第7回 基調講演「江戸との対話から見えてくるもの」・トークセッション「江戸を未来に活かす台東区」

日時 平成31年 1月26日(日)開演13:00
会場 東京国立博物館 平成館大講堂(台東区上野公園13-9)

第一部 基調講演「江戸との対話から見えてくるもの」13:00~14:00
<講師>
ロバート キャンベル 氏(国文学研究資料館長)
ニューヨーク市出身。専門は江戸・明治時代の文学、特に江戸中期から明治の漢文学、芸術、思想などに関する研究を行う。テレビでMC やニュース・コメンテーター等を務める一方、新聞雑誌連載、書評、ラジオ番組出演など、さまざまなメディアで活躍中。

第二部 トークセッション「江戸を未来に活かす台東区」14:30~15:30
<出演者>
ロバート キャンベル 氏(国文学研究資料館長)

竹内 誠 氏(東京都江戸東京博物館名誉館長)
専攻は江戸文化史・近世都市史。現職のほか徳川林政史研究所所長、台東区文化政策懇談会委員等を務める。
「江戸社会史の研究」をはじめ著書・編著多数。

浦井 正明 氏(寛永寺長臈)
昭和12年生まれ東京都台東区出身。
慶應義塾大学文学部史学科卒業。東叡山寛永寺山内現龍院住職を経て、現在は同寺長臈。元台東区教育委員会委員長。台東区文化財保護審議会委員、台東区文化政策懇談会委員、上野の山文化ゾーン連絡協議会顧問などを務める。
平成29年10月に台東区文化功労栄誉章を受章。

第6回『浅草猿若町と幕末・明治の歌舞伎』

歌舞伎は、江戸時代の初め、慶長8年(1603)頃に、出雲阿国が始め、やがて、京・江戸・大坂の三都を中心に興隆しました。その後、江戸では、天保の改革で市中の芝居町が浅草の猿若町へ移転します。幕末・維新という、激動の時代における歌舞伎界の軌跡をご紹介します。

日時 平成30年 11月25日(日)開演14:00 開場13:30
会場 生涯学習センター(台東区西浅草3-25-16)

講師 宮本 瑞夫 氏(台東区文化財保護審議会委員)
昭和13年生まれ東京都出身。立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程単位取得。専門は近世演劇・民俗学。一般財団法人宮本記念財団代表理事、立教女学院短期大学名誉教授、台東区文化財保護審議会委員等を務める。著書に『竹本座浄瑠璃集二』(国書刊行会 刊)、『隅田川の伝説と歴史』(共著東京堂出版 刊)等がある。

第5回『美術に見る江戸ー台東区を巡ってー』

都内最多の有形文化財数を誇る台東区。その文化財の中でも、とりわけ美術作品に焦点を置いた講演会です。具体的な江戸美術作品を通し、そこから「どんな歴史を知ることができるか」また「何を学ぶことができるか」。江戸美術には「たいとう」の魅力があふれています。

日時 平成30年 11月4日(日)開演14:00 開場13:30
会場 台東区民会館(台東区花川戸2-6-5)

講師 河合 正朝 氏(東京都台東区文化財保護審議会委員、千葉市美術館館長)
昭和16 年生まれ東京都台東区出身。慶應義塾大学大学院博士課程修了、日本中世・近世絵画史専攻。慶應義塾大学文学部教授を歴任。現在は同大学名誉教授。千葉市美術館館長。著書に『日本美術絵画全集 友松/等顔』(集英社)、『日本水墨名品図譜』『禅林画賛』(毎日新聞社)などがある。

第4回『初代川柳生誕300年ー江戸からTOKYO 川柳の文化と楽しみー』

川柳は、江戸が上方文化から抜けて独自の文化を生み出すようになった江戸時中期に浅草で産声を上げました。爛熟する江戸文化の中で育まれ、江戸を江戸っ子の目で切り取った十七音は、上野で文芸として確立しました。発祥から260余、元祖の生誕から300年を迎える本年、今なおブームが続く川柳の文化を辿ります。

日時 平成30年 10月14日(日)開演14:00 開場13:30
会場 寿区民館(台東区寿1-10-12)

