【東京都美術館】特別展「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」報道内覧会レポート

東京都美術館

曽我蕭白《雪山童子図》明和元年(1764)頃 三重・継松寺

 

2019年2月9日(土)から4月7日(日)の期間、『奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド』が東京都美術館にて開催されます。開幕に先立ち、2月8日にプレス内覧会がおこなわれましたので、その模様をお伝えいたします。

 

日本美術における「奇想」という言葉をご存じでしょうか?

1970年に出版された、辻惟雄氏による日本美術史論の著作『奇想の系譜』では、江戸時代の画家、岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳の作品と伝記を、「奇想」というキーワードを通して論じました。辻氏はこの著作によって、それまで流派やジャンルで語られることが多かった日本美術の世界に、エキセントリック、グロテスク、幻想的といった新たな視点をもたらしたのです。

本展では、『奇想の系譜』で取り上げられた画家たちにくわえて白隠慧鶴鈴木其一を取り上げ、昨今爆発的な人気を博している伊藤若冲ら日本美術界のスーパースター8名の傑作が集結。私たち現代人の目を通して、江戸絵画の奇想天外な発想、その新たな魅力を紹介します。

 

展示風景

会場入口。曽我蕭白の描く独創的な仙人図が奇想の世界へと誘う

 

本展は画家ごとに章立てされており、トップバッターを飾る若冲の章では代表作《象と鯨図屏風》(寛政9(1797)年 滋賀・MIHO MUSEUM)をなんと冒頭に展示。その大胆な展示構成に驚かされる

 

曽我蕭白は『奇想の系譜』が生み出されるキッカケにもなった画家。《唐獅子図》(明和元(1764)年 三重・朝田寺 展示期間:2/9~3/10)では、その奔放な筆使いに目を奪われる

 

本展で取り上げる「奇想の画家」たちの活躍年代

 

エンターテイナー的な遊び心に満ちた長沢芦雪。こちらの《猛虎図》は米国・エツコ&ジョー・プライスコレクションから来日を果たした作品

 

岩佐又兵衛《豊国祭礼図屏風》(愛知・徳川美術館 展示期間:2/9~2/24)。展示空間の広さを生かし、多くの屏風や襖絵が展観されているのも特徴

 

中にはこんな「奇想」の作品も・・・。狩野山雪《武家相撲絵巻》(公益財団法人 日本相撲協会相撲博物館)より。人って、ここまで飛ぶものでしょうか(※画面替えあり)

 

今回新たに「奇想の系譜」に加えられた白隠慧鶴は、そのユーモラスで軽妙な作風が特徴。強烈な赤と黒のコントラストが印象的な《達磨図》(大分・萬壽寺)は白隠の代表作として最もよく知られたもの

 

本展は全八章構成。

幻想の博物誌 伊藤若冲
醒めたグロテスク 曽我蕭白
京のエンターテイナー 長沢芦雪
執念のドラマ 岩佐又兵衛
狩野派きっての知性派 狩野山雪
奇想の起爆剤 白隠慧鶴
江戸琳派の鬼才 鈴木其一
幕末浮世絵七変化 歌川国芳

 

冒頭に日本美術界の「スーパースター」伊藤若冲を配するという構成も大胆ですが、本展を監修した明治学院大学教授・山下裕二氏は
「奇想の画家は若冲だけではありません。そのことを知っていただきたかった」
と語ります。

「奇想」というテーマを横糸に展開される展示作品の数々は、まさに「江戸のアヴァンギャルド」。琳派、狩野派、浮世絵、といった縦割りの発想の展覧会ではこれほどの「奇想」の絵画を目にすることはできません。

また今回、本展で「初公開」となる作品も満を持して登場。これまでの「奇想」ファンも、新たに「奇想」に触れる一般の方も満足できる内容になっています。

 

展示作品紹介

伊藤若冲 《梔子雄鶏図》個人蔵

本展の調査過程で発見された作品。貴重な初公開作品です。

とにかく若冲といえば「鶏」。若冲は庭に鶏を飼ってその生態を凝視していたと伝えられており、頻繁に画題に鶏を取り上げました。鶏に梔子(くちなし)、という組み合わせは他に類例がないようですが、若冲の庭にはきっとこうした梔子が植えられていたのでしょうか。

 

《旭日雄鶏図》米国・エツコ&ジョー・プライスコレクション

こちらの《旭日雄鶏図》における威風堂々とした作風や細部の描き込みに比べると、《梔子雄鶏図》はどこか控えめで、淡白な印象を受けますね。落款の書体などからも、《梔子雄鶏図》は30歳代の希少な初期作と見なされているようです。

 

