な人や風景からユニークな想像や思索を巡らせたものなどをグループにして構成しています。

会場には、同じく所蔵作品から、版画家・野田哲也が家族や日常の断片を日々記録した〈日記〉シリーズのうち約40点、そして秋山さやかが上野公園を題材に制作した作品を展示します。
アーティストがごく身近な日常に向けた素朴で素直なまなざしのなかに、いまの私たちの心に響くたいせつなものを見出せるのではないでしょうか。

主な展示作品
・上野の森美術館大賞展受賞作品(油彩、日本画など)から、約80点
・野田哲也作品(版画)約40点 ※前後期にわけ展示替えがあります。
・秋山さやか 「 あるく 私の往来基本形 上野恩賜公園 2008 年 12月25日、2009 年4月3日、7日、14日、5月12日、16日」
※サイズ表記:F100=162.1×130.3 ㎝ S100=162.1×162.1 ㎝

 

春日 佳歩 「惨くて、美味しくて、」

油彩 F100 2020 年

欲に対する罪悪感や嫌悪感、同時に存在するあっけらかんとした爽快感を写真的な極端な三点透視法で描き、インパクトがある。孤独を感じさせる場面、それを鷲掴みにするような大胆なカットと冷静な描写力が強烈な印象をあたえている。

春日佳歩「惨くて、美味しくて、」 油彩 F100 2020年上野の森美術館

 

藤原 早苗 「ピクニック」

日本画 F100 2020 年

家族と出かけた楽しい時間を描いている。
今までそこにいた人たちが立ち上がった後にできる凹んだ感じもそのままに、まだ賑やかな時間が続いているようだ。
リズム感のある明るい色彩がウキウキさせてくれる。

藤原 早苗「ピクニック」日本画 F100 2020年 上野の森美術館

 

 

千葉 美香 「神秘」

油彩 F100 2017 年

水面に差し込む光が乱反射することによって生み出される効果をうまくとらえている。
女性の体はほとんどが透き通った水中にあり、清涼感と浮遊感を繊細な光で表現した秀作。

千葉 美香 「神秘」 油彩 F100 2017年 上野の森美術館

 

 

冨樫 昭裕 「FORM、小鳥がとぶ」 

アクリル・水性ペイントほか S100 2000 年

中央に大きく木のようなものが描かれ、周囲に動物たちや鳥たちが描かれる。素材や技法も様々で、画面の上に布を縫い付けたり、ボタンや塗料を使ったり、自由な手法で伸びやかな画面を作り上げている。

 

冨樫 昭裕 「FORM、小鳥がとぶ」 アクリル・水性ペイント S100 2000年 上野の森美術館

 

 

[特集展示] 野田哲也 版画 < 日記>シリーズ

 

展示替えがあります。
前期:7 月23 日( 木・祝)~8 月10 日( 月・祝)
後期:8 月12 日( 水)~8 月30 日( 日)

 

本展の「なんでもない、どこにでもある日常」のテーマのもと、日本を代表する版画家の一人である野田哲也の〈日記〉シリーズを特集展示します。

身の回りの風景や家族を題材にした〈日記〉シリーズは、1968 年から現在まで続く野田のライフワークであり、本展では当館が所蔵する1970~80 年代の作品から約 40 点を前後期に分けて展示します。

自身が撮った写真をもとに木版、シルクスクリーンなどで制作された作品には、家族の肖像、野菜や果物、買い物袋、ソファ、車窓からの眺めなど日々の生活や出来事を想像させるものが淡々と綴られます。

作家自身の日常生活というきわめて私的な主題に徹しながら、それらは「なんでもない、どこにでもある」情景だけに、だれもが共有できる普遍性を持っているのかもしれません。

野田 哲也「日記 1977 年8 月8 日」 和紙に木版、シルクスクリーン 1977 59.9×84.4cm 上野の森美術館

 

野田 哲也 「日記 1978年12月6日」 和紙に木版、シルクスクリーン 59.8×84.0㎝ 1978年 上野の森美術館

 

(※「画像写真の無断転載を禁じます」)

【概要】

 