講師 尾藤 川柳 氏(十六代目川柳(櫻木庵))
昭和35年、東京生まれ。川柳公論社代表。「川柳はいふう」主宰。女子美術大学特別招聘教授。川柳の史料館・朱雀洞文管理人。編著書に『川柳総合大事典』(雄山閣)、『川柳の楽しみ』(新葉館出版)、『目で識る川柳250年』他多数。句集に『門前の道』、『尾藤一泉』他。

第3回『江戸と浅草寺』

現在では「江戸」と「浅草寺」は極めて親近感のある言葉だと感じる人が多いと思います。しかし、かたや都市・時代、かたや寺院の名称であることから、空間的にも時間的にも異なる位置にある言葉だと言うことができます。その「江戸」と「浅草寺」が、いかにして親近感を持つに至ったか。接近のプロセスを顧みることで、そこから学べることは何かを考えていきます。

日時 平成30年 7月1日(日)開演14:00 開場13:30
会場 浅草寺五重塔院(台東区浅草2-3-1)

講師 壬生 真康 氏(浅草寺教化部執事・勧学所長)
昭和26年生まれ。東京大学文学部卒業後、同大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。浅草寺泉蔵院住職を経て平成12 年に浅草寺寿命院住職に就任。同寺院において寺史編纂主任、こども図書館主任を務めるほか、丸の内マイプラザにて毎月開催される仏教文化講座の企画進行を担当する。

 

第2回『江戸と寛永寺』

創建当時、幕閣と対立関係にあった寛永寺が、なぜ和解できたのか。幕閣の思惑、創建者の信念、大名並と言われた寺院規模……さらには、維新後の上野エリアの変遷までをご講演いただきます。

日時 平成30年 9月16日(日)開演10:00 開場9:30
会場 寛永寺輪王殿(台東区上野公園14-5)

講師 浦井 正明氏(寛永寺長臈)
昭和12年生まれ東京都台東区出身。
慶應義塾大学文学部史学科卒業。東叡山寛永寺山内現龍院住職を経て、現在は同寺長臈。元台東区教育委員会委員長。台東区文化財保護審議会委員、台東区文化政策懇談会委員、上野の山文化ゾーン連絡協議会顧問などを務める。平成29年10月に台東区文化功労栄誉章を受章。

第1回『上野の山から江戸がみえるー町づくりと大工棟梁ー』

上野の山が京都をモデルとしたことは、よく知られています。比叡山延暦寺-東寛永、琵琶湖-不忍池・・。江戸の町も、 都市計画から建築まで、すべて京を理想としました。それを担った大工棟梁も、京の流れをくむ人々でした。しかし、やがて江戸独自の文化建築をつくりあげていきます。
そのダイナミックな展開を、屏風絵や実際の建築から解き明かします。

日時 平成30年 7月1日(日)14:00~16:00 開場 13:30
会場 上野区民館 4階 多目的ホール(台東区池之端1-1-12)

講師 波多野 純 氏(日本工業大学名誉教授)
昭和21年生まれ神奈川県出身。日本工業大学教授、同学長を歴任。現在は、波多野純建築設計室代表。工学博士。『江戸城Ⅱ』で建築史学会賞、「ネパールにおける仏教僧院の保存修復」で日本建築学会賞(業績・共同)。

キックオフイベント 基調講演「私の見た江戸時代」・トークセッション「今も生き続ける江戸・台東区」

日時 2018年 5月27日(日)13:00~15:30(開場12:30)
会場 東京国立博物館 平成館 大講堂(台東区上野公園13-9)

第一部 基調講演「私の見た江戸時代」 13:00~14:00
<講師>
徳川 恒孝 氏(徳川家御宗家十八代当主)
日本郵船株式会社入社後、取締役、代表取締役副社長、顧問を歴任。2003年財団法人德川記念財団を設立し、理事長に就任。以後、日本文化の大きな原点である江戸時代の研究とその結果の発表を精力的に行っている。

第二部 トークセッション「今も生き続ける江戸・台東区」 14:30~15:30
<出演者>
徳川 恒孝 氏(徳川家御宗家十八代当主)

竹内 誠氏 氏(東京都江戸東京博物館名誉館長)
専攻は江戸文化史・近世都市史。現職のほか徳川林政史研究所 所長、台東区文化政策懇談会委員等を務める。「江戸社会史の研究」をはじめ著書・編著多数。

