第1回『上野の山から江戸がみえるー町づくりと大工棟梁ー』

上野の山が京都をモデルとしたことは、よく知られています。比叡山延暦寺-東寛永、琵琶湖-不忍池・・。江戸の町も、 都市計画から建築まで、すべて京を理想としました。それを担った大工棟梁も、京の流れをくむ人々でした。しかし、やがて江戸独自の文化建築をつくりあげていきます。
そのダイナミックな展開を、屏風絵や実際の建築から解き明かします。

日時 平成30年 7月1日(日)14:00~16:00 開場 13:30
会場 上野区民館 4階 多目的ホール(台東区池之端1-1-12)

講師 波多野 純 氏(日本工業大学名誉教授)
昭和21年生まれ神奈川県出身。日本工業大学教授、同学長を歴任。現在は、波多野純建築設計室代表。工学博士。『江戸城Ⅱ』で建築史学会賞、「ネパールにおける仏教僧院の保存修復」で日本建築学会賞(業績・共同)。