タイトル   上野の森美術館所蔵作品展 なんでもない日ばんざい!
会   場  上野の森美術館 〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2
会   期  2020年7月23日(木・祝)-8月30日(日)
休   館  月曜日(ただし8月10日は開館)、8月11日(火)
時   間     午前10 時─午後5 時(入場は閉館30 分前まで)
主   催     日本美術協会 上野の森美術館、フジテレビジョン
後   援     フジサンケイグループ

 

※タイトルについて
「なんでもない日ばんざい!」は、もともとルイス・キャロルの「鏡の国のアリス」に出てくる「誕生日じゃない日のプレゼント」(un-birthday present)という言葉に由来。ディズニーの「不思議の国のアリス」では、「お誕生日じゃない日のうた」のなかに「なんでもない日おめでとう!」(A Very Merry Unbirthday To You)という歌詞がある。

 

チケット情報 

*この展覧会は日時予約制です

①10:00~10:59  ②11:00~11:59  ③12:00~12:59  ④13:00~13:59
⑤14:00~14:59  ⑥15:00~16:30

 

ご来館前にあらかじめ下記(e+ イープラス、ファミリーマート店舗)で日時指定券を購入のうえ
会場にお越し下さい。美術館内の混雑緩和のため、会期中は入場制限をさせていただきます。
*この展覧会は日時予約制です。

 

ネット環境をお持ちでない方へ
日時指定の予約なく当日直接お越しになる方は【当日窓口】でお越しいただいた時間帯の空いている時間枠を照会いたします。
日時指定予約をされた方が優先となりますので、ご入場までお待ちいただく場合がございます。予めご了承ください。

※入替制ではございません。 ※指定時間内にご入場ください。

 

入場料一般1000 円、大学生500 円、高校生以下無料

※障がい者とその付き添いの方1名は無料、入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。

 

販売期間

①2020 年7月10日(金)10時~
[7月23 日( 木・祝)~8 月10 日(月・祝) の期間のチケットを販売します。]

 

②2020 年7 月22 日( 水) 0 時~
[8 月12 日( 水)~8 月30 日( 日) まで の期間のチケットを販売します。]

 

販売場所  e+(イープラス) / QRチケット 【WEB 販売】 https://eplus.jp/ueno-mori/

【 コンビニ店頭販売】 ファミリーマート店内Famiポート

※ファミリーマート店頭購入方法 https://www.family.co.jp/services/famiport.html
※上野の森美術館窓口(開館日のみ)

 

・当館内で新型コロナウイルスの感染者が確認された場合、上野の森美術館ホームページにその情報を掲出いたします。
・会期等に変更等ある場合は上野の森美術館ホームページにてお知らせいたします。

 

 

記事提供:ココシル上野


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【国立科学博物館】第8回 ヒットネット(HITNET) ミニ企画展「香りの魅力-日本の産業技術-」開催いたします! ≪2020年7月14日(火)~8月23日(日)まで≫

国立科学博物館

国立科学博物館 (館長:林 良博)では、2020年7月14日(火)から8月23日(日)まで、第8回 ヒットネット(HITNET) ミニ企画展「香りの魅力-日本の産業技術-」を開催いたします。
【国立科学博物館URL: https://www.kahaku.go.jp/ 】

 

第8回 HITNET ミニ企画展「香りの魅力-日本の産業技術-

 

第8回 HITNET ミニ企画展「香りの魅力-日本の産業技術-」(国立科学博物館)

 

国立科学博物館(館長:林 良博)では、日本の産業系博物館等の資料を検索できる共通データベース(ヒットネット=HITNET)を構築し、公開しています。
産業技術に関する資料を所蔵・展示している多くの産業系博物館が日本各地に存在することを紹介するために、このたび、ヒットネットに登録している 155 館から、「香り」に関連する 4 館を紹介するミニ企画展を開催します。
各館に展示されている香りに関するエピソードなどをお楽しみください。
パネルや展示品を見ながら、日々の生活を支え、豊かな文化を育んできた産業技術の面白さや、技術の歴史を見る楽しさを感じていただければ幸いです。

 