曽我蕭白《雪山童子図》 明和元(1764)年頃 三重・継松寺

釈迦の生前のエピソードを物語る『本生譚』の一場面を絵画にしたもの。

釈迦が悪鬼の姿に身を変えた帝釈天から「お前が俺に自分の身を食わすなら、経典の下二句を教えてやろう」と試され、樹上からまさに身を投げようとしています。

画面の青色と赤と橙の強烈なコントラスト、そして釈迦の聖性と悪鬼の卑俗さの対比も面白い。蕭白は感画に学び中国の聖人や仙人といった伝統的な故事を多く描いていますが、その独創性と狂気に満ちた激烈な表現で知られていました。

 

歌川国芳 《みかけハこハゐが とんだいゝ人だ》 弘化4(1847)年頃 個人蔵

一見したところ男性の上半身を描いた肖像画ですが、近づいて見てみると・・・「ええっ?」という奇想の絵画。

本図はさまざまな異国の島を巡った鎌倉時代の武士、朝比奈三郎義秀を描いたものですが、その顔は裸の男性たちの寄せ集めで作られています。まさに「東洋のアルチンボルド」といえるかもしれません。

朝比奈が巡った島々の中には「小人島」なるものもあったということですが、彼を作り上げている男性たちはその小人たち、ということなのでしょうか。絵には「大勢の人が寄ってたかって尊い人をこしらえた。とかく人のことは人にしてもらわねばいい人にならぬ」と教訓めいた言葉が添えられており、見れば見るほど謎が深まる一枚です。


長沢芦雪《龍図襖》島根・西光寺

現代人をも凌駕する革新性、独創性。しかし、本展で紹介された「奇想の画家」たちが1970年の時点では誰一人として教科書に載っておらず、「その他大勢」の画家に過ぎなかったという事実には驚かされます。

 

「異端」「異形」の画家たちが切り開いた、新たな日本絵画への道。
教科書は置いて、彼らと出会う旅に出かけよう。
その時あなたは、今よりももっと日本絵画のことが好きになっているかもしれません。

 

若冲の鶏や蕭白の鬼など、「奇想」のキャラクターたちをあしらったオリジナルグッズも充実

 

開催概要

会期 2019年2月9日(土)~4月7日(日)
会場 東京都美術館 企画展示室
開室時間 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
休室日 月曜日、2月12日(火)
※ただし、2月11日(月・祝)、4月1日(月)は開室
問合せ ○公式サイト
https://kisou2019.jp
○ハローダイヤル
03-5777-8600
観覧料  一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000

※中学生以下は無料
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
※いずれも証明できるものをご持参ください

記事提供:ココシル上野


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江戸まち たいとう芸楽祭 クロージングイベント 取材レポート

台東区立浅草公会堂


 
2018年8月に開幕して以来、様々なイベントを通して江戸時代から伝わる伝統芸能をはじめ、多彩な芸能・伝統文化を発信してきた「江戸まち たいとう芸楽祭」。2019年2月16日(土)にクロージングイベントが開催されました。
 
クロージングイベントのテーマは~江戸から東京へ『今に生きる江戸の賑わい』~。第一部・第二部に分けられ、台東区が誇る幅広いジャンルの芸能が一堂に集い披露されました。今回、第一部を取材してきましたのでその様子をお伝えします。
 

浅草六区の賑わい

第一部の開会に先駆けて、エンターテイメントの聖地として知られる「浅草六区」にてクロージングイベント出演者のお披露目がありました。
 
浅草演芸ホールの前に現れたのは、江戸時代に消防団として誕生した「火消し」の伝統を後世に伝えるために結成された、一般社団法人江戸消防記念会の第五区。迫力ある江戸の鳶木遣り纏振りを実演しました。
 

鳶木遣り

 
纏振り

 
次に現れたのは艶やかな花魁です。扮するは大衆演劇俳優の竜小太郎さん。浅草六区通りからクロージングイベント会場・浅草公会堂までの花魁道中は多くの通行人の目を楽しませました。
 

 

 

クロージングイベント第一部

スターの手型顕彰式
大衆芸能のメッカである台東区は、大衆芸能の振興に貢献した芸能人の功績をたたえてその業績を後世に伝えるため、1979年(昭和54年)から手型とサインを浅草公会堂前の「スターの広場」に設置しています。今年、手型が設置される6名の方の顕彰式が行われました。
 

元宝塚男役トップスターで女優の天海祐希さん「私は台東区出身なのですが、子どものころから親しんできたこの地に手型を置いていただけるとは、感慨無量でございます。母も大変喜んでおり、親孝行ができました。台東区に活気がみなぎるよう、ますます頑張っていきたいと思います。」
 

歌手・大月みやこさん「歌手活動をはじめて55年を迎えましたが、今が一番幸せです。今回スターの手型にお選びいただいて、また明日から日本の素敵な歌謡曲を皆様にお届けするにあたってファイトをいただいたように思います。歌を聴いてくださるみなさんのおかげです。ありがとうございました。」
 