浦井 正明 氏(寛永寺長臈)
昭和12年生まれ東京都台東区出身。
慶應義塾大学文学部史学科卒業。東叡山寛永寺山内現龍院住職を経て、現在は同寺長臈。元台東区教育委員会委員長。
台東区文化財保護審議会委員、台東区文化政策懇談会委員、上野の山文化ゾーン連絡協議会顧問などを務める。平成29年10月に台東区文化功労栄誉章を受章。

服部征夫台東区長

 

「北斎と川柳」史跡めぐり

※申込み方法は、ページ下方をご確認ください。

台東区内・墨田区内の川柳・北斎ゆかりの地を専門家と一緒に歩きます。

史跡めぐりは全3回開催、すべて事前申し込み・抽選制です。
一緒に歩く講師やエリアが異なりますので、ご確認のうえお申込みください。

※史跡めぐりは終了しました。
 沢山のご参加ありがとうございました。


開催概要

1.上野エリア

日  時:令和元年10月20日(日)13:00~15:00
ル  ー  ト:柳多留発祥記念碑~不忍池~上野東照宮など
講  師:尾藤川柳氏(十六代川柳)・五味和之氏(元すみだ北斎美術館学芸員)
定  員:20名
申込締切9月25日(水)

2.浅草エリア

日  時:令和元年10月26日(土)13:00~15:00
ル  ー  ト:誓教寺~川柳発祥記念碑~龍宝寺(蔵前)など
講  師:内田博柳氏(台東川柳人連盟理事長)・五味和之氏(元すみだ北斎美術館学芸員)
定  員:20名
申込締切:9月25日(水)

3.墨田区エリア

日  時:令和元年11月10日(日)14:00~15:30
ル  ー  ト:回向院(鼠小僧の墓)~大高源吾の句碑~吉良邸跡~すみだ北斎美術館など
講  師:尾藤川柳氏(十六代川柳)・墨田区観光協会(すみだ観光ガイド)
定  員:40名(2班)
申込締切:10月15日(火)

参加料

無料

応募方法

上野・浅草エリア

WEBまたは往復はがきでお申込みください。
※受付を終了しました

注意事項

※締切日必着です。
※同一者による複数口のお申込みはご遠慮ください。
※開催日の10日前までに、当落いずれの場合も抽選結果をお知らせします。当選者には参加券をお送りします。
※ご提供いただいた個人情報は、当該の目的にのみ使用させていただきます。
※雨天決行、荒天中止。

申込・問合わせ先

◇上野・浅草の史跡めぐりについて
〒110-8615 台東区東上野4-5-6
台東区文化振興課「北斎と川柳」担当
電話:03-5246-1153

◆墨田区の史跡めぐりについて
〒130-8640 墨田区吾妻橋1-23-20
墨田区文化芸術振興課「北斎と川柳」担当
電話:03-5608-6115

第10回『隅田川の水辺空間史』

たくさんのお申込みありがとうございました。当落通知は9月中旬頃発送の予定です。

締切 8月30日(金)

江戸文化を生んだ隅田川は、古代・中世の時代に遡る歴史を背景に、江戸の人々に親し まれ、水と密接に繋がる聖と俗の特徴ある空間を生み出してきました。隅田川の空間史 を、舟運、寺社、盛り場、名所、芝居町、遊郭、物流機能、水害など、時にパリのセー ヌ川、ロンドンのテムズ川とも比較しながら、多面的に描きます。

日時 令和元年 10月6日(日)14:00開演 13:00開場
会場 ミレニアムホール(台東区生涯学習センター・台東区西浅草3丁目25-16)

講師 陣内 秀信 氏(法政大学特任教授)
東京大学大学院工学系研究科博士課程修 了。イタリア政府給費留学⽣としてヴェネツィア 建築⼤学に留学。専⾨はイタリア建築史・都市 史。地中海学会会⻑、都市史学会会⻑を歴 任。中央区⽴郷⼟天⽂館館⻑、国交省都市 景観⼤賞審査委員⻑他。 著書:『東京の空間人類学』(筑摩書房、サ ントリー学芸賞)、『ヴェネツィア-水上の迷宮都 市』(講談社)、『水の都市 江⼾・東京』 (編著、講談社)他。