 第8回 ヒットネット(HITNET) ミニ企画展「香りの魅力-日本の産業技術-」の概要


※現在、入館には予約が必要です。ご来館前に必ず公式ホームページをご覧ください。

【開催場所】 国立科学博物館 地球館 2 階 (東京都台東区上野公園7-20)
【開催期間】 2020年7月14日(火)~8月23 日(日)
【開館時間】9:00 ~17:00、但し、下記の期間は18:00まで延長します。
・2020年7月24日(金)から8月末までの金曜日・土曜日
・2020年7月23日(木・祝)、2020年8月8日(土)~16日(日)
【休 館 日】毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
※但し、本開催期間中は休館日なし。
【料  金】 常設展示入館料のみでご覧いただけます。
【主  催】 国立科学博物館
【共  催】 大分香りの博物館 (大分県別府市)
松栄堂薫習館 (京都府京都市)
磐田市香りの博物館 (静岡県磐田市)
東京農業大学 北海道オホーツクキャンパス 学術情報センター (北海道網走市)

大分香りの博物館
松栄堂 薫習館
磐田市香りの博物館
東京農業大学 北海道オホーツクキャンパス 学術情報センター

 

ヒットネット(HITNET)とは…

 

【ヒットネット=HITNET】では、日本全国の登録した産業系博物館等が収蔵・展示する資料を横断的に検索・閲覧することができます。
ホームページ( http://sts.kahaku.go.jp/hitnet/ )から、関心のあるキーワードを入力すると、データベース内の該当する情報が表示されます。

 

国立科学博物館

 

国立科学博物館

 

※現在、入館には予約が必要です。詳しくは、公式ホームページをご覧ください。

【開館時間】9:00 ~17:00、但し、下記の期間は18:00まで延長します。
・2020年7月24日(金)から8月末までの金曜日・土曜日
・2020年7月23日(木・祝)、2020年8月8日(土)~16日(日)
【休 館 日】毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
※但し、本開催期間中は休館日なし。
【入 館 料】 一般・大学生 630円
高校生(高等専門学校生含む)以下および65歳以上 無料
【所 在 地】〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
【問い合わせ】ハローダイヤル:03-5777-8600

国立科学博物館:https://www.kahaku.go.jp/
産業技術史資料情報センター: http://sts.kahaku.go.jp/

 

 

記事提供:ココシル上野


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東京国立博物館「博物館でお花見を」 2020年3月10日(火)~4月5日(日)開催!

東京国立博物館

東京国立博物館は、春の恒例企画「博物館でお花見を」を今年も開催します。
本館の各展示室では、桜をモチーフにしたさまざまな日本美術の名品が咲き誇ります。
また、本館北側にある庭園では約10種類の桜をお楽しみいただけます。
さらに、ギャラリートークやクイズラリーなど関連イベントも行います。
トーハクならではの、特別なお花見をどうぞご堪能ください。

■本館桜めぐり

本館では、「観桜図屏風」など桜を描いた絵画や、桜をモチーフにした工芸品、陶磁器など、桜に関連したさまざまな作品を展示します。
該当作品のキャプションには桜マークを付けていますので、展示室にてお気に入りの桜を見つけてください。

◆主な展示作品 ※作品はすべて東京国立博物館蔵

本館7室

観桜図屏風(かんおうずびょうぶ)

住吉具慶筆 江戸時代・17世紀

西脇健治氏寄贈

展示期間:3月24日(火)~4月19日(日)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_1.jpg

『伊勢物語』より、桜を讃え歌を詠む惟喬(これたか)親王と在原業平(ありわらのなりひら)らを描きます。

本館8室

瓢形酒入(ひさごがたさけいれ)

船田一琴作 江戸時代・天保14年(1843)

展示期間:1月28日(火)~4月19日(日)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_2.jpg

銀、銅、銀と銅の合金など多彩な金属でつくった酒入。
桜の花は、銅を立体的に彫り、鍍金(ときん)したものを象嵌しています。

本館8室

色絵桜樹図透鉢(いろえおうじゅずすかしばち)

仁阿弥道八作 江戸時代・19世紀

展示期間:1月28日(火)~4月19日(日)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_3.jpg