歌舞伎俳優・中村勘九郎さん「いままでスターの手型を残されてきた偉大な先輩方の中に入ることができ、とても嬉しく思います。その先輩方のなかには祖父2人、父、叔母も含まれています。この浅草公会堂は若手歌舞伎役者の登竜門と言われる新春浅草歌舞伎が行われています。私も18歳の時から長年に渡りこの場所で出演させていただきました。これからも浅草の人々を愛し、また愛されるようないい役者になりたいと思います。」
 

勘九郎さんの弟・中村七之助さん「私も16歳のときからこの浅草公会堂でお世話になってきました。今日はこんなにたくさんのお客様がいらっしゃいますが、私の最初の公演では5人ほどしかお客様がいらっしゃいませんでした。この地で一からたたき上げられ、このようにスターの手型にお選びいただき、大変うれしく思います。」
 

タレントの東貴博さんも選出されましたが、顕彰会への出席が叶わず、弟でタレントの東朋宏さんが代理で出席されて貴博さんからのコメントを読み上げられました。「私の父、東八郎も今から38年前に手型を残しています。当時中学生だった私にとって尊敬してやまなかった父を、さらに偉大に感じた記憶がございます。父は49歳の時に手型を残しましたが、私も現在49歳。同じ年で手型を残すことができました。これからもこの名誉に恥じぬよう精進してまいります。」
 
 

女優の多岐川裕美さんも残念ながら顕彰式を欠席され、所属されている事務所の常務取締役がコメントを代読されました。「平成最後に手型に選んでいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。芸能生活も46年目に入りましたので、今回お選びいただいたことを励みに新たな気持で精進してまいります。」
 
 
歌舞伎 舞踊『舌出し三番叟』
江戸歌舞伎の祖である中村勘三郎の伝統を継ぐ、中村勘九郎さんが三番叟を、七之助さんが千歳を演じられました。三番叟のコミカルな動きに会場がなごみました。


 
江戸太神楽
太神楽の起源は平安時代で神社に伝わる「散楽」だそう。江戸時代に曲芸として発展し人気を博しました。翁家和助さん、小花さんが傘回し等を披露し、巧みな技に観客は大いに沸き上がります。


 
ひとり語り『十三夜』
薄暗い舞台上に表れたのは朗読家の熊澤南水さん。しっとりと、時には激しく、樋口一葉の『十三夜』を語ります。樋口一葉は台東区竜泉を舞台に名作『たけくらべ』を書くなど、この地にゆかりのある作家です。

 
講談『新門辰五郎』
江戸から明治・大正時代にかけ、庶民の娯楽の代表であった講談。神田紅さんによって、江戸で町火消として活躍した新門辰五郎の生涯が語られました。本作は初演とのこと。その軽妙でありつつ臨場感あふれる語り口に聴衆は魅了され、講談の世界に引き込まれました。

 
フィナーレ 江戸芸かっぽれ
「かっぽれ」とは大阪の住吉神社で五穀豊穣を願って奉納された「住吉踊り」をもととして、その後願人坊主によって全国に広まり、江戸時代にこの名で呼ばれるようになった踊りです。櫻川入舟社中による「かっぽれ」の掛け声に合わせた舞で会場は盛り上がりました。


 


約半年の期間、芸能・伝統文化をもって台東区を盛り上げてきた「江戸まち たいとう芸楽祭」がここに幕を閉じました。クロージングイベントでも、ジャンルに囚われぬ多彩な演目を観客に提供し、誰もが参加できる「肩の力を抜いて楽しめるお祭り」として大成功を収めました。
 


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江戸まちたいとう芸楽祭 “たけしが認めた若手芸人「ビートたけし杯 漫才日本一」” 取材レポート

浅草東洋館


 
江戸まちたいとう芸楽祭では、1月28日に“たけしが認めた若手芸人「ビートたけし杯 漫才日本一」”を開催しました。同祭実行委員会名誉顧問のビートたけしさんが見守る中で白熱した、大会の様子をお伝えします。


 
舞台はビートたけしさんが修業を積んだ浅草東洋館(旧浅草フランス座)。各芸能プロダクション・漫才協会・東洋館などからエントリーした芸歴10年以下の若手漫才コンビ31組の中から、たけしさんをはじめとした江戸まちたいとう芸楽祭実行委員会による事前の映像審査を通過した10組が本選に出場しました。
 
審査員は127名の観客と放送作家の高田文夫さん、漫才コンビのナイツのお二人。宮藤官九郎さんと服部征夫・台東区長が見届け人を務められます。事前販売された観覧チケットは即日完売となり、今回の大会の様子はYouTubeで生配信されました。
 