少し斜め上から鉢の内外を同時に眺めると、より満開の桜を感じられます。

本館8室

色絵桜樹図皿(いろえおうじゅずさら)

鍋島 江戸時代・18世紀

展示期間:1月28日(火)~4月19日(日)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_4.jpg

円形に沿って枝が巡る構図で、桜が器面いっぱいに爛漫と咲いています。

本館10室

隅田川の花見船図(すみだがわのはなみぶねず)

歌川国政筆 江戸時代・19世紀

展示期間:3月17日(火)~4月12日(日)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_5.jpg

舟を浮かべて遊ぶ女性たちと吉原へ向かう遊客。
遠くには桜の名所の三囲神社も描かれます。

本館10室

小袖 白綸子地若松桜幕模様

(こそで しろりんずじわかまつさくらまくもよう)

江戸時代・18世紀

展示期間:2月26日(水)~4月19日(日)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_6.jpg

満開の桜に幔幕(まんまく)がかかる模様は、『源氏物語』「花宴(はなのえん)」巻を想起させます。

本館13室

桜花鳳凰図鐔(おうかほうおうずつば)

塚田秀鏡作 明治3年(1870)

展示期間:3月10日(火)~6月14日(日)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_7.jpg

鐔の中で咲き誇る桜と舞い飛ぶ鳳凰が、華やいだ春を感じさせます。

■春の庭園開放

本館北側の庭園を、桜の時期にあわせて開放します(茶室内には入れません)。

また、期間中には臨時でカフェも出店します。
展示室で桜の作品を見たあとは、庭園でゆったりとお花見をお楽しみください。

3月10日(火)~4月19日(日) 10:00~16:00

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_8.jpg

※悪天候により中止する場合があります。

※庭園の一部工事を行うため、立入りエリアに制限が生じる場合がございます。

◆桜ライトアップ

春の庭園開放期間中の金曜・土曜日は、19:30まで庭園のライトアップを行います。

■桜イベント

※事前申込制の記載がないものは事前申込み不要、参加無料です。(ただし、当日の入館料が必要となります)

◆桜ギャラリートーク

器に咲く桜

陶磁器に表された桜について解説します。

日時:3月17日(火) 14:00~14:30

講師:今井敦(博物館情報課長)

場所:本館地下 みどりのライオン(教育普及スペース)

仏教絵画に描かれた桜

風景描写を伴う仏教絵画には桜も描かれます。

蓮華だけではない、仏教絵画の中の花についてお話しします。

日時:3月24日(火) 14:00~14:30

講師:沖松健次郎(絵画・彫刻室長)

場所:本館地下 みどりのライオン(教育普及スペース)

◆桜鑑賞ガイド

桜作品の見どころをダイジェストでご紹介します。

日時:3月31日(火) 14:00~14:30

講師:阿部楓子(教育講座室アソシエイトフェロー)

場所:本館地下 みどりのライオン(教育普及スペース)

◆桜セミナー

金銀螺鈿の花づくし

漆と金が生み出す季節の楽しみ方をご紹介します。

日時:4月4日(土) 13:30~15:00(13:00開場予定)

講師:福島修(工芸室研究員)

会場:平成館大講堂 定員380名(先着順)

◆ボランティアによるガイドツアー

桜にちなんだ作品や構内の桜など、さまざまなテーマで「トーハクの桜」をご案内します。

※日時とテーマは、当館ウェブサイトなどでご確認ください。

◆東博句会「花見で一句」

桜咲く庭園や桜をモチーフにした作品をテーマに俳句を募集します。

ご応募は当館敷地内4か所に設置されたポストに投函してご応募ください。

入選作品は、東京国立博物館ニュース9-11月号と当館ウェブサイトで発表し記念品を贈呈します。

※「博物館でお花見を」期間中毎日受付。

◆桜ワークショップ 春らんまん 桜ぬりえ

桜をモチーフにした作品のぬりえに、思い思いに色をつけ、自分だけの春らしい作品をつくるワークショップです。

日時:3月27日(金)~3月31日(火)