放送作家の高田文夫さん

 
見届け人の宮藤官九郎さん

 
肝心のたけしさんの会場到着が遅れるなか、T.Nゴン所属のアル北郷さんと〆さばアタルさんの進行によって大会がスタート!漫才を披露する順番はくじで決められました。
 
くじ引きも盛り上がりを見せるなか、乱入してきたのはたけしさん!会場は大いに沸きあがりましたが、大先輩の登場に出場者の顔は引き締まり、客席にまでその緊張感がひしひしと伝わってきました。
 
順番決めのくじ引きに乱入するビートたけしさん

 
たけしさんからは、ここ浅草東洋館で今回の大会が開催される意義についてお話がありました。
 
たけしさん「いまは“お笑い”というと関西というイメージがありますが、もともとアメリカで生まれた“踊りの合間にお笑いを披露する”というショービジネスの文化をそのままに持ってきたのがこの東洋館を始めとした関東の劇場でした。今大会ではみなさんに関東のお笑いを存分に楽しんでもらって、一番ウケたやつが賞をもっていけばいい。」
 
くじ引きの結果に従い、漫才の大会では比較的長い4分という持ち時間で各組が渾身のネタを披露。
 
ブラットピーク(プロダクション人力舎所属)

 
がじゅまる(浅井企画所属)

 
ヤマメ(グレープカンパニー所属)

 
ザ・パーフェクト(サンミュージックプロダクション所属)

 
いい塩梅(ソニー・ミュージックアーティスツ所属)

 
マッハスピード豪速球(無所属)

 
キープランニング(ノーリーズン所属)

 
モンローズ(サンミュージックプロダクション所属)

 
ゆかりてるみ(SMA NEET Project所属)

 
オッパショ石(ケイダッシュステージ所属)

 
各組の漫才が終わったところで客席から投票を募ります。審査員の意見と照らし合わせて準優勝組、優勝組が選ばれますがたけしさんいわく観客と審査員の間で意見が一致しており、上位は僅差で選ばれたそう。
 
高田さんから準優勝組の発表です。高田さんがマイクの前でコンビ名の書かれた紙を大きく広げたので、発表前に後ろにいた出場者に結果が知られてしまうというハプニングがありましたが・・・
 

 
「弱小野球部の監督」のネタを披露したモンローズが準優勝に選ばれました。モンローズにはトロフィーが授与されました。
 

 
モンローズ「偉大なたけしさんのお名前を冠した、第一回の大会で賞を貰えて光栄です。これを胸にこれからもがんばっていきたいです。」
 
そしていよいよたけしさんの口から優勝組の発表です。優勝は・・・
 
 
マッハスピード豪速球!自転車撤去のネタで会場を沸かせました。
 

 
喜びを爆発させるお二人。
 

 
じつは昨年までオフィス北野に所属していたマッハスピード豪速球。当時、たけしさんに挨拶をした際に「漫才師か?」と聞かれ「コントです」と答えたところ、そっぽを向かれてしまった経験から漫才を志すようになったそう。
 
マッハスピード豪速球「こうして(漫才を始めるきっかけとなった)たけしさんにようやく漫才を見せることができ、優勝できてとても光栄です!」
 

 
優勝したマッハスピード豪速球には、賞金の30万円のほか、副賞として「浅草東洋館一日エレベーターボーイ券」、「芸楽祭レギュラーメンバー権」が授与されました。そして、たけしさんからの粋なサプライズで、「東京スポーツ映画大賞」と同時開催の「ビートたけしのエンターテインメント賞」の演芸新人賞に選出すると発表されました。
 
大いに盛り上がった「たけし杯」にたけしさんも大満足。「関東でも漫才ブームがくればいいと思って服部台東区長に助けてもらい、今回の大会を開くことができました。こうしてうまい優勝者も出たし、これからも続けていきたいです。」と語られました。
 
観客と審査員の間に垣根を設けず、みんなを一番笑わせた漫才コンビが頂点に立った「たけし杯」。大衆文化発祥の地・台東区であるからこそ実現した大会ではないでしょうか。
 
江戸まちたいとう芸楽祭は2019年2月16日(土)のクロージングイベント(第2部にはマッハスピード豪速球が出演)まで台東区で多彩な芸能・芸術イベントを発信していきます。ぜひご参加ください。
 
オフィシャル動画はこちら(YouTube)
 
江戸まちたいとう芸楽祭公式サイトはこちら


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国立西洋美術館 世界遺産 国立西洋美術館開館60周年記念「ル・コルビュジエ 絵画から建築へーピュリスムの時代」

国立西洋美術館

 

「ヴォワザン計画」図面の前のル・コルビュジエ 1926年 ©FLC

 
国立西洋美術館では、2019年2月19日(火)~5月19日(日)の期間、世界遺産 国立西洋美術館開館60周年記念「ル・コルビュジエ 絵画から建築へーピュリスムの時代」を開催します。
 