各日11:00~16:00 ※ぬりえシートがなくなり次第終了

会場:本館2階ラウンジ

◆桜クイズラリー

展示室をめぐって、5つのクイズを解いてください。
全て正解した方にオリジナルバッジをプレゼントします。

「博物館でお花見を」期間中、毎日開催。
バッジは全部で2種類ご用意しています。

※台紙の配布・バッジの引換え場所:本館エントランス

(バッジの引換えは10:00~閉館まで)

オリジナル缶バッジ(2020年限定デザイン)

https://www.atpress.ne.jp/releases/205579/img_205579_9.jpg

◆アートスタジオ 事前申込制

桜の根付作り

本館10室と高円宮コレクション室の根付を見学したあと、粘土を加工して桜をテーマにオリジナルの根付を制作します。
完成作品はお持ち帰りいただけます。

日時  :3月28日(土)13:30~15:30

会場  :本館地下 みどりのライオン(教育普及スペース)

対象  :高校生以上

定員  :20名程度(応募者多数の場合は抽選)

参加費 :無料(ただし、高校生を除く18歳以上70歳未満の方は当日の入館料が必要)

申込締切:2月25日(火)必着

◆庭園茶室ツアー 事前申込制

草庵(そうあん)茶室に入ってみよう!

庭園内にある茶室の見どころについて解説します。
通常のガイドツアーでは入らない「六窓庵(ろくそうあん)」「転合庵(てんごうあん)」の内部までご案内します。

*悪天候の場合は中止することがあります

日時  :3月19日(木) 11:00~12:00

定員  :16名(応募者多数の場合は抽選)

参加費 :無料(ただし、高校生を除く18歳以上70歳未満の方は当日の入館料が必要)

申込締切:2月17日(月)必着(申込みは締め切りました)

◆応挙館での茶会 事前申込制

応挙館(おうきょかん)桜茶会

庭園の応挙館でのお茶会です。
桜と円山応挙の障壁画(複製画)をご覧いただきながら、季節のお菓子とともにお茶をお楽しみいただきます。

*悪天候の場合は中止することがあります

日時  :3月29日(日) (1)11:00~12:00 (2)13:00~14:00(各回とも同じ内容)

定員  :各回15名(応募者多数の場合は抽選)

参加費 :500円(ただし、高校生を除く18歳以上70歳未満の方は、別途当日の入館料が必要)

申込締切:2月19日(水)必着(申込みは締め切りました)

※事前申込制のイベントについて、申込方法は当館ウェブサイトでご確認ください。

◆コンサート

桜の街の音楽会

「東京・春・音楽祭」参加アーティストによる無料のミニコンサートを開催します。

(ただし当日の入館料が必要です)

▼4月2日(木)

10:30~10:50 正門前

Vive! サクソフォーン・クヮルテット(サックス四重奏)

13:00~13:20 法隆寺宝物館エントランスホール

石井希衣(フルート)&岡本和也(ギター)

▼4月7日(火)

13:00~13:20 本館エントランス

大江馨(ヴァイオリン)

主催・お問合せ: 東京・春・音楽祭実行委員会(TEL:03-5205-6497)

ウェブサイト : http://www.tokyo-harusai.com/

【来館案内】

開館時間:9時30分~17時(金曜、土曜日は21時まで開館。入館は閉館の30分前まで)

休館日 :3月16日(月)、3月23日(月)

観覧料 :2020年4月1日(水)より観覧料を改定します

●2020年3月31日(火)まで

<一般>

620円(520円)

<大学生>

410円(310円)

●2020年4月1日(水)より

<一般>

1,000円

<大学生>

500円

※( )内は20名以上の団体料金。4月1日(水)より廃止

※高校生以下および18歳未満、満70歳以上の方は無料(入館の際に年齢がわかるものをご提示ください)

※障がい者とその介護者1名は無料(入館の際に障がい者手帳等をご提示ください)

※子ども(高校生以下および満18歳未満)と一緒に来館した方(子ども1名につき同伴者2名まで)は団体料金で観覧できます。4月1日(水)より廃止

※特別展「法隆寺金堂壁画と百済観音」(3月13日(金)~5月10日(日))は別料金

交通    : JR上野駅公園口、鶯谷駅南口から徒歩10分

東京メトロ上野駅・根津駅、京成電鉄京成上野駅から徒歩15分

お問合せ  : 03-5777-8600(ハローダイヤル)