20世紀建築の巨匠ル・コルビュジエ(1887-1965)が設計した国立西洋美術館本館は、2016年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。開館60周年を記念して開催される本展は、若きシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ(ル・コルビュジエの本名)が故郷のスイスを離れ、芸術の中心地パリで「ピュリスム(純粋主義)」の運動を推進した時代に焦点をあて、絵画、建築、都市計画、出版、インテリア・デザインなど多方面にわたった約10年間の活動を振り返ります。
 
本展はル・コルビュジエと同時代の作家たちの美術作品約100点に、建築模型、出版物、映像など多数の資料を加えて構成されます。ル・コルビュジエが世に出た時代の精神を、彼自身が作り出した世界遺産建築の中で体感できる、またとない機会となるでしょう。
 

展覧会概要

 

展覧会名 世界遺産 国立西洋美術館開館60周年記念「ル・コルビュジエ 絵画から建築へーピュリスムの時代」

会期 2019年2月19日(火)~5月19日(日)

会場 国立西洋美術館 本館(上野公園)

開館時間 9:30~17:30(毎週金曜日・土曜日は20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで

休館日 毎週月曜日(ただし3月25日、4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)

観覧料 前売券/団体券 一般1,400円 大学生1,000円 高校生600円
当日券 一般1,600円 大学生1,200円 高校生800円
※中学生以下は無料。
※団体は20名以上。
※心身に障害のある方と付添者1名は無料(入館の際に障害者手帳を要提示)。
※本展会期中、常設展は新館展示室のみで開催されます。世界遺産に登録された本館展示室をご覧いただくには、本展観覧券が必要となりますのでご注意ください。
※チケット販売:国立西洋美術館、展覧会ホームページ、主要プレイガイド、主要コンビニ店頭など。詳しくはこちらへ。

TEL 03-5777-8600(ハローダイヤル)

展覧会公式HP https://lecorbusier2019.jp/

記事提供:ココシル上野


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東京都美術館 特別展「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」

東京都美術館

 

歌川国芳 《宮本武蔵の鯨退治》 大判錦絵三枚続 弘化4年(1847)頃 個人蔵

 
東京都美術館は、2019年2月9日(土)~4月7日(日)の期間、特別展「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」を開催します。
 
本展は、1970年に刊行された美術史家・辻惟雄による『奇想の系譜』に基づく、江戸時代の「奇想の絵画」の決定版です。岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳に、白隠慧鶴、鈴木其一を加えた8人の代表作を一堂に会し、重要文化財を多数含む展示を予定しています。豊かな想像力、奇想天外な発想にみちた江戸絵画の魅力を紹介。現代の目を通した新しい「奇想の系譜」を発信します。
 

展覧会概要

展覧会名 「奇想の系譜展 江戸絵画ミラクルワールド」

会期 2019年2月9日(土)~4月7日(日)

会場 東京都美術館 企画展示室

休室日 月曜日、2月12日(火)
※ただし、2月11日(月・祝)、4月1日(月)は開室

開室時間 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)

夜間開室 金曜日、3月23日(土)、30日(土)、4月6日(土)は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)

観覧料 前売券 | 一般 1,400円 / 大学生・専門学校生 1,100円 / 高校生 600円 / 65歳以上 800円
当日券 | 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円
団体券 | 一般 1,400円 / 大学生・専門学校生 1,100円 / 高校生 600円 / 65歳以上 800円
※団体割引の対象は20名以上
※中学生以下は無料
※身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付添いの方(1名まで)は無料
※2月20日(水)、3月20日(水)はシルバーデーにより65歳以上の方は無料(要証明)。そのため混雑が予想されます。
※いずれも証明できるものを持参ください
※各種観覧券等の詳細は特設WEBサイト

特設WEBサイト https://kisou2019.jp

問合せ先 03-5777-8600(ハローダイヤル)

記事提供:ココシル上野


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東京国立博物館 特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」

東京国立博物館

 

 
東京国立博物館 平成館(上野公園)は、来年2019年1月16日(水)~2月24日(日)の期間、特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」を開催します。
 
中国の歴史上、東晋時代(317–420)と唐時代(618–907)は書法が最高潮に到達しました。書聖・王羲之(おうぎし、303–361)が活躍した東晋時代に続いて、唐時代には虞世南、欧陽詢、褚遂良(ぐせいなん、おうようじゅん、ちょすいりょう)ら初唐の三大家が楷書の典型を完成させました。
 
そして顔真卿(がんしんけい、709–785)は三大家の伝統を継承しながら、顔法と称される特異な筆法を創出します。王羲之や初唐の三大家とは異なる美意識のもとにつちかわれた顔真卿の書は、後世にきわめて大きな影響を与えました。
 
本展は、書の普遍的な美しさを法則化した唐時代に焦点をあて、顔真卿の人物や書の本質に迫ります。また、後世や日本に与えた影響にも目を向け、唐時代の書の果たした役割を検証します。
 

開催概要

展覧会名 特別展「顔真卿 王羲之を超えた名筆」
会 期 2019年1月16日(水) ~2月24日(日)

9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
(ただし、会期中の金曜・土曜は21:00まで開館)

休館日 月曜日(ただし、2月11日(月・祝)は開館、翌12日(火)は休館)
会場 東京国立博物館 平成館(上野公園)
観覧料 一般1600円(1300円)、大学生1200円(900円)、高校生900円(600円)

中学生以下無料

※ ( )内は20名以上の団体料金

※ 障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名様は無料

公式サイト https://ganshinkei.jp/

 
記事提供:ココシル上野


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台東区立一葉記念館 特別展「下谷龍泉寺町(ものがたりのまち)の樋口一葉」取材レポート

台東区立一葉記念館


 
下谷龍泉寺町にある台東区立一葉記念館は、明治時代の女流作家・樋口一葉がかつて荒物・駄菓子屋を開いたゆかりの地にあります。
 
一葉はこの地で過ごした約10カ月の間に名作『たけくらべ』の構想を得たとされています。
 
今年は一葉が下谷龍泉寺町に転居して125年。
 
これを記念して、一葉記念館では2018年11月10日(土)~2019年1月27日(日)の期間、下谷龍泉寺町転居125年記念特別展「下谷龍泉寺町(ものがたりのまち)の樋口一葉」が開催されています。
 
特別展を取材してきましたので、その様子をお伝えします。


展示室は2つに分かれており、第一展示室では「巻きの一」で下谷龍泉寺町に来る前の一葉の生活を、「巻きの弐」でこの地での一葉の生活を紹介しています。
 

第一展示室

 
巻きの一 下谷龍泉寺町へ
 
17歳で父を亡くした一葉は、一家の大黒柱として母と妹の生活を担っていました。
 
小説を発表して稿料を得ていたものの、生活が立ち行かなくなり、新たに商売を始めるべく下谷龍泉寺町に越してきます。
 
展示品の借用書や書簡が一葉の当時の生活が厳しかったことを物語っています。また、当時の下谷龍泉寺町の写真はほとんど残されていないため、絵画でその様子を伺い知ることができます。
 

 
 
樋口家の女3人で営む荒物・駄菓子屋には近隣に住むこどもや吉原遊郭で働く人々が訪れますが、一葉はそうした交流を通して人々を観察し、「社会の片隅で生きる人々の声なき声をすくいあげる」というその後の小説のテーマが形成されていくことになります。
 
荒物・駄菓子屋の模型。店頭には草鞋や石鹸、蝋燭が並ぶ

 
一葉の名作『たけくらべ』は下町の少年少女の淡い恋を取り上げたもので、下谷龍泉寺町近辺が舞台となっており、作品に千束稲荷神社や鷲神社が登場します。 
 
 
巻きの弐 現実と志のはざまで
 
当地での一葉の生活を紹介しています。
 
母と妹と。一葉18歳のころの写真。

 
一葉は、野々宮起久子という女性と下谷龍泉寺町在住時に深く交流をしていました。一葉から野々宮さんに宛てた直筆の手紙が展示されています。達筆です。
 
野々宮起久子宛書簡 明治26年(1893)9月28日付 樋口夏子(一葉)

 
一葉は当地に越してくる以前、「萩の舎」という歌塾にて和歌や古典文学を学んでおり、そこで書の素養も身につけました。
 
一葉が亡くなるまで使用していた文机のレプリカも展示されています。象牙がはめ込んである豪華なもので、父親から買い与えられたものだそう。
 

幼少期の裕福な暮らしがしのばれます。文机の実物は目黒区の日本近代文学館に保管されています。


第二展示室では、下谷龍泉寺町での生活が『たけくらべ』にどのように影響したのか、7つのファクターに焦点を当て解き明かしています。
 

第二展示室

 
 
一葉は当初、小説家ではなく和歌の先生を志望していました。
 
「萩の舎」発会写真 明治24年(1891)2月

一葉が和歌を学んだ「萩の舎」には名家の令嬢が多く通っていました。その中で爵位を持たない一葉には時に苦労もあったと考えられています。ある時など一葉はつぎはぎだらけの着物を着用して「萩の舎」を訪れました。
 
その着物のレプリカが展示されています。上から羽織を着ればつぎはぎが見えないよう、一葉の妹・くにさんが苦心して縫い上げたものだそう。
 

 
一葉は下谷龍泉寺町での約10カ月の生活ののち、店をたたみ本郷丸山福山町に転居します。
 
そして、そこで死去するまでの14カ月の間に『たけくらべ』を含む多くの作品を書き上げます。この期間は「奇跡の14カ月」と呼ばれています。
 
生活のために下谷龍泉寺町へとやってきた一葉ですが、当地で出会った人々との交流からその後の執筆生活の糧となるインスピレーションを得ました。
 
今回の特別展示によって一葉の創作熱がどのように刺激されたのかが明らかとなることでしょう。
 
 