ウェブサイト: https://www.tnm.jp/

 

 

記事提供:ココシル上野


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2020年5月 ついに、東京凱旋!!木梨憲武展 ~ロンドンを皮切りに日本国内20会場を回る全国美術館ツアー~

上野の森美術館

2018年7月の大阪会場を皮切りに、自身2度目の全国美術館ツアーを開催中の「木梨憲武展」がついに2020年、15か所目の会場として東京(上野の森美術館)に帰ってきます。

2015年のニューヨーク個展を契機に制作を始めた「OUCHIシリーズ」や2018年のロンドン個展で初披露した「REACH OUTシリーズ」の最新作を中心に、
2014年6月、上野の森美術館でわずか20日間で約10万人を動員した「木梨憲武展×20years」の大人気作まで、絵画だけではなく、ドローイング、映像、オブジェなど自由な発想による作品150点以上を展示。
「木梨憲武」らしい、明るく自由な発想と表現方法で観る人を幸せにする展覧会です。

 

みどころ

 

●木梨さん自らが全作品を展示!会場ごとに雰囲気の違う美術展!

 

すべての会場で展示方法を決めるのが木梨憲武流。
すでに観た人も、初めて観る人も楽しめる、ライブのような美術展です。
ちいさなお子様から大人の皆様まで、老若男女問わずに笑顔でお楽しみいただけます。

 

●新作を含む、150点以上の展示

 

多忙のなか、時間を見つけては今も作品制作を続ける木梨さん。
巡回展中にも新作を追加したり、既存の作品を手直ししたりと展覧会のブラッシュアップに余念がありません。
東京会場の開催に合わせて、新作の発表も決定しています。

感謝 2013年  (c)NORITAKE KINASHI (size 225cm×135cm)

 

REACH OUT Tree
2018年 
(c)NORITAKE KINASHI
(size 117.3cm×91cm)

 

 

REACH OUT
2018年 
(c)NORITAKE KINASHI
(size 直径160cm)

 

ROSE
2019年 
(c)NORITAKE KINASHI
(size 150cm×115cm)

 

●豊富なグッズや音声ガイドも

音声ガイドはタレントで映画評論家のLiLiCoさんと、まるでラジオのような軽妙な掛け合いとトークで木梨ワールドへご案内します。
また、豊富な展覧会限定グッズも用意。
展覧会の楽しい雰囲気を、ぜひご自宅でもお楽しみください。
■音声ガイド 所要時間:約40分/貸出価格:600円(税込)

 

木梨憲武さんからのメッセージ:

 

撮影:杉田裕一
(c)NORITAKE KINASHI

 

ついに帰ってきました東京・上野の森美術館!

2014年から約6年ぶりの東京個展を開催します!

この間に描き上げた作品を持ってまたお邪魔します!
2014年の「木梨憲武展×20years」に来てくれた人も、そうじゃない人も、オリンピック前、ぜひ遊びに来てください。
みんなに楽しんでもらえる展覧会に仕上げてお待ちしてま~す!!

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プロフィール:木梨憲武(きなし・のりたけ)

1962年東京生まれ。
とんねるずとして活躍する一方、アトリエを持ち画家としても活動している。
1994年に「木梨憲太郎」名義で愛知県名古屋市で開催した初個展『太陽ニコニカ展』から日本国内では今回で9度の個展を開催。
開催会場はのべ30会場。

アメリカ・ニューヨーク(2015年)およびイギリス・ロンドン(2018年)での2度の海外個展でも成功を収める。

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【開催概要】

□タイトル 木梨憲武展 Timing ー瞬間の光りー

□会  期 2020年5月29日(金)~6月21日(日)※会期中無休

□会  場 上野の森美術館

(所在地:〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2)

□開館時間 10時~17時(入場は閉館の30分前まで)

□入 場 料  一般 1,600円(1,400円)

大学・専門学校・高校生 1,400円(1,200円)

小学・中学生 800円(600円)

※小学生未満無料

※( )内の料金は前売および20名以上の団体料金

※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料(要証明)