常設展では、主に一葉亡き後の作品を紹介しています。
 
一葉の生前、作品は雑誌に掲載されており、小説等の単行本は販売されていませんでした。
 
一葉の最後の著作であり、生前に発表された唯一の単行本がこちらの『日用百科全書第12編 通俗書簡文』。一葉の筆による手紙の例文集です。
 

左・『日用百科全書第12編 通俗書簡文』明治29年(1896)5月25日 博文館
右・『日用百科全書第4編 家政案内』明治28年(1895)8月20日 博文館

 
一葉の妹・くにさんは一葉の死後も作品の保存に熱心でした。戦時下でも一葉の作品の原稿や短冊を持って疎開されたそうです。
 
現在わたしたちがこうして一葉の原稿等を目にすることができるのは、くにさんに負うところが大きいのです。
 
そのくにさんが雑誌「婦人世界」に「賃仕事までした我が姉一葉の面影」というエッセイを寄稿しています。
 
「婦人世界」第6巻第8号 明治44年(1911)7月1日 東京實業之日本社

近親者から見た等身大の一葉の姿をいまに伝える、大変貴重な資料となっています。
 
 
1984年に蜷川幸雄氏の演出によって舞台化された一葉原作の「にごり江」。舞台美術を担当された朝倉摂さん自らが手掛けた舞台模型が展示されています。
 
「にごり江」舞台模型 1984年(昭和59年)制作:朝倉摂

 


特別展では一葉の『たけくらべ』創作の土台となった下谷龍泉寺町での生活が包括的に紹介されているので、観覧後はより一層興味深く作品に接することができるように思いました。
 
 

記念館向かいの一葉記念公園に建つ「一葉女史たけくらべ記念碑」

 
下谷龍泉寺町転居125年記念特別展「下谷龍泉寺町(ものがたりのまち)の樋口一葉」は2019年1月27日まで開催されています。記念館にお越しの際は、周辺を散策して『たけくらべ』の世界に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
 

展覧会概要

 

展覧会名 下谷龍泉寺町転居125年記念特別展「下谷龍泉寺町(ものがたりのまち)の樋口一葉」

会期 2018年11月10日(土)~2019年1月27日(日)

会場 台東区立一葉記念館(台東区竜泉3-18-4)
第1・2展示室

開館時間 9:00~16:30(入館は16:00まで)

休館日 毎週月曜日(祝休日と重なる場合は、翌平日)、年末年始 12/29~1/3

入館料 個人/大人 300円、小・中・高校生 100円
団体/大人 200円、小・中・高校生  50円 
※団体は20名以上
※障がい者手帳および特定疾患医療受給者証をお持ちの方とその介助の方は無料です。
※毎週土曜日は、台東区内在住・在学の小・中学生とその引率者の入館料が無料です。

TEL 03-3873-0004

公式HP http://www.taitocity.net/zaidan/ichiyo/


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旧博物館動物園駅 一般公開記念インスタレーション『アナウサギを追いかけて』プレスツアー取材レポート

上野公園の向かい、東京国立博物館のわきにぽつんと佇むこちらの建物。
 

 
かつては東京帝室博物館(現・東京国立博物館)や恩賜上野動物園の最寄り駅として利用されてきた京成電鉄 旧博物館動物園駅です。
 
利用者の減少に伴い、1997年には営業を休止していましたが、2018年4月には景観上重要な歴史的価値を持つ建造物として、鉄道施設としては初めて「東京都選定歴史建造物」に選定されました。
 
これを機に改修工事が実施され、さらに東京藝術大学美術学部長であり、UENOYES※総合プロデューサーの日比野克彦氏がデザインした出入り口が新設されました。

※社会包摂をテーマにしたアートプロジェクト。文化を起点に人々の新たな社会参画を目的として、障害などの有無にかかわらず、子どもから大人まで、人種や国を超えたさまざまな人々とともに、年間を通して多彩なプログラムを展開し、上野から世界に向けて発信しています。

 
京成電鉄 旧博物館動物園駅駅舎の一部が一般公開されます。それにあわせ、駅舎内ではUENOYESのプロジェクトの一環である「歴史的文化資源活用プログラム」として期間限定のインスタレーション作品『アナウサギを追いかけて』が展示されます。
 
それに先立ち行われたプレスツアーに参加しましたので、その様子をお伝えします。


新設された扉を開けて、いざ中へ。

扉のデザインは日比野克彦氏によるもの

扉を開けると、そこには巨大なアナウサギが!

旧博物館動物園駅の改札が地下にあることから、本作では土を掘って巣穴をつくる習性を持つアナウサギをモチーフとしているそうです。

駅舎天井
多くの人に愛された当駅。駅舎の壁には現役当時の落書きが残されています。
旧博物館動物園駅公開記念入場券
アナウサギのお面をつけた案内人がわたしたちを地下へと誘います。
切符を切ってもらい、地下に降りていきます。
地下には「失われたものの再生」について書かれた本。観覧者も椅子に座ってページを繰ることができます。
3Dプリンタで再現された動物の頭蓋骨のユニークなディスプレイ。こちらにも触れることができます。
中央には駅舎が営業を停止した1997年に亡くなったジャイアントパンダのホァンホァンの頭蓋骨の実物が。そばに佇むのは国立科学博物館・動物研究部 支援研究員理学博士で、本作の技術協力の森健人さん。
ホァンホァンの頭蓋骨はレプリカも用意されているので、ぜひ触れてみてください。
トイレ表示の前に展示されているヒトの頭蓋骨のレプリカ。なんだかシュールです。
駅舎内に残る多くの落書きへのオマージュとして、地下につながるガラス戸にペンで落書きをすることができます。落書きがいっぱいになったらアーカイブ化する予定とのこと。
地下の改札、そしてホームへと続く階段。ここから先へは進むことができませんが、ガラス戸越しに当時の姿をしのぶことができます。

演出の羊屋白玉さんが上野についてのリサーチを基に書き下ろした物語を美術のサカタアキコさんが形にし、そして国立科学博物館・動物研究部 支援研究員理学博士森健人さんの技術協力によって実現した今回の展示。
 

左から演出の羊屋白玉さん、技術協力の森健人さん、美術のサカタアキコさん。

 
羊屋さんもサカタさんも、この駅舎は「アーティストにとってインスパイアされる空間」であると言います。
 
森さんは普段骨格標本を3Dスキャン・プリンタしたものを作成していますが、それを人の目に触れることができたらと考えていたときに羊屋さんから声がかかったそうです。旧博物館動物園駅が営業を休止したのは1997年のことでしたが、森さんの発案により、同年に亡くなったジャイアントパンダのホァンホァンの頭蓋骨の実物展示が叶いました。
 
こうして出来上がったインスタレーション作品『アナウサギを追いかけて』。扉を開けた瞬間から見るものを引き込んでしまう、独特の世界観が漂います。
 
入口のアナウサギや本、頭蓋骨のレプリカには実際に触れることができますし、ガラスには落書きをすることもできます。
 
旧博物館動物園駅を利用したことのある方でもない方でも、駅舎の歴史に思いをはせつつ作品を楽しめることでしょう。
 
2019年2月24日までの期間限定の展示となるので、この機会に旧博物館動物園駅に足を運んでみてはいかがでしょうか。
 

旧博物館動物園駅の公開と展示
「アナウサギを追いかけて」開催概要

 

会期 2018年11月23日(金・祝)~2019年2月24日(日)までの毎週金・土・日曜日
※12月28日~30日を除く計39日間

時間 11:00~16:00
※最終入場は15:30まで(定員制・混雑時は入れ替え制)

場所 旧博物館動物園駅 駅舎

入場料 無料

 
関連イベントも開催されます。詳しくは公式サイトでご確認ください。
 
記事提供:ココシル上野


 
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東京都美術館「ムンク展ー共鳴する魂の叫び」

東京都美術館

エドヴァルド・ムンク《叫び》1910年? テンペラ・油彩、厚紙 83.5×66cm オスロ市立ムンク美術館所蔵

 
東京都美術館では2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)の期間、「ムンク展ー共鳴する魂の叫び」が開催されます。

世界で最もよく知られる名画の一つ《叫び》を描いた西洋近代絵画の巨匠、エドヴァルド・ムンク(1863-1944)。本展は、愛や絶望、嫉妬、孤独など人間の内面が強烈なまでに表現された代表作の数々から、ノルウェーの自然を描いた美しい風景画、明るい色に彩られた晩年の作品に至るまで、ムンクの生涯を辿りながら約60年にわたる画業を振り返る大回顧展です。

展覧会概要

展覧会名 ムンク展ー共鳴する魂の叫び

会 期 2018年10月27日(土)~2019年1月20日(日)

休室日 月曜日(但し、11月26日、12月10日、24日、1月14日は開室) 、12月25日(火)、1月15日(火)【年末年始休館】12月31日(月)、1月1日(火・祝)

開室時間 午前9時30分~午後5時30分 ※金曜日、11月1日(木)、11月3日(土)は午後8時まで(入室は閉室の30分前まで)

会 場 東京都美術館 企画展示室
東京都台東区上野公園8-36

観覧料 一般:1600円、大学生・専門学生:1300円、高校生:800円
※12月は高校生無料
※11/21(水)、12/19(水)、1/16(水)はシルバーデーにより65歳以上の方は無料。当日は混雑が予想されます。

公式サイト https://munch2018.jp

「ムンク展ー共鳴する魂の叫び」内覧会レポートを見る
 
記事提供:ココシル上野


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