※チケット詳細は公式HPで順次公開

□主  催 産経新聞社、imuraart gallery、上野の森美術館

□特別協力 コッカ

□協  賛 ソニー・ミュージックエンタテインメント、野崎印刷紙業

□公式 HP  http://www.kinashiten.com/

□公式SNS Instagram, Twitter , Facebook : @kinashiten

 

 

●スペシャル前売チケット発売決定!/発売日:2020年2月14日(金)AM10時~

 

(1)平日限定ペア券 2,500円(税込)【数量限定販売】

平日のみ来館できる限定ペア券。
当日券よりなんと700円もお得!

【販売プレイガイド】スマチケ、e+、ぴあ、ローチケ、CNプレイガイド、セブンチケット、楽天チケット、Yahoo!チケット

 

(2)オリジナルマッキー付券 1,600円(税込)【2月14日から3月13日までの期間限定販売】

作品制作にも使用する油性マーカー「マッキー」の展覧会オリジナルデザインが登場!

※オリジナルマッキーは会期中に会場内ショップにてお引換えください。
東京会場以外での引換えはできません。

※東京会場以降、会場内ショップでオリジナルマッキーを350円(税別)で発売予定です。

【販売プレイガイド】e+、ぴあ、ローチケ

 

REACH OUT
2018年 
(c)NORITAKE KINASHI
(size 直径160cm)

 

(3)《感謝》の特製キャンバスアート付券 6,000円(税込)【数量限定販売】

e+(イープラス)限定!

大人気作品《感謝》がキャンバスアート(非売品)に。
数量限定のスペシャル企画!

※キャンバスアートは会期中に会場内ショップにてお引換えください。
東京会場以外での引換えはできません。

 

感謝
2013年 
(c)NORITAKE KINASHI
(size 225cm×135cm)

 

(4)公式作品集付券 3,300円(税込)【数量限定販売】

ローソンチケット限定!

本展公式作品集2,200円(税込)がついて300円お得なセット

※公式作品集は会期中に会場内ショップにてお引換えください。東京会場以外での引換えはできません。

 

<販売プレイガイド>

●公式オンラインチケット「スマチケ」

https://eplus.jp/kinashitentokyo-official/

●e+(イープラス)

https://eplus.jp/kinashitentokyo/

【店頭販売】ファミリーマート店内Famiポート

 

●チケットぴあ

https://w.pia.jp/t/kinashitentokyo/

0570-02-9999(Pコード:685-109)

【店頭販売】セブン-イレブン、チケットぴあ店舗

●ローソンチケット

https://l-tike.com/kinashitentokyo/

Lコード:32004

0570-000-777(オペレーター対応)

【店頭販売】ローソン・ミニストップ店内Loppi

●CNプレイガイド

http://www.cnplayguide.com/kinashitentokyo/

0570-08-9999(オペレーター対応)

【店頭販売】ファミリーマート店内Famiポート

 

●セブンチケット

【店頭販売】全国のセブン-イレブン店頭

(店内マルチコピー機 セブンチケットボタン)

※セブンチケット取り扱いは、セブン-イレブン店頭のみ

 

●楽天チケット http://r-t.jp/kinashitentokyo

 

●Yahoo!チケット http://r.y-tickets.jp/kinashitentokyo

 

●JTBレジャーチケット

【店頭販売】セブン-イレブン/ローソン/ミニストップ/ファミリーマート

 

●LINEチケット https://ticket.line.me/sp/kinashitentokyo/

 

●前売券 2020年3月14日(土)AM10時~販売開始!

<料金表>

料金(税込)
一般
大学・専門学校・高校生
小学・中学生
当日
1,600円
1,400円
800円
前売/団体
1,400円
1,200円
600円

東京展後、新たに5会場の巡回が決定!

 

・2020年10月~11月  富山県

・2021年2月16日(火)~3月27日(土) 京都文化博物館

・2021年4月2日(金)~5月9日(日)   山形県

・2021年6月ごろ   鳥取県

・2021年7月ごろ   宮崎県

※詳細は、順次公式ホームページにてお知らせいたします。

 

記事提供:ココシル上野


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